あなたの劣等感を取り去り、自己縮小を葬(ほうむ)り去りなさい。瑞巌和尚(ずいがんおしょう)は、常に「主人公、主人公」と自分自身に呼びかけて、内在の「実相」即ち「神の子」を喚(よ)び出し、「神の子」の自覚を新鮮にするようにつとめられたということである。
わたしたちは瑞巌和尚(ずいがんおしょう)にならって常に「神の子」「神の子」と自分自身に呼びかけて、その自覚を新鮮にしなければならない。其処(そこ)からすべての劣等感や自己縮小が除き去られるのである。朝起きたときにも「神の子」、机に向う時にも「神の子」、道を歩いているときにも「神の子」と想(おも)い出して唱えよ。
「人間・神の子」の自覚が真に高まるとき、何物も不可能はなく、一さいの祥福(しょうふく)が成就(じょうじゅ)するのである。目覚(めざ)めよ、目覚めよ、自己劣等感を捨てよ。あなたの子供に「人間・神の子」の自覚を、幼いうちからその潜在意識にまで植(う)えつけよ。
谷口雅春先生の【新版女性の365章】
第一項 神と偕(とも)に生きる歌
17ページ ”わたしは神の子、仏の子” より
「主人公」や「神の子」と自分自身に呼びかけて、潜在意識にそれを植えつけて、「主人公」や「神の子」の自覚を得るのですね。わたしは祈りを大切にしたいので、この方法はとりませんが、いいなと思う方、どうぞ試して見られてください。