新京都日々是望外

京都中心に食べ歩き。時々沖縄

武信稲荷神社

2018年04月04日 | 観光、イベント
坂本龍馬と妻のおりょう「武信稲荷神社」











武信稲荷神社には坂本龍馬と妻のおりょうの逸話が残されています。
江戸時代、武信稲荷神社の南には幕府直轄の「六角獄舎」という牢獄があり幕末、
勤王の志士が多数収容されており、その中に坂本龍馬の恋人おりょうの父である
楢崎将作が勤王家の医師であったため捕らえられていました。
おりょうは父の身を案じ龍馬と共に何度か訪れますが、
当時女性が牢獄へ面会できることもなく龍馬自身も狙われる身であり面会できませんでした。
そのため、神社の大木の上から様子を探ったといわれています。
その後、おりょうは命を狙われる竜馬の行方を捜します。それから、
二人で何度も訪れた武信稲荷神社の榎をふと思い出し訪れ、
龍馬独特の字で『龍』の字が榎に彫られていることを見つけます。
自分は今も生きている。そして京都にいるのだ。というおりょう への
メッセージとして榎の幹に「龍」の字を彫ったとつたえられています。