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タイの沼は海ですか?

『天官賜福』新たな沼

アニメから入ってついに原作まで買ってしまった『天官賜福』。
和訳が出ている2巻まで読了しました。
いや~、新たなる沼ですわ……。😅

思わずTVガイドの最新号までポチってしまった。↓(裏表紙の一部ですw)



やはり墨香銅臭氏の人物造形が、私を惹きつけるんだろうな~。
去年発売されて話題になった『すばる』で作者本人が語っていたように、頭の中でキャラを充分に成長させ、自然に動き出すのを待ってから物語を紡ぐという方法が、とても効果的なんだろうと思う。
登場人物に深みがあって魅力的なんだよね。もちろん物語も示唆に富んでいて読み応えがあります。

まだ2巻までしか読んでないので、わかる範囲で書くんだけど、謝憐(シェ・リエン)も花城(ホワ・チョン)も本当に色々ありすぎる!!人たちなんです。
ちなみに原作はBLなのでカップルとしての表記は花憐となります。年下スパダリ攻め…かな?😉

前作『魔道祖師』と同様に古代中国をモデルとしたファンタジーですが、『魔道祖師』との設定共有はまるでなし!!
読者、あるいは視聴者は、新たな世界観(約束事)を一から頭に入れなければなりません。💦

これがなかなかハードル高いんだけど、まあ、アニメならとりあえずあんまり深く考えずに、主人公、謝憐の行動に沿って見ていけば何となくお話には付いていけます。

謝憐は神様。で、花城は鬼王。
立場は真逆のふたりなのに誰よりもしっくりくるふたり。不思議な関係性……。
本の帯のコピーがもう最高。

【八百年、貴方に焦がれ続けた。】

😭

もう、オタクの癖を知り尽くしてますね!墨香銅臭氏は!!

そりゃ、読みますよね。(まんまと沼にハマる)😁



私は謝憐のキャラが好きです。(もちろん花城も大好きですよ!)
あの、何かを諦めたような、悟ったような……でも明るく清らかなところ。
自己のプライドとか欲はすっぱり切り捨てて、割り切って生きているところ。
無駄に執着しないところ。

これ、アニメ一期でフワフワほんわかBLだと思って見ていて感じた謝憐像なんだけど、実はそれだけじゃないことがわかり、私は余計にこころを掴まれてしまったのです。

17歳という若さで飛昇(神界に行くための試練をパスし神官になること)するほど才能ある人なのに、その後の出来事がもう辛すぎて……。(詳細は伏せます。まだ途中までしか知らないし💦)
あのフワフワキャラはそう生きていくしかなかったんだろうな……と思わせるものなんだよね。


こういうのって、生きていると割とあることだよね。手放さないと生きていけないというか……。


謝憐の中にある、地獄をくぐり抜けてきた人が持つ揺らぎのない強さも好きなところです。そして、何より理想や信念を持ち続けているところも……。


そんな謝憐をしっかり支え、理解し、包み込んでくれるのが、年下の花城というところがまた、もう……萌える!!😆💞💞

彼もまた子どもの頃から地獄を見てきた人なんだよね。私は職場に向かうバスの中で2巻の302ページを読み、涙が出てきて困りました。🥲(子どもとか動物に弱いのよ💧)

アニメのビジュはもう天才。癖に刺さりまくりです。🥰


アニメだと華流あるあるで、名前が覚えられなかったり(私はなぜかアニメ版風信と慕情のキャラを逆に思って見てしまう💧)、どうしても説明が足りなくて細部が不明なままだったりします。それでも花憐のふたりを中心に見ていけば話にはついて行けます。

もちろん、原作を読めば解像度は爆上がり。『魔道祖師』よりも私は読みやすかったです。翻訳のせいなのか、作者の筆力アップのせいなのかわかりませんが、普通に?ファンタジーとして楽しめます。地の文が『魔道祖師』よりも膨らみがあり美しささえ感じます。逆にBLっぽさはほとんどないです。😅



アニメ吹替え版ももうすぐ2期が終わってしまいます。3期はいつ見られるのかな……。てか、私が生きているうちに全部見られるのか??🤔

せめて、原作だけでも全巻翻訳が早く進みますように。🙏
3巻は4月発売予定です。もちろん予約済みですよ!

ああ……
続き…続きを早く!!























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