続・愛の意味

辻さんについて、再び……。


世間的には、結婚なり妊娠なりはめでたいことでしょう。


しかし。


われわれ「Ｗ（ダブルユー）」ファンがみたいのは、辻さんの亭主でも、まして辻さんの子供の顔でもありません。


Ｗの単独コンサートが観たいのです。

お二人が、手に手をとって楽しそうに歌っている姿が観たいのです。


おそらく現時点では、辻さんも、加護さんも、その点がまったく理解されておられないでしょう。

辻さんの脳内がそこで固定されている状態で、辻さんが満面の笑みで生まれた子供を抱きかかえているなんてことは、想像するだけで拷問に等しい苦痛があります。

それがたまらなく悲しいのです……。

面白くなきこの世を面白く。

元モーニング娘。の辻希美さんがご結婚なされたとのこと。（参照）

新聞各紙が取り上げていますが、辻さんの今後については、所属のハロープロジェクトからは脱退するのか、はたまたそうでないかというところで、まったく情報が食い違っておりまして、こちら側としては混乱から抜け出ることができません。

※「脱退する」と報じた日刊スポーツの記事
※「ハロプロの所属は続行」とするスポーツニッポンの記事

いえることは、この夫婦２人の間で結婚はすでに想定内のことであり、それを見越しての「婚前妊娠」
（正しく日本語を使うならばこうだろう。俳句作家として、文字にはこだわりたい）であるわけで、ファンの怒りを買うことも想定していたとしか思えない。
その上での謝罪を含めた婚約会見であったと……。

なんだか、まだ奥歯にネギが挟まったような感覚ですな。（とほほ）

ただ、五十歩百歩ながら、ファンへの謝罪の会見を開こうとして堂々と二人そろってカメラの前に立ったことは、「それでも」酌量の余地があるのではと思います。その意味では何も断りなしに根の国・底の国に旅立った加護さんにくらべれば、幾分かはマシでしょう。
ファンの中には「そんなの、２人で銀行強盗をして、窓口でカネを脅したか、入り口で警察が来るのを警戒していたか、どっちかの差じゃないか」という向きがあるかもしれませんが、これまで何かあるたびに臭いものに蓋をしてきた、このごろ少し変な「川口さんちのつとむくん」からは、想像もできないことではないでしょうか。

もし、辻さんがハローを脱退ということがあれば、それこそ時期を待って、加護さんとコンビを組みなおせばいいのではないでしょうか。
能天気なことを言っているのかもしれませんが、今はこう能天気にでもならなければ、やっていられません。(笑)

でも、可能性が無きにしも非ず。


面白くない世の中ではありますが、われわれファンが何とか面白くしていこうではありませんか。

『握手』投句五月分(掲載・八月号)

足指の間に風来る立夏かな

太陽を空の牡丹と思ひけり

眼鏡外し八十八夜の神保町

いっせいに校庭を見る夏隣

藤揺るる水の鏡の乱れては

一房に眼のしがみつく藤見かな

五月来て最初の最終電車かな



「藤揺るる」の句は、久々に手ごたえを感じた句。これだから俳句は素敵。


今週の土曜日は、東京都北区王子にて多産祭。『海程』の金子兜太先生が来臨！
とりあえず、自分の得票数関係なしに、生とーた先生のお姿を今のうちに拝んでおこうと思います。

うちの磯貝主宰とは旧知の友らしいですね。（へぇ～～）