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こもれびの日記

日々の暮らしをつづります。コモちゃんは夫です。コメントは管理人の判断で削除する場合があります。ご了承下さい。

タブリーズで世界遺産 イラン北西部周遊 ⑤

2019-11-08 | 2019年10月イラン北西部

10月8日 朝8時に出発。車窓から標高5137mのアララト山が見えた。ズームで。トルコとの国境にある山。

旧約聖書に出てくるノアの方舟が大洪水の末に流れ着いたとされる山である。

 

前日に行けなかったゾルゾル教会へ向かう。

羊の放牧に出会う。

 

ゾルゾル教会は西暦14世紀にアルメニア系イラン人のザカリア神父によって建てられた教会。当初は神学校であった。

聖タデウス教会と同様に2008年に世界遺産に登録された。ダム建設で水中に沈むことになって現在の高台に移されたもの。

 

教会を後にして走ると再びアララト山が・・・小生は1966年にトルコ側から、昨年はアルメニア側から見た。どの方向から見ても神々しい山である。

 

昼食はアラス川のほとりにあるレストランで。

 

レストランを後にして走る。

 

これも世界遺産。<ステファノス修道院>は東アゼルバイジャンの首都から15kmほど離れている。

ステファノスはユダヤ人キリスト教徒で、信仰のために自分を犠牲にした初めての殉教者と言われている。

9世紀の建設とされている。

複数回発生した地震の後、15C~18Cに再建された。

 

 

アルメニア人修道院建造物群の一つとして2008年世界遺産になっている。

 

タブリーズのスーパーで買い物。

夕食はホテルにて肉団子(クーフテ)。イランはご承知のようにアルコール類は一切ない。もちろんノンアルビールはあるのだ。

この日は連泊のホテルで洗濯をする。小生の荷物は6kg。少ない衣料品で過ごしている。

 

10月9日  朝一番、アゼルバイジャン博物館へ。1958年に設立された大規模な博物館。テヘランの考古学博物館に続いて重要な位置を占めている。

 

 

 

 

 

 

次はブルーモスクへ。イラン北部から東部アナトリアを経てアゼルバイジャン、イラン西部に広がる遊牧地帯を支配したチュルク系のイスラム王朝、黒羊朝(1375年~1468年、首都はタブリーズ)の第5代王ジャハーン・シャーによって1465年に建設された。

1780年の地震で破壊されたが、一部は当時の青色を有している。

 

 

内装は修復されつつある。

 

バスでバザールへ。このバザールはタブリーズの歴史的商業施設2010年に世界遺産に登録された。

 

中東最古のバザールであり、世界中で最も長い商業施設である。

ここも1780年の地震で大部分が破壊されたが、現在は修復されている。

バザールの中にモスクがある。

イランはアルコールがないからか、甘いものがたくさん売られている。

 

 

 

 

昼食。現地ガイドさんが骨付き羊肉の串を持っている。

骨付き羊肉。

 

午後いったんホテルへ戻り荷物を置いて、観光へ。

タブリーズ郊外にある<キャンドヴァーン村>はイラン人にも人気の観光地。

ミニカッパドキアというべきか。カシュガイ族の住民が700年以上前に岩山を掘って作った住居が観光地になっている。

 

今も住んでらっしゃる。

村の入り口にある5つ星ホテルはいつも満室だそうだ。

有名な湧水のある公園もある。

お土産も売ってる。ここのバッグが可愛いかったので孫に買ってやった。

 

夕食は茄子の料理。

 

 

買い物へ。

ここで量り売りのお土産を買った。

 

 

タブリーズは小生は1966年11月10日に泊まった思い出の地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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