インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

涼しくなったデリー

2006-07-28 23:13:44 | インド生活情報
インドに住み始めて3年、来始めてから6年になるけど、今年のモンスーンは素晴らしく涼しさを提供してくれている。とても感謝ぁ~~。

この前2年は、とても暑く、去年なんて9月中まで暑さが続いていたほどだった。とにかく雨も少なくって、悲惨な毎日を過ごしていたのを覚えている。

雨はとても良いと思うのはインドに来てからだろう・・・
日本では雨があまりにも鬱陶しくって、通勤なども苦痛だったけど、インドの雨は、恵みの雨(別に農耕生活しているわけではないのだけど。笑)としみじみ感じる。

この時期、実は結構湿気も多い。やっぱり、日本の梅雨のようだけど・・そうそう、今までと違うのは、このモンスーンの時期を経験した3,4年以上前はスコールのような雨だったのに、最近は不思議と一日シトシトと降ったりしている。日本のようだな?とベランダに出て見ている。

これまた不思議なのだけど、あのスコールのような雨が懐かしくも感じる。

初めて訪れた2000年の頃は、湿度90%と言う日も多くて、座っているだけで汗ばんでいた。汗か、湿気か分からない状態で、あの日々も辛かったけど、スコールが降る時の街の様子は余りにも新鮮だった。

石鹸を持ち出して道端でシャワーをする人々。道には水が川のように流れていた。水が入って動かなくなったオートを押すオートワラ氏。牛達が尻尾をフリフリしながらシャワーを気持ち良さそうにしていたり、軒に雨宿りするたくさんの人々。

そんな懐かしい景色たち。

7月に来るモンスーンはとてもインド人にとってはラッキーな年のように感じるかもしれない。
今は、夜なんてノースリーブで居ると結構涼しすぎる感じ。何かを羽織りたくなる。あぁ、信じられない涼しさ~。こんなに喜んでいるのもインド人化している証拠のようだな。笑。

こんなに懐かしく感じるなんて・・・

インドも相当変わってきていると感じる日々だからか。
時々、古い懐かしいインドが恋しいなと想う。

聖書の謎

2006-07-28 00:42:43 | インド
インドとは関係ないけど、「ダ・ビンチ・コード」を見て以来、聖書のなぞと言うものに異常に興味を持ってしまうのだった。きっと、そういう方も多いのじゃないかな~なんて感じる。

聖書は確かにキリスト教の教本なのだけれど、それ以上に歴史書としての存在価値の方が大きいようにしみじみ感じた。旧約聖書・新約聖書には、ユダヤ教~イスラム教~キリスト教などの変移が綴られているし、そこには凄い歴史的なロマンと生々しい現実がある事を感じる。
なんと言って良いか分からないけれど、只者ではない書物と言う何か威厳をそれ自身が醸し出している。
多分、こういう話は、聖書を中心としない宗教出身の私だから言えるのであって、信じている信者にとっては、こんなコメントを書いていることさえもいかがわしいと感じるのかもしれないですね。

でも、インディージョーンズなどみて興奮した人ならば、この歴史のロマン的なものを「ダビンチ・コード」からも自然に感じるだろう。

始めて見た(読んだ?)聖書そのものは結構意味が複雑だったし、短文で何が言いたいのか、全くちんぷんかんぷんだったので、読むまでに至らなかった。

しかし、この「ダ・ビンチ・コード」を見て以来、結構興味を持った。そういう方も多いのじゃないかしら?
それで、何かしらいろいろとキーワードを検索し続けるのも面白い。
いろいろな人やいろいろな事が絡んでいるのだな・・・と驚かされるものがある。

マグダラのマリア http://marymagdelene.seesaa.net/article/20068533.html
 死海文書 
レンヌ=ル=シャトーの謎 http://www.voynich.com/rennes/index.html
フィリポによる福音書 
ナグ・ハマディ文書 http://www.yeah.ne.jp/~master/naghammadi.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/gnousisu/naguhamady.htm
トマスの福音書(闇に葬られた聖者)とヨハネの福音書(現在用いられている) http://www.yeah.ne.jp/~master/naghammadi.html
グノーシス

こういったキーワードを検索しているだけでも、歴史の知らない一部を垣間見て、古代学者になったような気持ちになるのは、結構こういう系統の話が好きだからかもしれない。歴史にはロマンを感じる。
確かにおどろおどろしいことも多い聖書。今も中東では闘争が続いている。

本当の天地創造の目的とは何だろうか。そして、私達の人生とは?
そんなことを辿っていると時間を忘れてしまうものがある。