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「新型」(現代型)うつ病の夫を支える妻のページ

結婚して1年目
旦那が会社に行かなくなった。
奮闘する日々を描いた日記

そう言えば

2006年07月30日 | 日記 ケンカ編
今日は、旦那にムカついた。
買い物の途中、旦那の口から‘にんにく`の臭いがした。
「昨日、にんにく食べた?」と、聞いたとたんにブチ切れられた。
人前で、口が臭いと言われた!!と言うわけなのだが
人前と言ったって、レジのおばちゃんである。
それに、人に面と向かって口が臭いと言うなんてありえない!!
お前は常識があるのか!!と言うのだか、
私は、そんなことは言っていない「にんにくを食べたか」と聞いただけだ。
旦那は「一緒のことだ」というが違うと思う。

それとは、別件なのだか先週か先々週の月曜日、旦那は例によって会社を休んだのだが
私が帰ってきたら「エロビデオ」があった。 そして、買い物にも行っていた。
そんな元気があるなら、会社に行けよ

ハゲ でケンカ?!

2006年07月24日 | 日記 ケンカ編
夜 旦那と一緒にTVを見ていた。
ハゲを直すという特効薬が発売された!という内容。

旦那は興味深々で観ている、

と突然「この薬買って」と言う。
「必要ないじゃん」とわたし。

旦那は別にハゲちゃあいないし、毛も細くない。
言ってみれば人並みだ。

その内TVに空きた旦那が、わたしや犬にちょっかいをかける。

わたしは、うっとうしくなって撥ね付けた
「ちゃんと観ていないと、また判らなくなっちゃうよ」

『また』と言ったのは、つい10分前、しゃべりながらこの番組を見ていたら
わからなくなった単語が出てきて、DVDを巻き戻したりしていたから。

わたしはそれがうっとうしかった。
いちいち番組を見ている途中で、巻き戻されたら イライラする。

それもあって、旦那のちょっかいに困っていたのだ。

その内に旦那が怒りだす。
「どうして薬を買ってくれないんだ!!もういいよ。番組を変えろよ!!」
「いいってば、このまま観ようよ」とわたし

リモコンの取り合いから、ケンカがエスカレート。

「あなた、本気で欲しいと思ってるの?」
「ああ、欲しい!!」

「いい加減にしてよ、なってもないハゲのことで、なんでこんなにケンカしなくちゃならないのよ」

わたしは、犬を連れて家を飛び出した。

結局20分ほどして家に帰ったが、またケンカのやり直し。

ああ・・・あほらし、疲れた。

ハゲよりも、あなたは今は「うつ」を治すことが先決じゃあありませんか?

ケンカ 2日目 (後編)

2006年07月15日 | 日記 ケンカ編
夕方になって帰ってきても、旦那の機嫌はまだ良くなっていない。

散歩に誘っても、おやつに誘っても、怒り覚めやらぬご様子。

そうこうしているうちに、実家の母が天ぷらの差し入れを持ってきてくれた。
とにかく旦那をなだめて、食事と相成る。

食事中もケンかは続く。彼はこう主張する

「上司と電話で話をした金曜日のお昼から、気持ちがすっきりして、
これでもう会社にいけると確信していた、せっかく気分よく迎えた今日の日を
お前は台無しにしたんだ。それが許せない!」と

結局はこうである 

宿題をしようとした子供が、やろうと思った矢先に「宿題をしなさい」
と言われたようなものだ。

「俺を信じられなかったお前が悪い!!」

ああ・・・そうか・・・結局わたしが悪いのか・・・・
わたしは、流れ出す涙を止めることができなかった。

旦那の中では、『会社を休んでいてすまない』という気持ちよりも
わたしを打ち負かすことのほうが重要なのだ。

妻に嫌なことを言わせてしまった。
こうなったのも結局は自分が招いたことで、妻が苛立つのも仕方がない

などとは思ってくれていないのだ、ということが無性に悲しかった。

わたしはもう、反論しなかった。

そう、そうね。ごめんね。ごめんなさいね。許してねと平謝りをして
やっと彼の機嫌が直った。

しかし、だ。

こんな不条理な和解は、わたしにとって到底納得いくものではない。

わたしの心には、休み明け会社に行けなかったら目にもの見せてやる!
そんな闘志がふつふつと湧き上がるのであった。

ケンカ 2日目 (中篇 その2)

2006年07月15日 | 日記 ケンカ編
やがて時間はAM12:30 
「腹が減って死にそうだ。余計苛立って仕方がない」と旦那
「じゃあお昼にしよう」とわたし。

「AM12:00過ぎたら俺はお昼は食わんのだ!」とかたくなに言う旦那
「そんなキャパシティの狭いことを言っているから、いけないのだ。
心が『会社に行かない』と、かたくなに決めてしまっていて、意思を曲げない
だから体に変調をきたすのだ」とわたし

そう、旦那は決めたことは絶対曲げない
禁煙だって、意思が強いより弱い人のほうが成功しやすいという。
意志が強いと、タバコはやめられないのだそうだ。

旦那は、と~っても意志が強い

「お昼はAM12:00 間食は絶対しない。絶対に」
したがって時間を過ぎてしまった今、次に食べるの夕ご飯まで旦那にとって
食事は『お預け』なのだ

そんなことは、旦那が自分勝手に決めたことに過ぎないが、
彼が食べないとなれば、わたしも食べるわけには行かない
結局お互いバナナ半分でお昼は終わった。

しばらくして、わたしは実家に行くことにした。気分転換と愚痴を聞いてもらう為に。
旦那はふて寝。

ケンカ 2日目 (中編 その1 )

2006年07月15日 | 日記 ケンカ編
やがて、わたしは家の掃除をし始め、旦那も床掃除を手伝ってくれた。
AM10:00である。

旦那は美容院に出かけた。わたしは掃除の続き、しかしてAM11:30
旦那が帰って来た。
頼んであったビールを2ケースかついでのご帰宅である。

これが終わったら、昼から遊びに行くからね♪ 君は家にいていいからね♪
「来た。終わった。この一言」

朝から旦那は言い続けていたんだ「今日はどこに遊びに行こう。どこにお昼を食べに行こう」とそれはもうワクワクで。
しかしわたしは許せなかった。

遊びに行く。外食をする。それは、働かざる人の権利にあらず。
と思っている

この1週間1度も出社していない旦那の主張
それは「週末は自分にとっても『楽しい休日であること』」だ

今まで、2週間続けての休業中も、土・日だけは遊びに行った。
そして月曜日、結局会社にまた行けない。

旦那は言う。「せっかく気分がいいのだから遊びに行きたくなって何が悪い!」
そう、悪くはない、悪くはないんだが、わたしは許せない。
土・日は元気で、なぜ平日は起きられないんだ!と。

うつ病であれば、平日・休日変わらずに気分は落ち込んでいるはずである
しかし旦那の病気は、たちが悪い。

うつになるのは、「平日だけ」なんだから。本当に都合がいい。

わたしは思わず言ってしまった。
禁断の一言~「遊ぶことだけは一生懸命なのね」と

そこからは、もう最悪・・・わたしも思いのだけを旦那にぶつけた
『治る努力が見られないこと』『先が見えない病気に見舞われて将来が不安で仕方ないこと』『どうしてこんなにわたしを苦しめるのか』と

泣いた。号泣した。過呼吸で泣いた。頭をかきむしって泣いた。
旦那は「離婚」を口にする。
「そんなに苦しいんなら離婚するしかないね」と。

わたしの気分は、ますます追いやられる。
話し合いは平行線。

ケンカ 2日目 (前編)

2006年07月15日 | 日記 ケンカ編
昨日のケンカの最中に出た言葉が「明日の練習は行かないからな!」だった。

明日の練習とは、「駅まで出社をする練習をする」ということだ。
朝必ず調子が悪くなる旦那にとっての「リハビリ」である。

とりあえず、朝起きて犬の散歩に行き、朝食を食べ、背広に着替えて駅まで行く。
それが平気になれば、次は電車に乗ることができるであろう。

しかして、朝、気がつくとAM8:00である。

普段の起床時間がAM6:00であるからして明らかに寝坊だ。
わたしは慌てて旦那を起こした「ねえ、本当に駅まで行かないつもり?」と

旦那は飛び起きて、とたんに不機嫌になった。
「行かないって言っただろう」と
そうか、本当に行かないのか・・・リハビリする気がないんだな
諦めかけたその時、旦那が起きた。
起きて着替えて、バタン・・・と家を出て行ったしまった。

あれ?犬は?
朝は犬の散歩から始まるはずである、不思議に思っていると自転車の鍵がないことに気がついた。

ま・さ・か!!

そう、旦那は駅まで行ってしまったのである。  で往復30分の道のりを。

駅まではわたしが車で送ろうと思っていたのだ。
現にいつも駅まではわたしが車で送迎しているではないか。

何を考えているんだ?これがわたしの素直な感想である。
案の定30分して帰ってきた旦那は、不機嫌極まりない。

この状態を修復するのに、また1時間かかった。

ケンカ 1日目 ムカ・・・(-_-メ)

2006年07月14日 | 日記 ケンカ編
今日もまた会社に行けなかった夫。

『明日はがんばるから、明日は行くから』と、この1週間言い続けていた。
しかし、実際はこの1週間一度も会社に行けていない。
朝になると、「気分ちが落ち込む、お腹が痛い」とトイレにこもり
結局出勤時間になっても出てこない。

いや、何度か出てくるものの、それはタバコを吸いにベランダに出る為であり、吸い終わっては、またトイレに吸い込まれていく。
私はそれをトイレアタッカーと呼んでいる。

ケンカの原因は些細なことだ、私が仕事から帰ってくると洗面所が汚れている
今朝出したものが出しっぱなし。

歯ブラシ・コップ・こて(巻き髪用)脱ぎ捨てたTシャツ等等
私は思わず言ってしまった「何で片付けておいてくれないの?」と
それが、旦那の神経に触ったらしい

「洗濯もしておいたのに、それを褒めることもしないで、たった1つの過ちを責めるのか!」

こうなると、もう手がつけられない
「晩飯はいらん!」と部屋にこもってしまう。
なだめてもすかしてもダメ。

「『なんで』ってなんで言われなきゃいけないのだ!俺は『なんで』って言われることが一番むかつくんだーー」と
そんなつまらないケンカが1時間。

結局わたしが平謝りで旦那も機嫌が直った。