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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

平成20年に鹿児島のヤマサハウスでマイホームを建築しました。高気密高断熱にこだわった家づくりの記録とお役立ち情報を発信

長期優良住宅の減税効果をシミュレーション2

2009-09-06 05:29:00 | 長期優良住宅
 長期優良住宅の減税効果シミュレーション2
 前回は、住宅ローン減税と登録免許税でしたが、今回は、不動産取得税固定資産税を計算してみます。

 【シミュレーション設定条件】 
 住宅A 木 造  45坪(148.76㎡)
 住宅B 軽量鉄骨造45坪(148.76㎡)

【不動産取得税】 

 不動産取得税の新築住宅の特例控除額は、一般住宅が1,200万円、長期優良住宅が1,300万円となっています。
 しかし、木造住宅で評価額が1,200万円を超える住宅というのはそんなに多くはありません。
 それで、設定条件も45坪と大きめの住宅にしてみましたが、差が出るでしょうか?

 住宅A 木 造  45坪(148.76㎡)
 仮に住宅A(木造)の新築時の㎡当たり評価額を85,000円としてみましょう。
 我が家が次世代省エネ基準仕様で80,000円ちょっとでしたから、標準的な造りかそれよりちょっといい造りというところでしょうか?

 評価額 85,000円×148.76㎡ = 12,644,600 円

 一般住宅   12,644千円 - 12,000 千円 = 644千円
 税率 3%で 19,300円の税

 長期優良住宅 12,644千円 - 13,000 千円 = △356千円
 マイナスになりますので税額は0円
 その差 19,300円

 住宅B 軽量鉄骨造45坪(148.76㎡)
 こちらは大手ハウスメーカーのモデルで床暖房付き ㎡当たり評価額を100,000円としてみましょう。

 100,000円×148.76㎡ = 14,876,000 円

 一般住宅   14,876千円 - 12,000 千円 = 2,876千円
 税率 3%で 86,200円の税

 長期優良住宅 14,876千円 - 13,000 千円 = 1,876千円
 税率 3%で 56,200円の税
 その差 30,000円(これが最大の差額になります。)

 もちろん、長期優良住宅でも評価額が1,200万円を超えないとメリットはありません。

【固定資産税】 

 次に固定資産税を計算してみます。



 *経年減点補正率は、21年築での適用率で計算してあります。築年によって若干変動がありますが、大勢には影響ありません。 



 住宅Aが12万円、住宅Bが14万円のメリットとなりました。

 
 前回説明分と合わせてトータルの減税効果としては、50~60万円という結果になりました。
 上記の他に、ローンを利用せず建築された方向けの性能を確保するためにかかった費用の10%相当額を所得税から控除する優遇制度もあります。
 また、税金以外にはフラット35の金利優遇(0.3%)期間が従来の10年間から20年間に延長といった優遇措置があります。

 ただし、もちろん、所得税の課税額、住宅ローンの残高や住宅の規模・評価額等で減税効果は大きく変わります。 
 また、今回、民主党に政権が移ったことに伴い、税制も大きく変化しそうです。

 配偶者控除・扶養控除の廃止、所得控除から給付付き税額控除への変更などが検討されており、どんな制度になるのか今の段階では分りませんが、いずれにしてもはっきりしているのは、中流世帯以上では大幅な所得税の増税になるであろうということ。
 (子ども手当てや公立高校の授業料無料化などの財源として)
 そうなると、住宅ローン減税でのメリットが大きくなります。
 ただ、この減税は麻生さんの肝いりでできた制度なんでどうでしょう?
 民主党としては、600万円の控除は大きすぎるとして縮小の方向であることに間違いはなさそうです。

 しかし、重要なのは減税のメリットに惑わされることなく、自分で長期優良住宅のいい点を見極め、費用対効果で採用するかどうかを判断するということだと思います。
 そして、採用すると決めた時には、自分が契約しようと考えているハウスメーカーや工務店が長期優良住宅の性能をフルに発揮できるきちんとした施工ができるのか?
 その判断も重要です。長期優良住宅先導的モデル事業の認定を取っているビルダーなら問題ないでしょうが、次世代省エネ仕様の実績さえあまりない工務店では、「わが社で、できます。」と言われても心配ですよね。

【関連記事】 
長期優良住宅の減税効果シミュレーション
民主党、扶養控除廃止で住宅ローン減税激増 



 さて、当ブログですが、私事ながらこれから大変、多忙な時期に入りますので、1ヶ月ちょっとお休みをいただきます。
 10月下旬になりましたら、プチリニューアルをして、もう少し、体系的に記事を整理してみたいと考えています。

 これから家づくりに取り組もうという方や住まい方の工夫をしたい方々の参考になるように、自分の経験を踏まえ反省点やアドバイスも書いていけたらいいなと思っていますので、また、ご愛読くださいますようお願いします。





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長期優良住宅の減税効果シミュレーション

2009-09-03 04:05:00 | 長期優良住宅
 今年、話題になっている長期優良住宅ですが、税制上もたくさんの優遇制度があります。 
 ところで、実際のところどれくらいの減税効果があるんでしょうか?
 長期優良住宅の減税効果をシミュレーションしてみました。


  長期優良住宅の税制上の特例はこちら → 国土交通省 長期優良住宅に対する税の特例 

 ○ 所得税・住民税の住宅ローン減税

 まずは、所得税・住民税の住宅取得控除です。

 麻生前首相の置き土産、過去最大規模の住宅ローン減税ですが、一般住宅で最大500万円控除のところが、長期優良住宅では600万円となります。
 と言っても、600万円というのは、ローンの融資残高が5,000万円での計算ですから、普通はそんなに控除を受けられないという事実はご存じのとおりです。
 税率は、一般住宅が10年間1.0%であるのに対し、長期優良住宅は10年間1.2%(2009年~2011年入居の場合)です。

 


 【シミュレーション設定条件】
 借入額 : 2500万円
 うちボーナスご返済分 : 1000万円
 借入期間 : 20年 0ヶ月
 金利方式 : 固定金利選択型10年
 借入金利 : 2.200%(当初10年間)
 入居日:平成21年(2009年)12月中





 シミュレーションでは、10年間で約40万円の差が出ました。
 もちろん、所得税の控除額は課税される税額が上限ですし、住民税は所得税と同額か97,500円の小さい方の額が上限ですから、表の2009年分の30万円の控除が満額受けられるのは、計算上の所得税が202,500円(300,000円-97,500円)以上になる世帯です。
 仮に所得税額が、152,500円だとすると、住民税の控除97,500円を加えても25万円ですから、1年目は1%でも1.2%でも控除額は同じということになります。

 総務省の示したモデル世帯(夫婦と子供2人(うち1人は16歳~22歳))で給与収入が700万円のとき、所得税額が165,500円となっていますから、1.2%の恩恵を受けられるかどうかの境は、この辺りの所得の世帯になりそうです。
 ちなみに、このモデル世帯が500万円の給与収入のときには、所得税額59,500円で、住宅ローン減税は、所得税59,500円+住民税59,500円の119,000円で、1.0%でも1.2%でも同額ということになります。
 *融資残高が2,500万円での話ですので御注意ください。借入額や金利、家族構成などによって控除額は変わってきますので、お宅でもシミュレーションをやってみてください。 
 注)現在の税制でのシミュレーションです。民主党は平成23年から配偶者控除・扶養控除の廃止の方針を打ち出していますので、実現すれば、住宅ローン減税の恩恵を満額受けられる世帯が急増します。 


 ○ 登録免許税

 住宅を新築して所有権保存登記をする際や、中古住宅や分譲マンションを購入して所有権移転登記をする際に法務局で納めるのが登録免許税です。
 登録免許税の税率は、一般住宅の0.15%(保存登記)・0.30%(移転登記)に対し、長期優良住宅は0.1%(保存登記・移転登記ともに)に引き下げられます。

 【シミュレーション設定条件】 
 住宅A 木 造  45坪(148.76㎡)
 住宅B 軽量鉄骨造45坪(148.76㎡)

 登録免許税の課税標準額は、固定資産税の評価額となっていますが、新築家屋は登記の時点で評価額が出ていないので、法務局で簡易計算の単価を定めています。
 例)木造居宅 68,000円/㎡ 軽量鉄骨造居宅 70,000円/㎡ RC造居宅 108,000円/㎡(平成21基準年度 東京法務局)  

 登録免許税額

 住宅A 一般住宅 15,100円、 長期優良住宅 10,100円
 住宅B 一般住宅 15,600円、 長期優良住宅 10,400円

 どちらの構造でも差額は5,000円程度で全然、大したことないですね。

 今日はここまでです。
 次回、不動産取得税と固定資産税を計算してみますが、2~3日、時間をいただきます。

【関連記事】


長期優良住宅の減税効果シミュレーション2
民主党、扶養控除廃止で住宅ローン減税激増 

2008年入居、2009年入居の住宅ローン減税
 こちらは35年固定金利借入でのシミュレーション(一般住宅)をしています。



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