花組大劇場公演「落陽のパレルモ」「ASIAN WINDS!」に行ってまいりました(^^)。あらすじと主な配役は公式HPで(^^;;。
まずはお芝居「落陽のパレルモ」
BBSにも書きましたように、こちらではネタバレで書かせていただきますので、まだ観てない方で、感想をお知りになりたくない方は読み飛ばして下さいm(__)m。
お話は雪の「霧のミラノ」と同時代の同じイタリアだけど、こちらの舞台はシチリア半島のパレルモ。
物語は、ヴィットリオ(春野)とアンリエッタ(ふづき)の曾孫である、ヴィットリオF(彩吹)が、恋人のジュディエッタ(遠野)に二人の愛の物語を聞かせる形で始まり、ヴィットリオとアンリエッタの出会いと別れを主軸に、ヴィットリオの両親、そしてヴィットリオF
とジュディエッタの愛の形を織り交ぜ、その時代により様々な問題を抱えて、そしてその愛を貫こうとする恋人達の物語でした。
どの恋人達もホントにラブラブで(^^;;、誰もがあこがれるような雰囲気です(*^^*)。
ヴィットリオは、カヴァーレ公爵家の晩餐会に、軍隊の上官であるロドリーゴ(真飛)と共に訪れ、カヴァーレ家の長女アンリエッタに惹かれ、次には2人きりで会おうと誘い、アンリエッタもヴィットリオに惹かれていきます。
アンリエッタはロドリーゴの婚約者同然の人であり、平民のヴィットリオとは身分違いで結ばれるはずのない相手。でも、ヴィットリオはかなり強引にアンリエッタに迫るし、アンリエッタももすっかりその気だし、もうラブラブのお話です(^^;;。
ヴィットリオは、実は父親が貴族で、ムラ娘だった母フェリーチタ(華城)は身分違いで捨てられてしまったという設定。(自分を捨てた貴族を待ち疲れたフェリチータは、その後発狂し自殺する)
そんな母の姿を見てきたヴィットリオは、身分で人を差別される世の中をなんとかしたいという大きな志を持って、平民でも出世できる軍隊に入っています。
しかし、それもアンリエッタとのことがバレて左遷されてしまいます。
ニコラ(蘭寿)はヴィットリオの幼馴染でムラの青年革命家。その仲間たちにさおたさん(高翔)、みわっち(愛音)、そのかちゃん(桐生)達。
貴族達に、シチリアの現状を訴える為に、アンリエッタの妹のマチルダ(桜乃)を誘拐してしまうのだけど、結局失敗に終わり、
仲間たちと共に殺されてしまいます。
ニコラとマチルダ…ちょっといい雰囲気の場面もあって、結構お似合い?とも思ったのだけど…。進展せず…ですね。
まっつ(未涼)のジョルジォは、カヴァーレ公爵家に出入りしている人で、マチルダにあこがれていたみたいなんだけど、平民なので諦めた…っていう設定みたいです。お姉さん役の七星きらさんと歌の場面があって、とっても綺麗な歌声を聞かせてくれます。
貴族組が歌手チーム、平民組は戦闘の場面などがあってダンサーチームが活躍しているように思います。
結局、アンリエッタは公爵家長女ということで、貴族として生きていく決心をしてヴィットリオと別れるのだけど、その直後に、ヴィットリオの実父がシチリア貴族の有力者ドンブイユ公爵(萬)であることがわかり、ドンブイユ公爵は、自分が過ってフェリーチタを捨ててきてしまった過ちを悔い、ヴィットリオを貴族として迎え入れることを公表します。
で、アンリエッタとの身分違いは解けて結ばれるヴィットリオとアンリエッタ。!めでたし!!めでたし!!!
なんだけど…、え~そんでいいの??ヴィットリオは貴族も平民も平等に生きられる世の中を望んでいたハズなのに?自分が貴族になれて、アンリエッタとと結婚できたらそれでいいの?
ハッピーエンドなんだけど、なんか納得できないものがありました(^^;;。
で、それと対比して描かれているのが、曾孫のヴィットリオFと恋人のジュディエッタ。
ジュディエッタがユダヤ人ということで、ファシスト下のイタリアでは許されない結婚なんだけど、こちらはエルヴィラお祖母さま(梨花さん)つまり、ヴィットリオとアンリエッタの子供に最後には許されて、アメリカに渡って結婚することになります。
私は、主題であるヴィットリオとアンリエッタの恋愛よりも、ヴィットリオF&ジュディエッタ、一緒の場面はないけど、ヴィットリオのの両親ドンブイユ公爵とフェリーチタの恋愛の方に涙してしまいました。
お話の筋立てとしては、キッチリしていてツッコミどころは少ないように思います(^^)
オサさんのの軍服姿はカッコいいし(^^)(ちょっと飾り過ぎの軍服もあるけど)音楽とか装置とかも綺麗で本当に宝塚らしい、そして大人のお芝居に仕上がっていると思いました(^^)。
新公はみつるくん(華形)とあやねちゃん(桜乃)ということで、二人のラブラブぶりが楽しみな感じです(^^)。
見る予定はないので残念なんですが…(ーー;)。
ショーは「ASIAN WINDS!」
前作の「アジアン・サンライズ」はたぶん1回しか観てないので、ほとんど記憶がないのですが、「エイサー」があったのは覚えてますので、前回も観てる人には懐かしいでしょう(^^)。踊ってる生徒さんも他の場面より楽しそうでした(^^)。
そのあと、中国の場面、韓国の場面、フィリピンの場面と続くのですが、韓国の場面の音楽が
「チャングムの誓い」で使われている音楽で、たまたま幕間に友人とドラマの「チャングムの誓い」の話をしていたとこだったので、あまりのタイムリーさでビックリでした(^^;;。
友人によると中国の場面の音楽は「Lovers」だったらしいです。フィリピンの場面は、月組の「With a song~」に似てると思いました。
中詰は服部良一メドレーで、全体的に耳馴染みの曲がいっぱいで、親しみやすいショーだと思いますす(^^)
今回、芝居もショーも、若手に美味しい場面は少なくて、ちょっと寂しい気もします。
おまけに、服部良一メドレーの若手男役6人(愛音、未涼、桐生、華形、望月、日向)の場面が「山寺のおしょうさん」では…趣向は面白いけど、ファンとしては泣きます(>_<)。
まとぶん(真飛)の「青い山脈」もたいがいです(ーー;)。
そうそう今回の目玉?、まとぶん、らんとむ(蘭寿)、みわっち(愛音)の女役があるのだけど、みんな怖いです(>_<)。
あんなに可愛かったみわっちも、なんかすっかり男役になってしまったのかしら?
お芝居もショーも、いろいろ観たことのある衣装がいっぱい使われてましたした(^^;;
そういえば、韓国の場面では、いままでの韓国物でよく使われている衣装や鬘ではなく、「チャングム」のドラマに出てくるのと同じ衣装や鬘でした(^^)。今は韓国ドラマ人気ありますから、以前のものではファンに受け入れられないでしょう(^^;;。
今回、花組初お目見えのまとぶんは、ゆみこちゃん(彩吹)とW2番手の扱いで、もしかするとゆみこちゃんより扱いいいかな?って思うとこもあるけど、やっぱり2番手はゆみこちゃんよね!って、思うとこもあるので、まあこんなもんかな(^^)。
しかし、まとぶん!さすが元星組、マントの扱いが誰より上手でした(*^^*)。
オサさんは、まだまだ…(ーー;)。マントは「ふわり」と羽織るもので、「よっこらしょ!」と背負うものではないはず(^^;;。
同じ公演を月組トップの麻子ちゃん(瀬奈じゅん)が観劇していらしたようで、、ショーの時に、オサさんが「さぁ~」みたいなことを行って客席の麻子ちゃんを促したら、麻子ちゃんは「雅ちゃん!」って、大きな掛け声掛けてました(*^^*)。
まずはお芝居「落陽のパレルモ」
BBSにも書きましたように、こちらではネタバレで書かせていただきますので、まだ観てない方で、感想をお知りになりたくない方は読み飛ばして下さいm(__)m。
お話は雪の「霧のミラノ」と同時代の同じイタリアだけど、こちらの舞台はシチリア半島のパレルモ。
物語は、ヴィットリオ(春野)とアンリエッタ(ふづき)の曾孫である、ヴィットリオF(彩吹)が、恋人のジュディエッタ(遠野)に二人の愛の物語を聞かせる形で始まり、ヴィットリオとアンリエッタの出会いと別れを主軸に、ヴィットリオの両親、そしてヴィットリオF
とジュディエッタの愛の形を織り交ぜ、その時代により様々な問題を抱えて、そしてその愛を貫こうとする恋人達の物語でした。
どの恋人達もホントにラブラブで(^^;;、誰もがあこがれるような雰囲気です(*^^*)。
ヴィットリオは、カヴァーレ公爵家の晩餐会に、軍隊の上官であるロドリーゴ(真飛)と共に訪れ、カヴァーレ家の長女アンリエッタに惹かれ、次には2人きりで会おうと誘い、アンリエッタもヴィットリオに惹かれていきます。
アンリエッタはロドリーゴの婚約者同然の人であり、平民のヴィットリオとは身分違いで結ばれるはずのない相手。でも、ヴィットリオはかなり強引にアンリエッタに迫るし、アンリエッタももすっかりその気だし、もうラブラブのお話です(^^;;。
ヴィットリオは、実は父親が貴族で、ムラ娘だった母フェリーチタ(華城)は身分違いで捨てられてしまったという設定。(自分を捨てた貴族を待ち疲れたフェリチータは、その後発狂し自殺する)
そんな母の姿を見てきたヴィットリオは、身分で人を差別される世の中をなんとかしたいという大きな志を持って、平民でも出世できる軍隊に入っています。
しかし、それもアンリエッタとのことがバレて左遷されてしまいます。
ニコラ(蘭寿)はヴィットリオの幼馴染でムラの青年革命家。その仲間たちにさおたさん(高翔)、みわっち(愛音)、そのかちゃん(桐生)達。
貴族達に、シチリアの現状を訴える為に、アンリエッタの妹のマチルダ(桜乃)を誘拐してしまうのだけど、結局失敗に終わり、
仲間たちと共に殺されてしまいます。
ニコラとマチルダ…ちょっといい雰囲気の場面もあって、結構お似合い?とも思ったのだけど…。進展せず…ですね。
まっつ(未涼)のジョルジォは、カヴァーレ公爵家に出入りしている人で、マチルダにあこがれていたみたいなんだけど、平民なので諦めた…っていう設定みたいです。お姉さん役の七星きらさんと歌の場面があって、とっても綺麗な歌声を聞かせてくれます。
貴族組が歌手チーム、平民組は戦闘の場面などがあってダンサーチームが活躍しているように思います。
結局、アンリエッタは公爵家長女ということで、貴族として生きていく決心をしてヴィットリオと別れるのだけど、その直後に、ヴィットリオの実父がシチリア貴族の有力者ドンブイユ公爵(萬)であることがわかり、ドンブイユ公爵は、自分が過ってフェリーチタを捨ててきてしまった過ちを悔い、ヴィットリオを貴族として迎え入れることを公表します。
で、アンリエッタとの身分違いは解けて結ばれるヴィットリオとアンリエッタ。!めでたし!!めでたし!!!
なんだけど…、え~そんでいいの??ヴィットリオは貴族も平民も平等に生きられる世の中を望んでいたハズなのに?自分が貴族になれて、アンリエッタとと結婚できたらそれでいいの?
ハッピーエンドなんだけど、なんか納得できないものがありました(^^;;。
で、それと対比して描かれているのが、曾孫のヴィットリオFと恋人のジュディエッタ。
ジュディエッタがユダヤ人ということで、ファシスト下のイタリアでは許されない結婚なんだけど、こちらはエルヴィラお祖母さま(梨花さん)つまり、ヴィットリオとアンリエッタの子供に最後には許されて、アメリカに渡って結婚することになります。
私は、主題であるヴィットリオとアンリエッタの恋愛よりも、ヴィットリオF&ジュディエッタ、一緒の場面はないけど、ヴィットリオのの両親ドンブイユ公爵とフェリーチタの恋愛の方に涙してしまいました。
お話の筋立てとしては、キッチリしていてツッコミどころは少ないように思います(^^)
オサさんのの軍服姿はカッコいいし(^^)(ちょっと飾り過ぎの軍服もあるけど)音楽とか装置とかも綺麗で本当に宝塚らしい、そして大人のお芝居に仕上がっていると思いました(^^)。
新公はみつるくん(華形)とあやねちゃん(桜乃)ということで、二人のラブラブぶりが楽しみな感じです(^^)。
見る予定はないので残念なんですが…(ーー;)。
ショーは「ASIAN WINDS!」
前作の「アジアン・サンライズ」はたぶん1回しか観てないので、ほとんど記憶がないのですが、「エイサー」があったのは覚えてますので、前回も観てる人には懐かしいでしょう(^^)。踊ってる生徒さんも他の場面より楽しそうでした(^^)。
そのあと、中国の場面、韓国の場面、フィリピンの場面と続くのですが、韓国の場面の音楽が
「チャングムの誓い」で使われている音楽で、たまたま幕間に友人とドラマの「チャングムの誓い」の話をしていたとこだったので、あまりのタイムリーさでビックリでした(^^;;。
友人によると中国の場面の音楽は「Lovers」だったらしいです。フィリピンの場面は、月組の「With a song~」に似てると思いました。
中詰は服部良一メドレーで、全体的に耳馴染みの曲がいっぱいで、親しみやすいショーだと思いますす(^^)
今回、芝居もショーも、若手に美味しい場面は少なくて、ちょっと寂しい気もします。
おまけに、服部良一メドレーの若手男役6人(愛音、未涼、桐生、華形、望月、日向)の場面が「山寺のおしょうさん」では…趣向は面白いけど、ファンとしては泣きます(>_<)。
まとぶん(真飛)の「青い山脈」もたいがいです(ーー;)。
そうそう今回の目玉?、まとぶん、らんとむ(蘭寿)、みわっち(愛音)の女役があるのだけど、みんな怖いです(>_<)。
あんなに可愛かったみわっちも、なんかすっかり男役になってしまったのかしら?
お芝居もショーも、いろいろ観たことのある衣装がいっぱい使われてましたした(^^;;
そういえば、韓国の場面では、いままでの韓国物でよく使われている衣装や鬘ではなく、「チャングム」のドラマに出てくるのと同じ衣装や鬘でした(^^)。今は韓国ドラマ人気ありますから、以前のものではファンに受け入れられないでしょう(^^;;。
今回、花組初お目見えのまとぶんは、ゆみこちゃん(彩吹)とW2番手の扱いで、もしかするとゆみこちゃんより扱いいいかな?って思うとこもあるけど、やっぱり2番手はゆみこちゃんよね!って、思うとこもあるので、まあこんなもんかな(^^)。
しかし、まとぶん!さすが元星組、マントの扱いが誰より上手でした(*^^*)。
オサさんは、まだまだ…(ーー;)。マントは「ふわり」と羽織るもので、「よっこらしょ!」と背負うものではないはず(^^;;。
同じ公演を月組トップの麻子ちゃん(瀬奈じゅん)が観劇していらしたようで、、ショーの時に、オサさんが「さぁ~」みたいなことを行って客席の麻子ちゃんを促したら、麻子ちゃんは「雅ちゃん!」って、大きな掛け声掛けてました(*^^*)。