私の母は85歳と10ヶ月です。
昨年の11月に椎間板ヘルニア罹患し今も痛みがあるそうです。
その母は私が怪我をしたと聞いて心配で上京しました。
母が来てくれても私の仕事が増えるだけなのですが、年老いた母が一生懸命
娘を心配してきてくれるのです。
とても嬉しいことです。
でも私は母を許せない部分もあります。
母は29歳で未亡人になり一人で私を7年育ててくれたのですが、私が13歳の時
再婚しました。
再婚先とうまくいかず私は中学校を卒業すると同時に上京し病院に住み込み昼午前は病院で
働き午後から準看の学校に通い帰ってきてまた病院で働いたのです。
再婚先の子供は高校、大学まで進学しました。
私はなぜ私は中卒なのだろうと何度も思い悔し涙を流したものです。
母は私に申し訳ないと思う気持ちがあるのでしょう、
時々言葉にだすこともあります。
今でも母を許すことはできませんが、父が亡くなり3ヶ月後に祖母もなくなってしまって
6歳の私をかかえて母は途方にくれたと思います。
母は小さい体で農業をして私を育ててくれました。
私が今でも忘れられない母の姿は小さい体に野菜の入った籠を背負い売って歩いた姿です。
母のおかげで生活保護のお世話にならず、給食代が遅れたこともありません。
私は子供がいませんので母に孫の顔もみせることもできませんでした。
母は淋しかったと思うのですが私の生きかたを否定したことはありませんでした。
無事に最寄り駅に着いたと電話があって胸をなでおろしました。
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