Cocoro

~ある日の足どり~

入院した日

2016-03-02 15:40:00 | 家族
離れないと心から分からないんだよね
とても大切な人なのに

3月2日(水)仕事が終わっていつも通りに帰っていた電車の中
長姉かっちゃんからのラインに気付く
「父、胃潰瘍で入院になりました」

あー、やっぱり。
何となく最近胃のあたり(普通の人の胸付近)をさすったりしていたので気になってた
7年前の4月に食道がんの手術を受けて食道を切除し、胃を持ちあげて食道とつなげている父の胃は上の方にある
そんな状態でも以前と同じようなペースで食べるので、喉仏のあたりが膨らんで(誤食状態)しまうこともしばしば・・・胃潰瘍になりやすいとか

胃潰瘍というとストレスももちろんある
心配からとはいえ何度「ゆっくり食べたほうがいいよ」と言ってもきかない父に、母も私も厳しい言い方になっていたことを改めて反省した

だけど最大の原因は薬を飲まずにいたこと
薬の管理は母がしていて、胃酸を抑える薬が貧血を巻き起こしていると判断してしまった母がしばらくその薬を飲ませないままで、たちまち悪くなったみたいで
かといって母だけの責任ではなく、一緒に暮らしている私にだって責任はあるのだと思いました

ただ暗ーーーくなっていても何もいいことにはならないので
間食し過ぎで太り過ぎていた父が、規則正しい食生活を送るための月日なのだと思うことにした
個室で絶食治療というのは淋しがりやで食欲旺盛な父にとっては過酷な日々だけど

入院時に父が言った言葉は「また入院か、なんでや!」「俺の食事はなんでけーへんねん!」
楽しみをすべて失われたような言葉は心苦しく、行けるだけの日を父の待つ病院へと行こうと決心しました

入院した日の帰り
母と2人の夕食は「なか卯」で鶏塩うどん
温まったし美味しかったけど、何だか罪悪感の残る夕食でした


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