こもれびの日記

日々の暮らしをつづります。コモちゃんは夫です。コメントは管理人の判断で削除する場合があります。ご了承下さい。

いよいよ世界遺産~~西インド世界遺産紀行 ③

2023-05-21 | 2023年5月西インド世界遺産紀行(アジャンタ・エローラ)

5月3日、日本語ペラペラの現地ガイドさん(日本には一度も来たことがないのにダジャレがうまい)と一緒にバスでエローラへ向かう。

途中の写真ストップはダウラタバード。1187年にヤーダヴァ朝が建てた砦、丘のように見える。

 

エローラ石窟の北に位置するピタルコーラ石窟を見学。

 

サタマラ渓谷最奥部にあります

アーンドラ王朝、紀元前3~2世紀から数世紀に渡って造営。

第4窟。

 

6世紀頃に描かれた壁画。

 

第3窟には僧侶が寝ていたベッドがあります。

 

昼食はエローラ近くのレストラン。

カレー以外の料理もあった。

 

 

歩いてエローラへ。大きな街路樹。

 

エローラ石窟寺院群に着く。1983年に世界遺産に登録。

 

中でも有名なのが正面に見える第16窟。

 

 

古代3大宗教(仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教)の石窟寺院が一堂に会する世界で唯一の場所。

 

場内専用カートに乗ってジャイナ教石窟群の第32窟,33窟に向かいます。

ジャイナ教は仏教と同じ頃、紀元前6世紀に開祖ヴァルダマーナがインドの地で開いたものです。現在数百万人信者がいます。厳格な苦行、禁欲、不殺生で、究極のベジタリアンも多い。

 

第32窟。

 

 

 

 

次は専用カートにまた乗ってヒンドゥー教石窟群へ。

 

第13から第29までがヒンドゥー教の石窟です。

これは第16石窟。カイラーサナータ寺院。

 

8世紀ごろクリシュナ1世の命により、カイラス山をイメージして作らせたと考えられています。

 

アテネのパルテノン神殿の倍ほどの規模です。

一つの岩山から掘られた世界でもまれな石堀寺院です。

 

 

 

この後自由時間だったので第16窟が見える見晴らしの効くところへ上がってみた。

 

一つの岩山をくりぬいて作ったというのがよくわかる。20万トンの岩を掘り出し、100年かけて作られた~~~

 

全景が見えて素晴らしかった。ぐるっと一周したので時間かかったけど。

 

最後は仏教石窟群。第10窟は大工の石窟と呼ばれる有名な石窟です。

紀元前の仏教は小乗仏教で仏像は作られず、仏陀の象徴として菩提樹や法輪、仏足石などを礼拝し、それをチャイティヤと言います。しかし次第に大乗仏教が盛んになると仏像が壁画やレリーフに使われるようになってきました。その一例がこの第10窟です。

 

 

 

この後スーパーに寄ってホテルへ。夕食はホテルのブッフェ。


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