山と花を求めておじさんは行く!

山と花が中心かな? 山で出会った人たちとの楽しい時間を記録に残していきたいとおもいます。

いつかは行ってみたい南アルプス、手始めに甲斐駒ケ岳から!  2015.8.21-22 2日目

2015年08月23日 | 花 登山 自然

夜何度も空を確認したが、星が出ることはなかった。

しかし生暖かい。 暑い?  

そうだ前回木曽駒で凍えそうだったので、シュラフインナーをプラスしていた。

暑くて眠れない。 失敗。

4時20分出発。

ヘッドライトを点けて登山道へ。

途中後ろで悲鳴が・・・・ 川に落ちたようだ。

大丈夫か!

空が明るくなってきた。




森を抜けると目の前に、  岩  岩  岩だらけ。




何とも歩きにくい。 また骨折しないように慎重に。

まえの組に追いついてきた。





振り返ると小仙丈ケ岳と、朝日で赤く染まる馬の背が見える。 

仙丈ケ岳は雲の中だ。





もう日の出の時間は過ぎているが、雲が多いのか。  残念だが仙水峠までもう少し。

5時40分 仙水峠に到着。





真っ暗闇を歩いてきたので精神的に疲れた。

冷たい風が強く吹いている・・・ふと気が付いた。  

テントに着替えとウインドブレーカー置いてきてしまったー。  "(-""-)"  絶命






頂上は雲の中、摩利支天が見えるかどうか。

寒いので樹林帯へ避難。

どこか広いところで朝食をとることにする。

雲はどんどん増えてくる。 

地蔵岳が雲ぎりぎり。



南側の山並みが少し見える。

塩見岳の方角だと思うが、今日はこんな天気が続くのか。

雨が降らないように・・・。




そろそろ朝食にしよう。  風の当たらない場所で、雑炊をつくる。

いつもの山朝食。 できるだけ具材を工夫してみるが、今回は女房水入れすぎ。

おかゆになってしまった!  (゜Д゜;)

30分程休み、出発。 

体も暖まったので頑張ろう。



遠くにテント場が見える。






少し実が大きいが、ナナカマドか?




ミヤマシャジン。  風が強い!




ミヤマコゴメグサ。 




少しだけ富士山の頭が見えた!




お先真っ白!  青空も見えているのに!



神秘的な光景が・・・



さあ登ろう。 

天気もいまいちなので、テンションが上がらない。 ↓↓↓


8時 駒津峰に到着。

予定をかなりオーバー。 仕方がない、登るだけが目的ではないのだから。





ここからが核心部になる。 残りの標高 約200m。

標識にも頂上まで1時間30分と書いてあるが????

標高の割には時間が長い・・・・といきなりの下り。

これは長いぞ覚悟しなければ。

暫くアップダウンを繰り返すが、危険個所多いため写真撮り忘れ。<(_ _)>

絶壁!




下ったところで8合目。




左足の化石発見!




靴底の持ち主は裸足で下山したのだろうか。

それにしてもゴミは持ち帰ろう。



人が多く入る山はゴミが多い。 甲斐駒も意外とゴミが目につく。

山小屋の周りが特にひどい。  (~_~;)



ヤマハハコ。




タカネツメクサ。 終わりですね、また来年。




岩の間にラインが・・・・  ずーと上まで続いている。

石を綺麗に詰めたように・・・不思議だ。




いよいよ砂礫の斜面始まりです。

小股で少しずつ行きます。





摩利支天が雲から現れました。 晴れるかな?



少しばかりの希望をもって一歩一歩。

頂上が見えたのは真下に来てから。 あれれ、頂上だ。







9時30分 無事到着。 以外にも時計通りの到着に、自分でビックリ!





いつもなら頂上でのんびりするのだが、今日は果物を食べて下山。

お昼を食べる分の水を途中で使ってしまったので、お昼は下山してから。

頑張って下山。






砂礫を登ってくる人の8割は、この登りでゾンビに変身するようだ。(゜Д゜;)





イワウメ。 終わりでした。

見たかったなあ。




絶壁にホタルブクロか?

葉や茎が違うような気がするが・・・・図鑑で調べたがわからなかった。






イワヒバリ。 木曽駒のイワヒバリより警戒心が強い。




登りでは気づかなかった! ダイモンジソウが絶壁に張り付いてる。

もっと近くで見たかったが、いつかまた。

250mmでこの大きさ。




駒津峰に近くなってきた。 雲が切れてくる。

もしかしたら晴れるかな?










アップダウンを繰り返すような山でよく聞かれる。

まだ頂上ではないのか。

あと何回上り下りするのか。


頑張ってまだまだですよ!  歩けば着くから大丈夫!  (^O^)/


駒津峰まで1時間30分かかってしまった。

どんどん下って来る。 一応登り優先だが、彼らは頂上に向かうのが優先と

思っているのか? 譲り合いが少ない。 


次は仙水峠まで下ります。


下って10分もしない所で、重症の高山病の症状の高齢者が横たわっている。

5人グループであるが、早く下山させなさいと言ったら、足が痺れているだけだと

言ってまだ登るようなことを言っている。

まだ半分も来てないよ。 下山した方がいいと言ったが聞かないのでスルー。

熱中症の疑いもありそうな感じだった。

結局5時ごろヘリで運ばれ、広河原で救急車に乗せ換えられたようだ。

5時間以上何をしていたのか?  だめならまた来ればいいのに…。


樹林帯に入ったところで、ホシガラス発見!

ハイマツの実を食べていた。





仙水峠 1時間 予定通り。

山頂であった大学生グループに追いつくも、さっさとお先に~と行かれてしまった。

あと1時間ラストスパート。 でもヘロヘロ (~_~;)

13時ジャスト、テント場に到着。

途中仙水小屋で水を頂いて助かった。 すんごいうまかったー。

仙水小屋のおじさんありがとう。

13時30分発のバスを諦め、昼食タイム。

いつものカップ麺。



16時発のバスに乗る事にする。

明日の天気は、今日よりも悪いというので仙丈ケ岳はまた今度。

テント場は空きもなくビッチビチ。 土日はキツイな、今度も平日を絡めて来よう。

15時人数が集まったので早めにバスを出してくれた。

不老滝。



広河原に早く着いたが、山梨交通は時間通り16時40分発。

こんな状態です。




明日はもっとすごいことに。

バスもギューギュー。 この状態で林道1時間。



皆さん頑張って17時10分到着。

日帰り温泉で汗を流し、甲府で夕食を取り帰宅。

22時到着しました。

なかなか厳しい山でした。 黒戸尾根コースに挑戦するにはまだまだです。

がんばろう。







いつかは行ってみたい南アルプス、手始めに甲斐駒ケ岳から!  2015.8.21-22 一日目

2015年08月23日 | 花 登山 自然








女房のリクエストで、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に行きたいと言うので、とりあえず3日間の休暇を
作って当日を待つ。  前日になり、天気の様子が読めない。 台風の影響なのか、3000m付近の
天候が複雑に変わっている。 
21日3時に出発の予定だったが、天候が悪いので、21日の登山を諦めて22日に甲斐駒ケ岳。
下山後体調が良ければ23日仙丈ケ岳という予定にした。
21日は北沢峠にテントを張れればよいので、6時出発のんびりと山梨へ向かう。

甲府昭和インターで降り、芦安の市営駐車場へ向かう。  芦安の駐車場は大きいと聞いていたが、
途中の道は狭く、工事車両も往来しているので、すれ違いが大変である。

芦安に到着すると第3駐車場に案内される。 かなり遠いのではと思っていたが、バス停のすぐ下
だったのでついている。  どうも第8駐車場まであるという。 
これが土日になると満車というから驚きである。





丁度10時のバスが来ていたが、次のバスに乗ることにする。



次のバスまで1時間ある。 山梨交通のバス発券所の方が、ご自身で登山もやられ、写真もお好きなようで、
写真談義に時間を忘れ話し込んでしまった。(^^)
日向山から甲斐駒ケ岳のルートが再開されたことや、鋸山のルートのお話など、たくさんのことを
知っておられて思わぬ収穫であった。 (^-^)

11時の広河原行バスが到着した。 ここから1時間林道を走る。

いよいよ出発。



かなりレトロな感じのバスである。 車掌さんも乗っている。 子供のころ思い出すな。

かなり荒れた道をガタンボコンいいながら走る走る。 

まったく信号も何もないので、時間通り12時広河原に到着。









ここでまたバスを乗り継ぐ。

今度は南アルプス市営バスで北沢峠へ向かう。

12時30分 発車。

小さいバスなので、ぎゅうぎゅう詰めである。 

12時55分北沢峠到着。 

雨が降ってきた。 あっという間に本降りとなる。

長衛小屋に到着、テント場の申し込みを済ませる。




大量の学生たちが右往左往している。

大学生と高校生。 4校位いる。




隅の方に新築したが、うるさそうなので2時間で引っ越し。 (^^)

夕方雨が止んできたので散歩。




ヤマホタルブクロ。




ヤマイチゴ。 (^^)




ヤマハハコ。




キタザワブシ。




センジュガンピ。




シナノオトギリ。




ミヤマシシウド。




キバナノヤマオダマキ。




コケ ザ ワールド。 (^^)




4時を過ぎ、そろそろ夕食の支度をします。

今回は初めて焼き鳥に挑戦。 (^^)/




焼き始めますが、なかなか焼けない・・・・・ 20分 ・・・・・ 30分  ・・・・・ 40分

やっと焼けました。 (^^)  

教訓 焼き鳥は冷凍して持ってくる前に、レンジで下ごしらいをしてきましょう。


  (゜Д゜;) やってしまった!


待つ時間が長かったので、すんごいうまかったー。


夜晴れて星が見えることを期待して、今日の夜は更けていく。






(-_-)zzz


夜雲が取れることはなかった。  残念。


新月だったので、頂上で天の川を見たくてまたまた日向山へ!  2015.8.15

2015年08月16日 | 花 登山 自然


久しぶりの休日。 新月と重なったこともあり、天の川を見たくてどこに行こうか・・・・。

甲府の天気がよさそうなので、サクサクと登れる日向山に決定。

ここなら何度も来ているので、深夜の下山でも心配はない。

星はよくわからないが、寝転んでずーと空を見上げているのはとても心地が良いものです。

釣りの時はあたりがあるまで空を見上げているし、いいチャンスだからディープな世界に

迷い込んでみようかな(^^)

14時20分 Uターンラッシュで下りは空いているだろうと予想して、いつもの中央高速へ

向かう。  都内も予想以上に空いていて、楽々中央高速に乗る事が出来た。

上り線はやはり渋滞。 下り線はなんと、意外と混んでいる。

運転慣れてないのだろうか。 坂道になると90kmに落ちてしまう。


加速してーーー


16時 須玉インターを降りて 道の駅はくしゅう を目指す。

下道は混んでる。 あれれ! 近くのスーパーでお弁当を買うのも一苦労。 

17時 登山口のある、矢立石に到着。

4台ほどまだ車がある。 途中で下山してくるときにすれ違うのかな?


若い5人グループの若者たちと話をしながら、登山準備。

一人女性の具合が悪そうである。 軽い熱中症か!  大事にならなければよいが。



17時10分 登山道へ。 今日のリュックはカメラ2台。 交換レンズ2本。

三脚(中型・大型)2台。 なかなかの重量である。

1時間30分程の行程。 のんびりと行きましょう。

日が暮れてからが仕事だ!



ホトトギス。 今年初めてです。






林の中はだいぶ暗くなってきました。

しかし暑い!  日が射さなくてもこんなに暑いのか!

登山道にひときわ目立つオレンジ色の花。

フシグロセンノウ。 花の時期は過ぎたようです。







キバナアキギリかな?





これもわからなかった!






天気が変!  靄がかかってきた。  マジで (゜Д゜;)


17時30分  頂上到着。 何にも見えない \(゜ロ\)(/ロ゜)/





ジタバタしても天気は良くならない。 そんな時はビールだ。  冷え冷えだよー。

頂上で冷えたビール。 贅沢。 新潟のkauさん ごちそうさま。 いただきます。





こんなに視界がない。 遠くで諏訪湖の花火の音がするだけ。


諏訪湖方面を見ている。





食事をして、暗くなるまで探検。

動物が全くいない。 気配もない。

頂上付近にあった花たち。  オダマキがなかったな。




オオビランジ。




ヤマホタルブクロ。




こんな靄のまま真っ暗になってきました。

ツェルトは忘れるし、長そでとウィンドブレーカーを着用。 

急に気温が下がってきた。 

すでに20時を回ってしまった。  夜露も冷たい。

仕方なく撤退の準備を始める。


すると 上空だけではあるが、雲が取れてきた。  星も少し見える。

あわててカメラセット。


10-20の広角レンズは夜露の反撃にあって写りが悪い。

うちわ持ってくればよかった。(>_



魚眼レンズ頑張れ!





おおー 天の川が見える、はっきりではないが、肉眼でもうっすらと。





広角レンズはこの後リタイア。  最後にフィルターを外して一発勝負!






また雲が覆ってしまった。  女房が寒いというので、撤退・・・・・。  !!!


また晴れてきた。 今度は広い範囲だ。 最後のチャンスにひたすらシャッターを押すが、真っ暗で構図がわからない。

撮って確認の繰り返しである。  地上はたぶん曇り空で星は見えないであろう。

今日は正解だったのか?  でも準備不足であることは反省しなくては。


甲斐駒も見えてきた。








諏訪湖の方は雲海になっている。 雲がなければ諏訪の町の夜景や花火が見られたかもしれない。








息も白くなってきた。 そろそろ女房も限界だろう。 21時撤収とする。

朝までいるつもりであったが、ついてきてしまったので、今日はあきらめよう。


また準備をして来ることにしよう。  今度は秋かな?


鞍掛山の登山道にヘッドライトの明かりが見えた。

同じようなことを考えている人達かな?











名残惜しいが下山開始。


登山道はものすごく静かで、コオロギが逃げ惑っている。


動物の気配はない。 新月だからか?


10時駐車場に到着。

まだ3台いる。  鞍掛山は甲斐駒ケ岳が良く見えるから、行きたかったが道中が長いので、夜間の下山は

危ない。  いつか行きたいが。

週末甲斐駒ケ岳予定しているので、また星の写真撮れると良いが。


さずがにお盆、この時間でも渋滞!  それも変な渋滞だ。


25時 無事自宅へ到着。  ばたんきゅー (-_-)zzz


翌日    疲れ果てたカメラたち!  綺麗にしましょう。








避暑! 家にいるのも暑くて、山に行くのも暑くて、そうだ西沢にいこう!!  2015.8.2

2015年08月03日 | 花 登山 自然

久しぶりの西沢渓谷。  前回から3年程たつが、登山を始めた原点的な場所なので思いは深い。

初めて来たときは、ツーリングの途中ちょっと登ってみるかと簡単な発想で、何も持たず、ヘルメット

片手に登った。 
 
今ではなんとバカな事をしていたのかと思いますが、その時は怖いもの無しでしたね。

確かに視線は冷ややかでした。

SIDIのジャケットに皮パンツ、皮ブーツ。

前を歩くご婦人のパンツを見て、伸びてるぞー、ジャージではないぞ、

今度はあれ買ってこようなどと、全く素人でした。(^^)

でも最後まで登ったのですよ。 最後の100m看板でダッシュしましたから(^-^)

今は無理ですね、楽しみ方も変わりました。

暑さを避けるため4時自宅を出発です。

中央フリーウェイー♪  

左に見える満月ー! (^^♪






勝沼ICで下車。 フルーツラインを快適に走行。 道の駅みとみ でトイレ休憩。

1分も走れば西沢渓谷駐車場です。

6時到着。 意外と混んでます。 本当意外!

6時30分のんびりと出発です。 

草花を見ながらですので、西沢渓谷入り口に着くまで10人程抜かれました。(^^)

のんびりすぎかな?



ゲートくぐります。


第一草花発見!  

ツリフネソウ。



入り口通過してしまいました。 振り返って!



甲武信ヶ岳に行く登山道が3つあります。

去年登ったのでいいかな! 

戸渡尾根コース。




近丸新道。



徳ちゃんが切り開いた徳ちゃん新道。



ぜーんぶパス。

涼しい。 気温23度。

歩いてもそんなにあせはでない。

イワタバコ発見。 少々小さいが、ここにもあったんだね。







西沢の核心部にはいります。

つり橋を渡ります。







丁度中央で山がどーんと!




ずーと、けいかんさんと呼んでいましたが、とさか山でした。  ショック(゜Д゜;)





むむ葉の下に花らしきものが、シオデかな?






モミジガサ。

ようく見ると妙な形しています。





大久保の滝。







三重の滝。 今日は水量多いな!









タマガワホトトギス。





ソバナ。






真っ白なアジサイか?

いろいろ調べてみたがわからない。





これも???

わからなかった。





西沢渓谷はほとんど日が当たらないので、本当に涼しい。










人面洞。






キツリフネ。





タマガワホトトギス。








竜人の滝。










貞泉の滝。






カエル岩。





川の流れを・・・・










シモツケソウ。





あざみかな? 葉が違うが触ると痛て!





母胎渕。










ここも川の流れが良かったので・・・パシリ!







もうじき終点です。










七ツ釜五段の滝。


















あと100mで終点です。

初めて来た時、のこり100mダッシュしたら心臓が張り裂けそうなくらいバッコンバッコンしたことを

おもいだしました。 (^^)

ばかだねーーー






今日はサクサクと散歩のつもりで、お昼ご飯も持ってこなかったけど、さすがにお腹がすいた。

朝ごはんにと持ってきたおにぎり。  新潟のRG隊長の田んぼで取れたお米と、黒米のおにぎり、おいしく頂きました。

これで下山できます。 (^-^)






トロッコ道下山です。






今にも崩れそう。(゜Д゜;)






中腹の展望台から。





右から 破風山 木賊山。





木賊山 鶏冠山。





ギンバイロウか? 近づく事が出来ない、こっち向いてない。  残念。





ゴジュウカラかな?  忙しそう。






ずいぶんかかってしまったが12時30分下山。

6時間も遊んでしまった。

お腹がすいたので、近くの食事処さとう でほうとうをいただく。

ほうとうは途中で飽きてしまうのであまり好きではないが、ここのは量も少なめで、味もよかった。

ごちそうさま。








さすがに時間も早いので、高速もすーいすいと思いきや!

なんですとー!   小仏 8km?   小仏近くに着いた時には15kmにー(゜Д゜;)

結局 17時到着。

その後渋滞は30km以上になったもよー。


どこか小さな家ほしいなあー   (;_:)



娘のリクエストに応えて木曽駒ヶ岳テント泊! 天候不順でバッタバタ(>_<)  2015.7.28~29  後編

2015年08月01日 | 花 登山 自然


寒い  まったく眠れない夜をすごした。

外はどんな様子かな?  恐る恐るちらり!

あっちゃーーー 真っ白け (>_



4時30分 日の出を見に頂上へ向かおうか?  行ってもだめなら少しでも休んでおこう。

天気が回復するまで待ってることにする。

小雨も降り出してきた。   寒い!  早く歩き始めて体を温めたい。

コーヒーでも入れるか・・・・。


6時雨がやみ、少し明るくなってきたので、朝食にする。

雑炊の素、冷凍ごはん、缶詰のホタテ、のり。 

テント泊定番の雑炊、体も暖まりすぐエネルギーになるからよい。

さて腹ごしらいも出来たので、今日は濃が池に行くことにする。

テントは帰ってきてから撤収することにして、軽装で出発。

朝一またまたイワヒバリ、お見送りかな。

行ってきます。





少しづつですが天候回復の兆しが・・・・(^^)






雨の心配はなさそうだが、雲はなかなかとれない。

馬の背で雨に濡れた高山植物観賞でもしてよう。  そのうち晴れるさ!


チシマキキョウ。










ウサギギク。









ヒメウスユキソウ。





チングルマの綿毛。










トウヤクリンドウ。




イワスゲ。  水滴をたくさん纏って日が差したら綺麗だろうな。  逆光気味に撮ってみたい。










雲はとれそうもないです。"(-""-)"





上空は青空なのに、西からの風が当たってこの山で雲を作っているのだろう。





下からにぎやかな声が聞こえてきた。  福島から来たという中学生たちだ。







かなりへとへとのようだ、もう少し登ったら平らになるよー!  がんばれー(^O^)/





我々も濃が池を目指す。

もうすぐ見えるはず。

???? なんだあれは!




あれー 水が枯れてるー。  (゜Д゜;)

ここまで来たのに。  これ以上下っても天気も良くないし引き返すことにする。

湖面に映る宝剣岳の写真撮りたかったけど、またいつかリベンジする。

先ほど福島の中学生の団体さんをサポートしていたガイドさんに尋ねたら、数年前に砂が大量に入り込み、

水を湛えてる時期が短くなり、7月上旬までしかないらしい。

これではリベンジも難しいなあ。 ぎりぎり残雪期後半を狙うしかなさそうだ、梅雨入り前に計画しよう。



すたこらさっさと中学生たちを抜いてテント場へ向かう。


またまた目の前をちょろちょろと、5mほどの間隔で先頭を歩いている。





今回イワヒバリたくさん現れてくれた。 ありがとう  またね  (^^)/


テント場についたら速攻お片付け。


バタバタと10分程度で荷造り完成。




少しは荷物も減りました。

周りのテントもみんな撤収です。

お向かいさんの4人家族も一緒に下山。

2人の男の子に昨日の夜のことを話してあげて、写真を見せたら、起きて行けばよかったー・・・また来てごらん。

山はいつでも来れるのだからね。


乗越浄土に到着。 天候はますます悪くなり。途中道を何度も聞かれた。

ここは濃霧で有名なようだ。 確かに視界が10を切るときもある。

無理せず下山してもよいのでは。 宝剣岳は全く視界がないので、登っても仕方がないので、これも次回の

リベンジに加えよう。


宝剣岳の斜面にイワベンケイ。

はじめまして。








千畳敷カールの斜面にはシナノキンバイ・ハクサンイチゲが満開です。









クルマユリ。  ここにだけ咲いていました。





急斜面の下り。落石しないように足元注意!

10人に一人くらいは、まだですか? もう半分過ぎましたか? あとどれくらいですか?

と聞かれるが、みんな急斜面に差し掛かる手前で聞かれるので、まだまだですよ。

まだ急斜面にはいってませんよー。   がんばれー (^O^)/

登山度の真ん中で休まないでー。  あるけー!



カールのお花畑を最後に一周。

ミヤマクロユリ咲いてました。 今年お初です。













コバイケイソウも数は少ないですが、きれいに咲いてます。







ヒロハユキザサでしょうか。









アオノツガザクラ。






タカネグンナイフウロ。  これもお初です。(^^)





これでお別れです。




ロープーウェイで下界へ。

暑いなー。 いきなり温度差ありすぎ。

近くのコマクサの湯で汗を流して高速直行。




山梨で雲がげんきですかー!





18時30分 無事自宅到着。 がっとのんで・・・がっとねる。(-_-)zzz