教会学校奮戦記

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の全国各地の教会学校を紹介します。

オンライン教会学校インタビュー(シャロンキリスト教会)

2021年10月22日 | 教会教育部より
  • 回答者紹介

上田努師(熊本県八代市・シャロンキリスト教会牧師) 教会学校奮戦記

シャロンキリスト教会YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCY0vEvAgcsG6PrRTMJ9CHNA/

  • 新型コロナウイルスの流行(コロナ禍)の当初、教会学校にどのような影響がありましたか

2020年3月の小中高校の休校の時期から、日曜学校(教会学校)を休みにしました

  • その影響を受けて、どのような対策を講じましたか

教会に集まれない時は、お休みしましたが、2020年5月からYouTubeによる日曜学校の動画を配信することになりました。

日曜学校小学科の動画日曜学校小学科の動画

  • 実践しているオンライン教会学校について教えてください

OBS(Open Broadcaster Software)という無料の録画ソフトを使ってオンライン教会学校を録画しています。OBSはパワーポイントの画面と説教者の画面を同時に録画することができます。そして、事前に録画した動画をYouTubeで配信しています。最初は小学科対象の動画だけでしたが、後に幼稚科対象、ユース対象の動画も作成するようになりました。動画を配信するのは私一人でやっています。できることは限られていますが、動画配信のための奉仕者がいると内容の幅も広がるのではないかと考えています。

※Open Broadcaster Software ダウンロードページ https://obsproject.com/ja

  • コロナ禍対策の中で、どのような問題がありましたか

コロナの前は食べ物のイベントを主にしていましたが、それができなくなりました。その代わりに外に出かけるイベントを計画するようになりました。遠足、レクリエーション施設に行くなど。

  • コロナ禍を通して学んだことがありますか

コロナ禍になるまでは、これまでやってきたことで満足していました。しかし、コロナになってから今までやってきたことが通用しなくなり、新しい事を始めたり、技術を覚えました。このことから、今のままで満足してはいけないこと。もっと色んなアプローチの仕方があるのではないか、学べるのではないかと考えるようになりました。

うまリンピック
九州教区オンラインキャンプでの「うまリンピック

  • 教会学校の活性化のためにどのような必要を感じますか

インターネットなど、オンラインによるつながりが必要だと思います。

  • コロナ禍が収束した後、教会学校にはどのような変化があるでしょうか

教会学校の対象者は、自由にオンラインを駆使できない小学生であるため、やり方は以前のようにリアルで集まる働きに戻っていくと考えます。ただし、オンラインのイベントも導入することで、働きの幅は広がると考えます。中高生は、比較的自由にオンラインを使えると思うので、リアルで集まる働きと共に、オンラインでの関りも並行して進んでいくと考えます。

  • 全国の教会学校への励ましのメッセージをお願いします

全国子ども聖会を、オンラインで開催してはどうでしょうか。そして、そのような大きなイベントを、教会教育部の先生方だけで行うことは難しいため、各教区から(主に青少年担当)連絡委員のような教職による協力体制を築いて、実施してはどうかと考えます。そうすれば、個教会、個教区では出来ないような大きなイベントを行い、子どもたちが恵みを受けることが出来ると思います。その際には、規模の大小によって寂しさを感じることがないような対応が必要になると思います。


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