仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

葬儀は大荒れの天気

2019-10-04 15:58:45 | 日記



10月3日、おばぁの葬儀があった。
我が土佐市は記録的短時間雨量情報が出る大荒れの天気で、駐車場から葬儀社へ入るだけでもぼったり濡れた。
おばぁが死んだこと、極近い親戚にしか知らしてなくって、葬儀に参列したのは8人やった。寂しい気もするけど、まぁえい。

真言宗の御坊さんが御経あげてくれたけど、なかなか面白かった。袈裟が派手な緑色。シンバルじゃんじゃん鳴らしながら読経、急に立てって読経、ちょっと経って座って読経、~の屈伸運動しながらの読経。ほんとにこんなに立ったり座ったりしながら御経読むもんなんかしら。密教ちっくなんやろか、なかなか飽きずにおれた。

高知の斎場へ行く時もこじゃんと雨が降りよった。前が見えんきゆっくり運転する。けど途中でおばぁを乗せた霊柩車追い抜いてしもうて、わしの方が早く斎場に到着。第2駐車場へ案内されたけど、そこから歩くのが難儀で、靴の中まで濡れた。

焼き上がりを待つ間にわしはうどんを食った。弟の嫁は、サンドイッチとカフェオレを堪能しよった。なぜ2品も注文するかなぁ。もったいない、それだけで1000円近くになるやん。やっぱりデブは違うにゃあと思うた。

2時間でやき上がった。骨をしずしず拾うてバキバキに折られて壺に収まったおばぁ。大腿骨頚部骨折の手術で入っちょった金具も持って帰った。

わしだけ実家へ帰って喪服を脱いだ。脱ぎよったらドアが閉まる音がした。おかしいなぁ、わししかおらんのに。しばらく様子を伺いよったけど、葬儀社に皿鉢とっちゅき早う来いとお母から電話かかってきたき実家を出た。

寿司、生、天ぷら、組ものの皿鉢があったけど、弟の嫁は組ものの前にどっかり座って、アワビ、サザエ、伊勢海老を食いよった。腹があんまり減ってないき、高いもんから食うちゃったと笑いながら言いよった。このクソデブめ。
わしもうどん食べちゅうきあんまり腹へってない。皿鉢取っちゅうなら先に言えよ。しかも余った料理は持って帰ったらいかんと言われた。おのれ土佐市の割烹松尾め!さすが松尾、どれも抜群に美味かった。けどみんなぁあんまり食わんき、半分以上残してしもつたちや。くっそもったいない!!!

帰って来て、わしは1人で共済会館へ泊まって飲んだ。おばぁを偲ぶ感じでたらふく飲んだ。
うん、やっぱり悪い人やなかった。嫌いじゃなかったで。