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コノハナカフェの日常

つくばのコミュニティカフェでの”ゆる~い”日常を。

悲しい出来事(後篇)

2014年12月01日 14時20分16秒 | 日記


前回から引き続き、『悲しい出来事』の後篇です。

 

次の日の朝、お店に行くとやはりゴローさんは待っていました。

その日も、とても嬉しそうにしっぽをブンブン振って近づいてくるゴローさん。

軽く遊んであげていたら、大家さんが声をかけてきました。

「朝、小学生が登校中に吠えられていた、このままでは良くないから、県の保健所に電話をして引き取ってもらうように連絡をしておいたから。」

まあ、確かに仕方がないですよね。と返し、店の準備に取り掛かりました。

午後、お客さんがひと段落し、庭先で近所の方たちとゴローさんの事を立ち話をしていると、一台の車が。

近くの小学校の先生でした。

登校中に野良犬に吠えられた生徒に聞き、見に来たとの事。

既に大家さんが保健所に連絡している事を伝え、

それでも引き取りに来るまでに数日がかかる事を考え、引き取りに来るまでの間、店で預かる事にしました。

使っていない犬の首輪をお向かいさんからお借りし、店の裏手の木にゴローさんを紐で結びました。

ゴローさんは嫌がるのかと思いきや、心なしか安心した様子で、木を中心に嬉しそうにぐるぐると回ったり、「なでて、なでて!」とおねだりしてきます。

きっと本当に飼い犬だったんだろうなぁ、と改めて思いつつ、紐でつないでもあるし、数日で引き取りに来るから餌をあげても大丈夫だろうと思い、店で残った”おいしい”サツマイモをあげたら、とてもおいしそうに食べていました。

それからしばらく、

まるでうちの飼い犬のように相手をし、大家さんも餌をあげてくれるなど、協力をしてくれました。

その間、ゴローさんは朝とても嬉しそうに出迎えてくれ、毎日餌を食べ、安心して寝ているようでした。

そして私たちは、別の事を考えるようになったのです。

「ゴローさんを飼えないだろうか?」

老犬だし、人に懐いているし。

でも借りている身だし、家では既に別の犬を飼っているし。

引き取られても、里親が見つかるかもしれないし…と堂々巡り。

いずれにしても、その日が来るのを待つ事しかできませんでした。


そして、その日。

ゴローさんが引き取られる日。

 

その日の午前中、引き取りの職員2人がワンボックスの車で到着。

その車は後部に檻がついており、中には既に一匹のワンちゃんがいました。

そのワンちゃんも引き取られたのだと思いますが、きれいな首輪をしたカワイイ中型犬でした。

1人が先にロープの輪っかのついた棒を手に持ち、ゴローさんに近付いて行きました。

ゴローさんは近づいてくる職員にしっぽをブンブン振りながら

「遊んで、遊んで!」とばかりに前足をあげて立ち上げるような格好をしています。

その格好を無視し、職員は棒の先のロープをゴローさんの首にかけ、抑えます。

 

もう一人の職員が、

「首輪はいらないので、できれば外して下さい。」

首輪をはずし、棒の先に括られたゴローさん。

車の後ろまで連れて行かれた次の瞬間、

一本背負いのように、棒が振られ、ゴローさんは宙を舞い、そのまま車の檻に投げ込まれました。

”檻”のように見えた鉄格子は、外から中へ開くようにできており、

鉄格子にそのまま投げ込むと、犬が中に入っていくようにできていました。

 

刹那、「キャン」と一声挙げたゴローさんは、そのまま鉄格子のなかの犬となりました。

 

あまりに粗雑な対応。

もちろん、粗暴な野良犬がいる事も知っているし、病気を持っているかもわからない。

職員の方たちも仕事だし、危険な目にもあった事もあるだろう。

それでも!

分かっていた事ですが、なんだか怖くなり、

聞かずには居られませんでした。

「この子たちは、里親とかに紹介されたりするのですか?」

「いや、すぐに処分します。小型犬や子供の犬なら分かりませんが、このくらいの大きさだとそういった事はしませんね。引き取り手がいないので。」

そして、ゴローさんを乗せた車は何もなかったように次の現場へ移動して行きました。

 

やるせなく、

何も言葉が出てこない。

 

その後、私たちは色々な事を知りました。

ものすごくたくさんの数の犬たちが捨てられている事。

ものすごくたくさんの数の犬たちが殺処分されている事。

特に、茨城県の殺処分数は全国でワースト1であるという事。

これを知っていたら、行動が変わっていたとは言いきれませんが、

興味を持ち、そう言う機会がなければ知ることができない事実でした。

 

ゴローさんは近所の子供たちの他にも、

たくさんのご縁を引っ張ってきてくれました。

わずか数日でしたが、

一緒に過ごせた時間を感謝し、

色々なご縁をくれた事に感謝し、

色々な事を知る機会をくれた事に感謝したいと思います。

 

写真はゴローさんの”居場所”。

彼は自分の居場所を自ら掘って過ごしていました。手前の落ち葉がたまっている場所は、

彼の掘った居場所です。


悲しい出来事

2014年11月30日 23時25分21秒 | 日記

前回の”嬉しい出来事”で書いたように、
最近は嬉しい出来事が多くなっていて、文字通り嬉しいのですが、
ちょっと悲しい、ちょっと考えさせられる出来事もありました。

少し長くなりそうなので、2回に分けて書きます。


それは、ちょうど近所の子供たちが初めてお店に遊びに来てくれた時の事。

その日は、家の子達の学校行事があり、
お店は閉じて学校へ行っていました。
午前の部が終わり、午後まで時間があったので、
昼食をお店で食べようという事になりコノハナカフェに行きました。

店に近付くと、なんだかワイワイと騒がしい。

近くの子供たちが遊んでいたのです。

「休日は大家さんの庭に、近所の子供たちが遊びに来るのだろうか?」
と思って聴いてみると、うちの店に遊びに来てくれたというのです。

いや~、嬉しいと思い、
「本当は休みだけど、ちょっとだけ寄っていく?」
と、中へ招きました。

 

その時、実はもう一人、
いや、もう一匹のお客様が来ていたのです。

首輪をしていない中型の雑種犬。

子供たちがワイワイやっていたのは、
その犬がいた事も、理由の一つでした。

はじめは子供たちと一緒に店の中に入ろうとしていた犬ですが、
さすがにちょっと入れられない。

子供たちが店内で遊んでいる間、うろうろしながらも、外にいます。

私たちも学校に戻る時間になり、
子供たちを帰して、店を再び閉めた時も、まだ周りをうろうろとしていました。

その犬は以前は飼い犬だったのか、
とても人懐っこく、撫でられると気持ちよさそうにしています。

噛むような事も無く、おとなしいのですが、
自転車が通った時と、子供たちが通る時だけ、ワンワン!と吠えるのです。

ちょっと困ったなぁと思いつつ、
明日になったら、居なくなっているだろう…と考え、
学校に戻りました。


翌朝。

店へ出ると、犬の姿は見当たらない。
ちょっとホッとした気持ちでいると、ムクッと、犬が立ち上がりました。
なんと店の入り口の前でその犬が、寝そべって待っていたのです。

車を降りると、しっぽを振って寄ってきます。

店には入れる事はできないし、どうしたら良いものか。

その日は、学校が休みの娘もお店に来ていました。
娘は犬の事が気になるらしく、ちょこちょこ窓の外を見ては、
「ちょっと外に行ってくる!」と言って、犬の様子を見に行っています。

その犬を気に入った娘は、その老犬を「ゴロー」と勝手に名づけ
それから我々の中では「ゴローさん」と呼ぶようになりました。

しかし幾ら名づけたとしても、ゴローさんは野良犬。
餌をあげたりはできませんし、店舗も借りているので、飼う事はできません。

我々やお客様に危害を加えることもないので、問題は無いと言えば無いのですが…。

さてどうしたものか、と思いつつ、
「明日になったら、ふらっとどこか別の所へ行ってくれれば…と思いながら、帰宅しました。

 

つづく


寒い日はゆず茶でホット一息

2014年11月29日 21時49分25秒 | 日記

コノハナカフェ、冬の新メニューのご紹介です。

今日ご紹介するのは”ゆず茶”。

大家さんの庭になっている柚子を漬けこんだゆずシロップを使った、

あったかホットな冬のドリンクです。

もちろん自家製!

漬けたてのころはちょっと苦みが強めでしたが、

いい感じでまろやかになってきました。

寒い冬の日に心も体も温まる一杯です!

明日からコノハナカフェでご提供致します!

 

写真は今日のコノハナカフェから見た夕日です。

今日は1日中スッキリしない天気だったつくばですが、

夕方、外に出てみると”明け方”の様な爽快感!

夕日が雨でできた大きな水たまりに映り、とても綺麗だったので、

思わずパチリ!

雨上がりの夕日も良いものですね!

 

ではまた!

 

 

 


嬉しい出来事

2014年11月17日 21時44分53秒 | 日記

最近は嬉しい事が色々とあります。

今日はその中の一つをご紹介。

 

近所の小学生のグループがお店に遊びに来てくれたのです。

なんでも、小学校でもコノハナカフェが話題に上がることがあり、女の子を中心に気になっているそう。

その中でも興味が強い子達が誘い合ってきてくれたようです。

「入っていいんですか~?」ちょっとドキドキした感じ。

中に入るとみんなで、

「うわ~、おしゃれ~!」

「あっ、これカワイイ~!」と途端にお店が華やぎます。

 

小学生とはいえお客様。

「なにか食べる?」と注文を伺いますが、そうは言っても小学生。

あまり高いものはススメられません。

 

「3種類のデザートがちょっとずつのっているのがあるよ」

とちょい盛りデザートをお勧め。

人数分を用意してテーブルに持って行くと、

「うわ~、かわいい~!」

「おいし~!」

 

いやぁ、嬉しいね。

 

デザートを食べたあとは、

子どもたちが来た時のために準備していたボードゲームで遊んだりして、色々と楽しんでくれたようです。

 

こういった所へ子供同士で来る事が少ないからか、

一つ一つが嬉しいみたいで、

「お水が美味しい~」

「居心地がいいね~」

「なんか、喋りやすい!」

と色々な感想を口にして、楽しんでくれました。

 

ちなみに、当店のお冷にはレモンの香りをつけています。

いち早くそれに気づくと、スゴイスゴイと皆で言い始め、

「お水、全部飲んじゃった!」と喜んでいました。

 

子供だけでお店に来てくれるのは、店側としてはとても嬉しいこと。

でも、色々と配慮も必要なので、

こういう時は必ず「お母さんには言って来たの?」と子供達に聴き、

「お店に行ってきたって、ちゃんとお母さんに言ってね。」と約束させて、暗くなる前に必ず帰します。

 

地域にある安心・安全なカフェとして、

また一歩前進したような気持ちになれて、とても嬉しいです。

 

そして小さなお客様たちに気に入って貰えたことが何より嬉しいですね!


カブを頂きました!

2014年10月18日 22時39分01秒 | 日記

今日は秋晴れの良い天気でしたね!

風も強くなく、とても爽やかな一日でした!

今日も嬉しいお客様が来てくれました。

近くの農家の方がとれたてのカブを持ってきてくれたのです。

とてもお世話になっている方々。

ちょっと前に掲載した、バターナッツかぼちゃもこの方に頂いたのでした。

 

このカブは「サラダかぶ」と名前が付けられている通り、

生で食べてもほんのり甘く、とても美味しいカブです。

折角頂いたので、新鮮なうちに調理したい。

どうしようかと考えた結果、

カブのポタージュと、マリネを作ってみました。

ポタージュもマリネも、

素材が良いので、あまり手を加えずとも良い感じで仕上がりました。

 

明日なら、数量限定ですが皆さんにもお出しできます。

宜しければ是非、ご賞味下さい。

秋晴れの下のお散歩やドライブのついでに、お立ち寄り頂けると嬉しいです。

 

あ、宣伝宣伝。

今日、カブを頂いた方は「ベジライフ」さん。

有機農法にこだわった、とても美味しい野菜を育てています。

ベジライフさんの野菜はイーアスつくば1Fの直売所”さんふれ”さんや、つくば駅の”つくば良い品”さんでも取り扱っています。

宜しければ一度お手にとって味わってみてください!