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「粉砕」

2009-05-18 21:00:49 | Sports
 マジックのスーパーマンが、連覇の夢を粉砕した・・・。

 ドワイト・ハワードは、NBAチャンピオンシップをオーランドにもたらすと初めて話した時のリアクションを覚えている。「みんなが笑ったものさ」とマジックのセンターは、マジックがディフェンディング・チャンピオン、ボストン・セルティックスを101-82と破って、イースタン・カンファレンス・ファイナル進出を決定した後に話した。

「我々は優勝できると信じている。うちは優勝できるまで前進をやめたりはしない。まさに優勝にふさわしいチームだ。才能ある選手が揃っているし、コーチ陣もいる。ただコートに出て行き、ハードにプレイするだけだ。先は長いが、依然ハングリーなのは変わりない」と意気込む。

そのハワードが12得点、16リバウンド、5ブロックと働き、ヒドゥー・ターコルーも25得点、12アシストと奮闘。マジックは試合開始後1分12秒にセルティックスに初ショットを許した後36秒間リードされた後は終始リードを保った。そして遂にNBAファイナルの座をかけて、レブロン・ジェイムス&クリーブランド・キャバリアーズと戦う権利を手にした。第1戦はクリーブランドで20日に行われる。

マジックは今季のレギュラーシーズン、キャブズとのシリーズを2勝1敗とリードしている。だがキャブズはプレイオフの2シリーズをいずれも余裕でスウィープし、先週11日(月)にアトランタ・ホークスを破って以来、カンファレンス・ファイナルの相手が決まるまで待っている。

「クリーブランドはプレイオフのどのチームよりもずっとハイレベルで戦っている。我々はもっとレベルを引き上げなくてはいけない」とマジックのスタン・バン・ガンディHCは言う。「だがそれは明日思い悩むとしよう。今夜飛行機に乗ってフィルムを見始めるまでは、この勝利を楽しむよ」

セルティックスではレイ・アレンが23得点、ポール・ピアースも16得点をあげたが、2人とも残り2分30秒の78-99とリードされた場面でコートに下がり、ファンにねぎらいの拍手を受けた。新ビッグスリーのもう1人のケビン・ガーネットは、ベンチで2人を待ち受けたが、右膝の故障で今季のプレイオフでは一度もプレイすることなく終わった。

ガーネット不在でセルティックスのタイトル防衛はプレイオフ開始前から懸念され、ファーストラウンドでは7度のオーバータイムの末に7戦まで強いられた。セカンドラウンドでもホームでの初戦を落とすところから始まり7戦まで戦ったが、敗退の憂き目に会った。「怪我人にも関わらず、我々は今でもこのチームはファイナルまで行き、勝てるはずだったと思っている。だがガス欠になってしまった」とピアースは悔しい表情を見せた。

ドック・リバースHCはもしチームが勝ち進めば、復帰することもあるとガーネットは手術を延ばしていたと話した。「次のシリーズでプレイすることはまさかと思ったが、望んでもいた。だがそうなるとは思っていなかった」

マジックはこのシリーズ第1戦では、28点差をほぼなくしかけたが、95-90と辛勝した。だが第5戦では14点差をなくして88-92と負け、2勝3敗と王手をかけられた。昨年リーグ最多の17回目の優勝を飾ったセルティックスは、ここまで3勝2敗とリードしてからは、一度もシリーズを落としたことはなかった。

だがマジックは3日前の第6戦で10点差を跳ね返して勝利し、第7戦を勝ち取った。そして今日の試合では一度もパニックになる場面はなく、多くの魔法(マジック)を働かせた。「今日はまさに望んだ通りのプレイで試合ができた。シリーズを3勝2敗とリードすると32勝0敗としているチームとの対戦で、19点もリードして制し、ビッグな勝利とした。これ以上幸せだった試合は、これまでになかった」とバン・ガンディHCは喜び、ロッカールームのホワイトボードに32勝1敗と書き込んだ。「ボストンに乗り込み、ワールドチャンプを相手のコートで倒し、我々は多くのことを学んだ」とハワードは続けた。「誰もが経験について話すが、一番大事なのは努力とエネルギーだ。最もハードにプレイしたチームが、次に進めるんだ」

マジックは第2Qには一時14点もリードして45-38と7点差で前半を終了。第3Qにはセルティックスも42-45と追い上げ、最後のレイジョン・ロンドの長い2ポイントショットで61-66と5点差につめたが、マジックは第4Q最初の8得点で二桁リードに広げた。

第4Q残り8分4秒に81-64とリードした場面で、ハワードが5つ目のファウルを取られてベンチに下った。残り4分12秒にはアレンに3ポイントを決められ78-90とされたが、ターコルーが3ポイントで応戦。ケンドリック・パーキンスがチャージをコールされた後、またもターコルーが25得点目となるジャンパーを決めて95-78と17点差とした。ターコルーは全体で5本中4本の3ポイントを含む12本中9本のショットを決め、第4Qだけでうち10得点と奮起した。

マジックのアシスタントコーチ、パトリック・ユーイングは勝利を保証していたが、ニューヨーク・ニックスでユーイングのチームメイトだったドック・リバースHCは一笑に付していた。ホームでの第7戦はこれで17勝4敗となったセルティックスの連覇の夢は、セカンドラウンドで無常にも終わりを告げた。

 ボストンで、オーランドのスーパーマンとキングコングのタッグマッチが実現し、勝利した瞬間だね。。。




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2 コメント

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あーぁ (なぎ)
2009-05-21 23:12:02
ShotClockまで粉砕しちゃいましたねぇ、Dwight。
POでは同年代対決は盛り上がりそうですが、負けたBOSは選手を保持するのが大変そうですねぇ。
3POがあほほど決まる試合がGame7に来たんじゃやるせないかもしれず…
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結果的に (obukorikori)
2009-05-23 22:18:29
 あのクロックの破壊は、おまえらの連覇への時もぶっこわしてやるぜ!!って感じだったのかなと。

 キャブス、マジックに苦戦してますね。意外と。
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