m星紳士のつぶやき・・・

現在、twitter連携によるブログ更新中。日々の日常から、野球、ゲームの話まで勝手に語ります(`・ω・´)

東京旅行 2012,春,3月29日 最終日

2012年04月12日 01時57分06秒 | 旅行
東京を出て、夜食である『じゃがりこ』を音を気にしながら食い、ゲーム(ガンダム+MGS)をやりながら夜を過ごす。周りが年寄りが多いので、騒ぐわけにもいかないが、若者が近くにいてうるさくされるよりマシである。

 車内はとても暑く、とても寝れる温度ではない。25、6度であったと思う。シャツ1枚で汗ビッショリである。さらに背中を椅子に付けているものだから、よけい暑苦しい。周りの乗客も寝苦しいらしく、車掌にどうにかならないかと聞いていた。

 相方のほうといえば、2時に寝ると言い出しそのまま寝てしまった。この暑い中寝れるとか、こいつの祖先はきっと赤道直下の生まれの原人なのだろう。

 俺はせっかくなのでしばらく起きておくことにした。人生のうちに『ながら』に乗車する機会も少ないだろうし、旅行最終日だし明日朝から寝れば体力も回復するだろう、そう思ったのだ。

 暑苦しいので、列車のデッキ(車両の両端)に涼みに行くことにした。そこには俺と同じく涼みにきたのであろう、50歳と思しきオジサンが立っていた。相手もよほど暇だったのだろう。俺に話かけてきた。お互いの旅行の事だとか、この車両どうなってるんだろうね(暑さ的な意味で)、だとかを少し話をした。こういうどうでもいいような話をするのは嫌いではない。他人と話す事は好きでは無いが、風情があるという点で好きだ。

 そうしてるうちに浜松に到着し、眠くなったのだろうか、彼は席に戻って行った。浜松では結構な時間『ながら』は停車する。貨物列車の待ち合わせをするためだ。その間にホームに降りてみた。浜松発車が午前3時過ぎだから、俺みたいにわざわざ起きて出てくる人はいないため、とても静かだ。ただ、電車の音がする。

浜松駅 午前3時頃


浜松にて。本当に誰もいません。


 その後また列車は動き出す。大垣へ。
 エアコンを切ったらしく大分マシになってきた。これなら寝れそうだと思い、寝ることにした。。。

 

 起きたのは、寒さのせいだった。エアコンが切れてるので逆に寒い。ジャンパーを軽く羽織って時計をみた。5時30分。いつの間にか名古屋を通過し、まもなく岐阜というところだった。ながらが岐阜に着いたところで、相方を起こして荷物をまとめる。

 『大垣ダッシュ』というものをご存知だろうか?『ご存知でない』という解答が大半だと思われるので、説明する。『ムーンライトながら』は大垣行きである。そして大垣で後続列車に連絡する。その後続列車の乗り場が『ながら』の向かい側のホームではないため、『ながら』到着後その後続に座るべく18切符使用者ほぼ全員が、階段を登りコンコースを走り階段をかけ降りるのだ。さらに、『ながら』は9両の運転であるのにその後続はたった4両でそれが相乗効果となって、ダッシュが発生するのだ。

 大垣に到着し『ムーンライトながら』を降りた。周りはダッシュしている。俺には秘策があるのであえて走らない。いうまでもなく、座れなかった。ダッシュした人が座れている。まぁ当然であろう。米原までかなり5時台発の満員電車に揺られながらその時を密かに待っていた。。。

 米原に到着すると、今度は対面ホームに新快速が停車している。大阪方面へはこれがやはり一番早い。俺がわざわざダッシュしなかったわけがここにある。
 一番遅く乗ったモノは、一番早く米原で降りることができる。つまり、大垣での乗車ドアは右側、米原でも右側であるから席に座っている奴ほど米原で降りるのが遅く、大垣で遅く乗った奴は米原で早く降りれるという事である。前方の車両に乗ったならば、これをしないと確実に新快速の席をゲットできない。ないし、後ろのほうの車両までいちいち移動しなければならない。
 
 というわけで、米原での乗り継ぎをスムースに済ませクロスシートに着席する。さっき大垣ー米原間で座っていた人は立っている。80分程度座るのと、立っているのでは大きな差で、途中から通勤ラッシュの乗客も混じるため絶対に座っておかなければならない。

 見事席をゲットした俺達は、安心してそこからぐっすり寝た。

 
 ・・・80分後

 まもなく大阪に到着である。この5日間の大団円と言えるだろう。本当にあっという間だったなぁと思う。見慣れた大阪の風景が、自分達をまた現実世界に引き込んでくるように思えて少し憂鬱になったが、やっと帰ってきたという達成感のほうが大きかった。俺にとっても相方にとってもいい経験ができたと思う。今回の旅は78点かなと思う。色々改善点もある。ただ思ったのは、iPhoneが非常に重宝するということ。地図で現在地を調べたり、電車検索、連絡、カメラ・・・色々なところで役立ってくれた。聖地巡礼もiPhone無しではできなかったという風に思う。けれども、やはり一番役にたつのは、自分の経験値だと繰り返し思った。

 経験値上昇中↑

 大阪に着き、相方と別れ新快速を見送った。

 「終わったな。」

 俺は、大阪駅の喧騒のなかで独り、そう小さくつぶやいた。





~終わりに~



 見ていただきありがとうございました!誤字・脱字はお許しください。旅の写真について、iPhoneの画質だとよからぬ物も写り込んでいる可能性があるので、画質を悪くしてうpしております。ご了承を。質問、ご質問等あれば、受け付けます。

では ノシ