ハイエナです
今回でこのシリーズは最後だそうです。
こんな日は漫画だ!!
ということで素晴らしい漫画を一つ
「風の谷のナウシカ」
概要
漫画作品は、アニメージュ誌上で1982年に連載が開始され、1994年に終了した。その間、映画制作などのため何度か休載している。多忙を極めた宮崎駿が連載を維持するために、鉛筆原稿のまま雑誌掲載された回もある。単行本の発行部数は累計1200万部[1]。
映画作品は、単行本全7巻の漫画全体から見ると序盤に当たる2巻目の途中まで連載された時点での作品であり、映画公開後に連載を再開した漫画とは内容が異なる。
漫画版は第23回日本漫画家協会賞の大賞を受賞、8ヶ国語で翻訳・発売されている。映画版も各賞を受賞した[2]。
作品の背景
いくつかの宮崎駿作品に見られる、自然と科学文明の対立、文明の破壊と再生がテーマとされ、公害や自然破壊などの環境問題や族内紛争、戦争への批判という側面がある。
漫画版では物語序盤に提示されていた自然と科学技術の対立という構図が、後半ではより複雑な構図に変化していった。宮崎は、この作品を結ぶにあたり影響を受けた事件としてユーゴスラビア内戦を挙げ、「あれだけひどいことをやってきた場所だから、もう飽きているだろうと思ったら、飽きてないんですね」「戦争というのは、正義みたいなものがあっても、ひとたび始めると、どんな戦争でも腐ってゆく」[3]と述べており、これを物語終盤に反映させた。
宮崎は、主人公ナウシカのモデルとして日本の古典文学である堤中納言物語に登場する「虫愛づる姫君」を挙げている。名前はギリシア神話に登場する王女ナウシカアに由来する(オデュッセウスの項目を参照)[4]。 1983年講談社発行「宮崎駿イメージボード集」には、「風の谷のヤラ」と題するスケッチが収録されている。
物語のモデルとなった場所は明確にされないが、漫画版では旧世界の産業文明が発生した場所をユーラシア大陸の西としている。また、宮崎は風の谷のイメージを「中央アジアの乾燥地帯なんです」と発言し[5]、腐海のモデルはウクライナ、クリミア半島のシュワージュ[6]としている[7]。オーストラリアがモデルとされたこともあるが、スタジオジブリは否定している[8]。辺境の国々の原形として古エフタル王国という名前が出てくるが、歴史上の中央アジアの遊牧民にも、言語などが謎に包まれたエフタルと呼ばれる民族が存在した。
あらすじ
極限まで発達した人類文明が「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こし、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)が発生した。それから千年余り、拡大を続ける腐海に脅かされながら、わずかに残った人類は、古の文明の遺物を発掘して利用しつつ、細々と生きていた。
腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」は、大国トルメキアの戦乱に巻き込まれる。風の谷の族長ジルの娘であるナウシカは、運命に翻弄されながらさまざまな人々と出会い、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の営みに向き合い、大国と小国、そして腐海と人類との共生の道を探っていく。
映画は幼少の頃からテレビであっていて知らない人はいないと思います。
先日弟から、素晴らしい漫画があると言われたのが、これでした。
読んで驚愕です。漫画は全7巻ですが、映画の内容は2巻で終わります。
この漫画を読んで感じたのが、いかに「風の谷のナウシカ」を上辺だけで理解していたかです。
内容はトルメキアと土鬼諸侯連合の戦争が主な軸ですが、その中に環境破壊や人種差別その他人間のあらゆる問題が描かれています。
ただ、それでいて全てはナウシカを中心に進み、読んだ後は不快感が無く胸が熱くなります。
物語には全てに意味があり、腐海やオーム、あの巨神兵(ただの兵器としてではなく)にまでです。
興味のある方ではなく全ての人に読読んでほしいので、是非。