天からご来光か：天窓の光

　この作品は住宅の和室の天窓に設置した作品です。
　奥まった和室は窓が取りにくく、押入れや床の間、仏壇など日本古来の様式の詰まった空間です。畳の良さも日本の気候風土には適しています。
　伝統的には書院とか地窓など和室ならではの工夫があります。
　しかし土地の事情や近隣の事情でままなら無いこともたたあります。
　この事例は苦し紛れに天窓と明かり天井を設置したものです。
　和風に木漏れ日が良くマッチし、心穏やかな空間が出来ました。
　夜間は天井裏から照明を照らすことが出来ます。

　技法は同じく3ミリのアクリルワーロンに油彩画で描いた物です。
　ビリジャンとバーントシェナは共に透明色で耐久性は30年以上期待出来ます。