仏造って魂入れず

　仏造って魂入れずという言葉がありますが、どうやったら画面に魂が入るのでしょうか？
魂が入った作品を過去に多く見たことがあります。人にも当然魂が入っています。目をつぶってみても気配があります。
　肖像画を描くときは肌や体毛などに気をとられては中身が描けません。
　絵面を追わないで中身に入り込んだ作品を描きたいです。

近作を展示致します：市立美術館・宝山ホール地下ギャラリー

　近作を公開致します：市立美術館・宝山ホール地下ギャラリー

　昨年1月に個展開催して以来制作してきました作品を展示致します。
　ジャンルは人物から風景、木漏れ日、抽象までこれまでの作風を更に詰めた内容です。
といっても個展ではなく、一つは鹿児島市芸術文化協会40周年美術展の中で数点展示致します。
　もう一つは鹿児島大学学友会美術部のOB・OG展に、出品致します。
　どちらも展示会の責任者になっています。
　下記要領で開催いたしますので、皆様のご高覧をお願い申し上げます。

今の季節の桜島

　現在開催中の県美展小品展に出品した作品です。21日まで山形屋文化ホールにて開催されます。
　今の季節の桜島を描きました。　油彩F8　未発表　2012-05

近作：油彩画：シンクロハーツ2011-01

この連休は制作三昧でアトリエにこもって思う存分制作できまして、とても健全に連休明けを迎えています。
やはり作家は制作が一番の充実した時間ですね。
　さて作品ですが、顔とトルソの合成した画面です。
　仏作って魂入れず。という言葉がありますが、この作品はいかにして魂を吹き込むか、の試作です。
　何かを感じていただけましたか？