5月下旬の10日間、私は都内の歯科大学付属病院に入院していました。
周りの方々に心配していただいたので、経過報告のため2016年6月29日現在の様子をここに記します。
事の始まりは2013年12月、ずっと奥歯が痛くて、でも虫歯の痛みではなくて、
生まれつきの噛み合わせが悪いので、噛み合っている部分(奥歯左右1点ずつ)に圧がかかりすぎているのが痛みの原因とのこと。
この痛みをとるためには、奥歯をすべて抜くか顎の手術をするかという選択。矯正の先生からは強く手術を勧められました。
とても迷ったけど、当時35歳で奥歯がなくなるのは嫌だし、20歳の時に脳腫瘍の手術も経験しているのでそれよりは楽だろうと今回の手術を決意。
矯正も含めて保険適用されるし。
邪魔になる歯を抜いたり、ブリッジをかけて矯正して2年以上準備を進めて、やっと手術までたどりつきました。
矯正も最初の頃は器具があたる場所にガンガン口内炎ができまくって痛いし、慣れるまで器具にストレスを感じたりしてかなり辛かったなあ。。
2016年5月19日、朝9時から4時間ほどの全身麻酔の手術。
血管が細いため、まず点滴の針を指すのに3回失敗され、4回目でやっと利き手の甲という不便な場所に留置確定(泣)。
その後はすぐに意識がなくなり(全身麻酔は脳腫瘍の時に経験済なのでそんなに怖くなかった)、口の中から切って左右の下顎の骨を割り(削り?)顎をずらしました。
YouTubeにあったわかりやすい資料動画を参考までに貼っておきます↓
骨格性下顎前突による外科矯正
目が覚めるとホッとしたのもつかの間、なんだか暑かったり寒かったり吐き気がひどい。仕方ないけど尿管は気持ち悪いし、顔の周りもいろんな管だらけでとにかく不快。
術後16時間ほど集中治療室にいたけど、早く一般病室に戻れるくらいに回復したい、時間との戦い。けっこう熟睡もできたけど、一晩に4回吐いたりして、この時間が本当に辛かったです。。
術後すぐの噛み合せの経過が予定より悪かったようで(現在は改善し良好)、上下の歯が閉じた状態をゴムで完全に固定するのだけど、退院後もしばらく固定したままでした(普通は退院までに固定が外れるらしい)。
術後の最初の回診の時に、すごい力で歯を押さえられてすごい痛くて、先生も一生懸命やってくれてるので仕方ないんだけど、吐いたりした後だしなんかその時いっきに心が折れて、病室でひとり泣いてしまいました。。
でも、入院初日に担当の看護師さんがまじめな顔で「辛いこともあると思うけど、必ずみんな元気に退院していくから大丈夫」と言ってくれて、「必ず元気になる」という言葉を支えにがんばりました。
その後は、利き手の留置点滴針で苦労したり、微熱が続いて咳やタンでちょっと苦しかったけど、食欲旺盛で、日に日に元気になり、入院生活も快適でした。
頬はおもしろいくらいプクーっと腫れて、まるで「地獄のミサワ」みたいな顔でした(笑)。いや、めっちゃ痛いんだけどね。っていうかこれを書いている現在もまだ完全には腫れがひいていません、触るとまだちょっと痛いです(汗)。
家に帰ってからも1週間くらいは流動食だったけど、その後は自分でゴムをつけ外しできるようになり、抜糸したあたりからはどんどんいろいろ噛めるようになってきました。
退院からまる1ヶ月が経った今は、まだそんなに大きな口は開けられないけど、ほとんど普通の食事ができるくらいまで回復しました!
しかし患部に神経の麻痺が残ってしまって(よくあることらしい)、レーザー治療のため週3日ほど通院しています。長ければ8月いっぱいまでかかるそう。病院まで片道40分くらいなのでちょっと大変。
術後矯正も最低1年はかかるので、「完治」というにはまだまだだけど、もう大きなヤマは超えました。がんばったがんばった。
協力してくれた身内や友達にも感謝でいっぱいです。
私が入院中のうちの犬たちの様子は、「5月を振り返る」記事でお伝えします・・・いったいいつになるかしら。。
とりあえず「1月を振り返る」をすぐに更新いたします(汗)
懲りずにお付き合いいただければ。。
m(_ _)m
周りの方々に心配していただいたので、経過報告のため2016年6月29日現在の様子をここに記します。
事の始まりは2013年12月、ずっと奥歯が痛くて、でも虫歯の痛みではなくて、
生まれつきの噛み合わせが悪いので、噛み合っている部分(奥歯左右1点ずつ)に圧がかかりすぎているのが痛みの原因とのこと。
この痛みをとるためには、奥歯をすべて抜くか顎の手術をするかという選択。矯正の先生からは強く手術を勧められました。
とても迷ったけど、当時35歳で奥歯がなくなるのは嫌だし、20歳の時に脳腫瘍の手術も経験しているのでそれよりは楽だろうと今回の手術を決意。
矯正も含めて保険適用されるし。
邪魔になる歯を抜いたり、ブリッジをかけて矯正して2年以上準備を進めて、やっと手術までたどりつきました。
矯正も最初の頃は器具があたる場所にガンガン口内炎ができまくって痛いし、慣れるまで器具にストレスを感じたりしてかなり辛かったなあ。。
2016年5月19日、朝9時から4時間ほどの全身麻酔の手術。
血管が細いため、まず点滴の針を指すのに3回失敗され、4回目でやっと利き手の甲という不便な場所に留置確定(泣)。
その後はすぐに意識がなくなり(全身麻酔は脳腫瘍の時に経験済なのでそんなに怖くなかった)、口の中から切って左右の下顎の骨を割り(削り?)顎をずらしました。
YouTubeにあったわかりやすい資料動画を参考までに貼っておきます↓
骨格性下顎前突による外科矯正
目が覚めるとホッとしたのもつかの間、なんだか暑かったり寒かったり吐き気がひどい。仕方ないけど尿管は気持ち悪いし、顔の周りもいろんな管だらけでとにかく不快。
術後16時間ほど集中治療室にいたけど、早く一般病室に戻れるくらいに回復したい、時間との戦い。けっこう熟睡もできたけど、一晩に4回吐いたりして、この時間が本当に辛かったです。。
術後すぐの噛み合せの経過が予定より悪かったようで(現在は改善し良好)、上下の歯が閉じた状態をゴムで完全に固定するのだけど、退院後もしばらく固定したままでした(普通は退院までに固定が外れるらしい)。
術後の最初の回診の時に、すごい力で歯を押さえられてすごい痛くて、先生も一生懸命やってくれてるので仕方ないんだけど、吐いたりした後だしなんかその時いっきに心が折れて、病室でひとり泣いてしまいました。。
でも、入院初日に担当の看護師さんがまじめな顔で「辛いこともあると思うけど、必ずみんな元気に退院していくから大丈夫」と言ってくれて、「必ず元気になる」という言葉を支えにがんばりました。
その後は、利き手の留置点滴針で苦労したり、微熱が続いて咳やタンでちょっと苦しかったけど、食欲旺盛で、日に日に元気になり、入院生活も快適でした。
頬はおもしろいくらいプクーっと腫れて、まるで「地獄のミサワ」みたいな顔でした(笑)。いや、めっちゃ痛いんだけどね。っていうかこれを書いている現在もまだ完全には腫れがひいていません、触るとまだちょっと痛いです(汗)。
家に帰ってからも1週間くらいは流動食だったけど、その後は自分でゴムをつけ外しできるようになり、抜糸したあたりからはどんどんいろいろ噛めるようになってきました。
退院からまる1ヶ月が経った今は、まだそんなに大きな口は開けられないけど、ほとんど普通の食事ができるくらいまで回復しました!
しかし患部に神経の麻痺が残ってしまって(よくあることらしい)、レーザー治療のため週3日ほど通院しています。長ければ8月いっぱいまでかかるそう。病院まで片道40分くらいなのでちょっと大変。
術後矯正も最低1年はかかるので、「完治」というにはまだまだだけど、もう大きなヤマは超えました。がんばったがんばった。
協力してくれた身内や友達にも感謝でいっぱいです。
私が入院中のうちの犬たちの様子は、「5月を振り返る」記事でお伝えします・・・いったいいつになるかしら。。
とりあえず「1月を振り返る」をすぐに更新いたします(汗)
懲りずにお付き合いいただければ。。
m(_ _)m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます