来週水曜日から、温泉の研修に行きます。今年の研修先は、栃木県那須温泉
と塩原温泉で、参加者は２３名です。会員向けのこの研修は、毎年、比較的旅館等が忙しくないこの時期に実施しています。他県の有名温泉地を訪れ、温泉の保護と適正利用というテーマで深くその温泉地を知ることで、今まで見えていなかったものが見えてくると、リピーターの参加者も多く、ここ数年徐々に参加者が増えてきました。
一番うれしいのは、参加者同士の交流や、研修先との交流が始まり、各温泉地でのいろいろな施策に活かして頂いていることです
また、ガイドブックやインターネットでは知り得ない、歴史ある温泉を大事に守っていらっしゃる地元の皆さんの努力を肌で感じることができることです。
今年も参加者の皆さんとしっかり勉強
してきたいと思います
久しぶりに、ランチネタをやります
黒川温泉の水位計の立ち会いの際、食事をしたお店（味処なかhttp://www.kurokawaonsen.or.jp/）のトンカツ定食がこれです。
写真の撮り方が悪かったのか、今一伝わりづらいかもしれませんが、実はこのトンカツ、ちょーＢＩＧサイズです。手のひらよりも大きく（わらじ？くらい）何と言っても厚みがすごかったです。一緒に行った地元の方が、「ここのトンカツはとても完食できないと思うけど、チャレンジしてみたら？」とおっしゃったので「もちろん、若手のＮさんに挑戦してもらいます」とあっさりＮさんにチャレンジを譲り、私は鍋焼きうどんを頂きました。さすがの若手イケメン？Ｎさんも途中で苦しそうだったので、仕方なく？１個食べてあげました
油っぽいのかと思いきや、ヒレ肉だし、衣もカラッと揚がっていて、意外とあっさりで、おいしかったです。皆さまも黒川温泉にお出かけの際は、このトンカツにチャレンジしてみてはいかがですか？
昨日は、黒川温泉に新しい温泉自記水位計が設置されるということで、立ち会いに行ってきました。以前は、ロール紙に記録するタイプの水位計でしたが、今回設置する水位計は、メモリーカードにデータを記録していくものです。
以前のものは、水位計を保管している箱の支柱がかなり腐食していたので、全て撤去され、新にコンパクトな保管箱を設置、その中に水位計が設置されました。
みぞれまじりの雨が降り、指先の感覚がなくなるくらい寒い中、撤去作業から設置までの時間は、約４時間。作業をされる業者の方たちを、見守りながら体を震わせていました。唯一、暖を取る手段としては、すぐ近くの源泉から伸びる温泉の配湯管に手足をつけることでした。でもそれだけで、かなり救われました。帰ってきてからも、しばらく体の冷えが治まらなかったので、風邪をひいたかなと心配しましたが、今朝も元気に仕事に来ることができました。あの温泉の温もりのおかげでしょうか。
寒い中、作業をされた皆さま、お疲れさまでした。また、立ち会いに来て頂いた地元の皆さまも長い時間お疲れさまでした。
昨日、「何年か前のテレビ番組で、熊本に黄金色に輝く温泉があると紹介されていたが、どこの温泉か？」という問い合わせ電話がありました。鹿児島県の方で、熊本の温泉には足繁く通っていらっしゃるとのこと。
都道府県別源泉数第５位を誇る熊本の温泉は、施設数も限りなく多く、その中で、「黄金色」というキーワードだけで、どの温泉と言い当てるのは、かなり難しい
ことで・・。
まず「黄金色」の温泉とは、どんな温泉なのか？
そうか！おそらく鉄分の多い「赤湯」と言われる温泉のことだろう。
皆さんもご存じのように、温泉には、無色透明の温泉と濁り湯と呼ばれる色をもった温泉があります。乳白色や緑や黒色の温泉もあります。その中で、鉄分の多い茶褐色の温泉を「赤湯」と呼んだりします。この「赤湯」に光が当たると、確かに「黄金色」に見えるかもしれないと考えました。そこで、頭に浮かんだのが、植木町にある「宮原温泉」。１００年以上の歴史があると言われています。メディアで何度も取り上げられる程、「赤湯」では有名な温泉です。その他には、大矢野の弓ヶ浜の温泉。ここの「赤湯」が湧出した平成８年当時は、血の池のように真っ赤だったと聞いています。今では季節や天候によって、その色が赤や黄色に変化するそうです。
私の浅い知識では、ぱっと浮かんだ温泉はこの二つでしたので、お問い合わせには、その情報を提供しましたが、温泉に足繁く通っていらっしゃる方は、もっといろんな情報をお持ちだと思います。是非情報をお寄せ下さい。よろしくお願いします。
〃 元湯旅館
