勝手にコム論

朝海ひかるさん!!夢を、勇気を、希望をありがとう!!

雪ばら 感想 No.1

2006年02月24日 | 観劇感想
わたドレ(映像)、かしドレ、おさドレを拝見しまして・・・感想をば。(遅ッッ)(皆様もう慣れてるから!!)

『ベルサイユのばら~オスカル編』でこんなにも泣けたのは初めてです。
それはオスカル様を我らが朝海ひかる氏が演じているからという要因が多分に含まれているとは思いますが、泣き所がありすぎて困りました。

<勝手に泣き所ポインツ>
・ オスカルの肖像画がはっきりと見えないと悔やむアンドレの銀橋シーン
・ マロングラッセとオスカルの別れのシーン
・ ロザリーが泣きながらオスカルのパリ進駐を止めにくるシーン
・ 衛兵隊の家族が「私たちに銃を向けるの?」っと問うシーン
・ アンドレの死
・ オスカルの絶叫
・ 天国での再会シーン

ホントに泣き所が多くてね。2幕は目が離せないんですってば!!(拳)

「♪白き薔薇 清らかに♪」の銀橋ソングの後(かしドレもおさドレも絶品です) 「しかし俺にはもうはっきりと見ることが出来なくなっている・・・。この目が・・・。この目が・・・。しかし俺には見える。俺はオマエの肖像画を心の中で描きつづけてきたんだ!」
何てイイ台詞なんだ!!。心に響きすぎて泣けてくる。
そしてこの後、例のペガサスちゃんです。
でも想像していたより、別に噴出すとかなかったですよ!!(エライ酷い想像をしていたもんで)
朝海さんがホントミラーボール付近まで上がります。
いらないっちゃいらない演出ですが、スライド(91月組)より全然いいと思います。
そして本舞台に戻ったところで極めつけの金粉(金の紙ふぶき)がドサッッとふってきます。(ちょっと初めは面白かったですが、2回目からはキレイと思えました)
朝海さんがキラッキラの笑顔で歌っているので、それだけでいいです。(1幕終了)


マロングラッセ(アンドレの祖母、オスカルの乳母)は副組長なんですが、灯さん上手すぎ!!優しさにじみ出すぎ!!
マロングラッセもオスカルの進駐を止めます。
「帰ってきて、私にもう1度その言葉(愛しているよ)を仰って下さいまし。約束しましたよ!!」
ってマロングラッセが言うも、オスカルは「約束だ」とかは言わずに、ただ笑顔で頷くんですよ!!
オスカルへの愛がホントに強くってね。灯さんサイコ~!!


「今宵一夜」のシーンの前に置かれたロザリーのカミングアウトシーン。
わざわざパリからオスカル様の進駐を止めにやってきたロザリー
「ロザリー!ロザリーではないか!!」の朝海さんの慈愛に溢れた言い方が良し。
ロ「私はオスカル様と戦いたくはありません」
オ「可愛いオマエと敵味方になる訳ないじゃないか。」
今回のコムまーは今までの男女の関係のお芝居では見たことがありません。朝海さんの舞風さんに向ける眼差しが違う!!何万倍ってカンジです。(朝海さんは男役になると、すかすからなぁ・・・。)

ロ「好きなんです。ずっとお慕い申しておりました。」
ロ「愛しているんです。」
オ「バカだな。そんなことで悩んでいたのか?可愛いロザリー嬉しいよ。私はその優しい心だけで十分だよ。」
その後の「愛の花咲く樹」のデュエットが泣かすの。まぁちゃんも号泣です。


ディアンヌ「兄さん・・・お願い!アナタたちだけは私たちを打たないで・・・お願い。お願い。」
シナが可愛いんだもん!!
芝居巧者がそろってますよ!美穂さん、有沙さん、ゆり香さんなどなど。
平民の皆様も大注目です。


名場面ですね、ここからが。
橋の上のアンドレがね(泣)
打たれまくって1回倒れてしまうんですよ。
「オスカル?オスカルどこだ?オスカル?」
「アンドレ・・・。見えていないのか・・・?・・・・なぜついてきたぁぁぁぁ~~!!!!!」
朝海さんの絶叫が凄すぎて、本当に悲しいんです。
叫んだ後に、「ううう・・・」って折りたたんで嘆くんですよ、朝海さん。
未来ベルナールを引きづらんばかりの「離せッ」に涙。

その後シトワイアン達と共に戦うオスカル様。
ここカッコイイ~~!!尚すみれ先生の振り付けに拍手だな。

打たれたオスカル様「アンドレ。手を貸してくれ」「アンドレ?(笑顔)」
ここの笑顔が一瞬にして消えて、「もうオマエはいないのか・・・」
その後、またまた打たれちゃうオスカル様。
ロザリー絶叫!!

「フランス・・・バンザイ」
ここも星組の特出時とは比べ様も無いほどにカッコイイ!!


馬車に乗って迎えにきたアンドレに駆け寄るオスカル(号泣)
ここは客席から拍手が入るんですよ!!
かけよる朝海さんの幸せそうな顔がね!!また可愛いの!!
アンドレとの見つめ合いがね!!いいの!!

「めでたし。めでたし」とはこういうコトを言うんだなっと改めて実感です。

続く。