春雨改めハヤシライス

昨日、『春雨と芝海老のとろみスープ』をつくろうと日記に書いた私は雨中止のためいそいそと家路につきました。いつものスーパー○△□◇に立ち寄り例の緑豆春雨を買おうと意気込んで車を降りたのでした。雨のためかいつもより買い物客の数は少ないのでしょうが、多くの主婦の方やその連れの子供たちが上下白のウエア姿の私を物珍しそうに見ていました。いつものことなのでもう気になりませんけど（笑）。スーパーのカゴをもち気分は上々で春雨のおいてあるコーナーをみつけだしました。そこで愕然！・・・ない・・・春雨が。なんでー。まさか、みのもんたのTV番組で春雨特集でもやったのか？と思いつつ店員にきくと『あー、明日にはきますけど・・』とのこと。私の中で最高潮に高まっていた料理へのテンションは一気に暴落。
雨が強くなり保育園へお迎えにいかねばならぬこともあり別の店に移動もしたくなくなりました。やはり今日は作るのやめようか・・・とボケーと歩いていた私に何かがあたりました。
ドサ！
見るとうちのケンタ位の子供が私と接触、コケて棚から商品が床にばらまかれてしまいました。『ごめんね』と謝るまもなくその子は一目散で走り去り、残されたのは床に大量にまかれた『ハヤシライス』と呆然とするテニスウエアの私。
こんな縁で、我が家の食卓には『ハヤシライス』が並ぶことになりました。我が家は３人のお子様優先メニューですので、タマネギ・ニンジンはミキサーで形をなくし、その存在をほぼ完璧に隠滅するという手法をとります。なぜかジャガイモが大好きな長女のためジャガイモだけはその姿を誇張するかのように大きめにし、わがままケンタへの騙し技としてパイナップルをトッピング、最後に溶けるチーズを散りばめできあがり。これでどうだ！と言わんばかりに『どう？保育園や学校のとどっちがおいしい？』ときくと、いつもは無常に『保育園！』、と返ってくるのが、『これはパパの方がおいしい』だそうです。（そうか、よほどまずいハヤシを食わされてるんだ。次回からもメジャーなカレーでなくマイナー路線で勝負だな）と内心ニャっとした私でした。
　『袖ふれあうも多生の縁』というけど、結局、春雨スープよりは正解だったのかもしれませんね。

※松藤さんのサーブって、かわいくないですか？（笑）