伊藤守「今日を楽しむための100の言葉」第3巻にこう書いてある。
51.
「結婚して幸せになろう」は、ブーなの。
幸せな人がするのが、結婚なの。
私はこういう。
幸せなんか探すな。
そんなものどこにもない。
今、目の前にあることをちゃんとやれ。
一つ目をちゃんとやり、
二つ目もちゃんとやり、
三つ目もちゃんとやる。
そのうち、幸せを探すことなんか忘れる。
伊藤守「今日を楽しむための100の言葉」第3巻にこう書いてある。
51.
「結婚して幸せになろう」は、ブーなの。
幸せな人がするのが、結婚なの。
私はこういう。
幸せなんか探すな。
そんなものどこにもない。
今、目の前にあることをちゃんとやれ。
一つ目をちゃんとやり、
二つ目もちゃんとやり、
三つ目もちゃんとやる。
そのうち、幸せを探すことなんか忘れる。
2019年5月26日 レーピン『ヴォルガの船曳き』
イリヤー・レーピン『ヴォルガの舟ひき』中央公論社 1986年
より引用
p.182
レーピン
「だがあそこを動いてくるのは何だろう」
「ほらあの黒っぽい、うすぎたないもの、茶いろのしみのような・・、われらの太陽にむかって這ってくる」
友
「ああ、あれは引綱(ひきづな)で帆舟を引っばる舟ひきたちだよ。ブラーヴォ、なんというやつらだ! そら見たまえ、すぐにもっと近くへやってくる、見てみるだけの値うちはあるぞ」
わたしはまだ一度も、船の行き来する大きな川に来たことがなかったし、ペテルブルグのネワ川でも、こんな怪物のような「舟ひき」など目にしたことがなかった。
近づいてきた。ああ、どうして彼らはこんなにきたならしく、ぼろをさげているのか。
ひとりは片方ぼろぼろのズボンを地面にひきずって、むきだしの膝が光っている。他の何人かは肘がぬけている。ある者は帽子もかぶらず、シャツは、ああそのシャツといったら! くさったようなそれは、ばら色の更紗だったとはとても思えず、体に幾筋にもなってぶらさがり、色さえ、なにからできているかきえわからぬほどだった。なんというぼろくず!
引綱を引く胸は赤くなるまですりむけ、むきだしになり褐色に日やけしていた・・。表情は陰鬱で、ときたま重くるしい目つきが、束になって垂れさがった髪の毛の下からきらりとするだけだった。汗のしたたる顔は光っている。そしてシャツはまっくろだ・・。
和田秀樹『新「感情の整理」が上手い人下手な人』新講社 2017年
p.89
嫉妬
向学心のある人には「嫉妬」がない。
嫉妬とは、自分を相手と比べ、自分を低いと感じることである。
目標に向かって勉強している人は、(横を向いて他人と自分を比べたりはせず)ただ前にある目標に向かって進むだけだから、嫉妬の感情は生まれたりしない。
2019年5月26日 動物の心臓はきめられた数を動くと止まるようになっている
(日付は忘れたが)最近の産経新聞にこう書いてあった。
動物の心臓の鼓動回数は、
すべての動物で同じで、何億回と決まっている。
その回数を鼓動し終えると停止する。
速く動く心臓を持つ動物は早く規定回数に達する。
遅く動く心臓を持つ動物は遅く規定回数に達する。
早いか遅いかの違いがあるだけで、決まった数の鼓動をすれば心臓は止まる。
おろかな人間は、そういうことを知らない
痛い思いをして早めに止めようとする。
そんなに焦る必要はない。
おまえの心臓は決まった数の鼓動を打ち終えればひとりでに止まる。