恩師の遺品

小学校の同窓会に行ってきました。


日曜のレッスン途中で抜けさせていただき、地元、下町葛飾まで車をとばしなんとか時間に間に合いました。待ち合わせ場所のファミレス駐車場でひさしぶりに胸がドキドキ・・・^^;
なんて久しぶりなんだろう、この胸のときめき（笑）。最近は心臓が鋼鉄化して何事にも動じなくなってまして^^;。
最初に目に飛び込んできたのが、男の友達の見事に成長した腹！でした(T_T)。ウエストが昔の4倍はあるな、と実感してしまいました。気を取り直して周りを見ると、女性たちのなつかしい笑顔!(^^)!。40年の時を一気にさかのぼり昔に戻ることができました。あの日あの時のみんなの笑顔と同じです。長い年月の間、それぞれが異なる経験をし、今ここに集まったわけですが、幼いころの笑顔ってずっと同じなんですね。よーく見ると40年の経験がシワとなってますけど、ほんとにうれしく感動しました。
唯一、イメージと異なったのが恩師の顔・・・・・こんな髪型じゃない・・・七三にキリっと分けた髪型で、エネルギッシュに私たちを厳しく優しく教えてくださった先生・・・私の中では恩師の姿はあの時のまま・・・それでいいのかもしれませんね。
先生は教職を退いた後、テニスを教えていたそうです。うそだろ、と思ったのですが、3年前に亡くなるまで奥様とここに例年来てる同窓生も教わったそうです。（誰かと似てるな。私はやはりこの先生の教え子なんだなあと実感しました（笑）。）
私がテニスをしていることを知った奥様が遺品のラケットをくださるといってくださいました。私などが頂くのは恐れ多いと思いましたが、意を決して頂く事にしました。グリップを握って思いました・・・あのころの父が亡くなった時にガンバレと握手してくれた先生の手・・・その手と40年の時を経て握手できたような気がします。
そんなに長くならないうちに先生とお会いできる日が来るような年齢になりましたが、それまでの間にやれることはやっておこうと自分に再確認できた気がします。一人でも多くの方にテニスの楽しさを伝えられるよう、当分はこのラケットで1球1球こころを込めて球出ししようと思いました。