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五木田智央 TOMOO GOKITA THE GREAT CIRCUS

2014-11-01 13:03:19 | 一期一絵

10月11日に千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館にて鑑賞しました。
写真はJR佐倉駅南口にある送迎バス乗り場にあった展覧会ポスターです。
30分ごとに送迎バスが来て20分ほどゆられてDIC川村記念美術館に到着します。まわりはのどかな田舎です。
広大な敷地に庭園が整備され、そのなかに美術館の建物や、レストランの建物があります。


建物の一部と庭園


美術館の前には大きな池があり、ぐるりと周遊できます。噴水があって白鳥が泳いでます。
そして写真に撮るのをうっかり忘れたのですがシナガチョウというくちばしが灰色のガチョウの群れがガアガアと賑やかで、餌をくれそうな人が近づくとロープで簡単に区切られた柵越しにパンくずなどを催促して、もうくれなそうだと、集団でガアガアいいながらよちよちと池のそばの餌場にもどり、また人が来るとなんかちょうだいと催促しにくるのがユーモラスで面白かったです。


建物のそばに酔芙蓉が咲いてました。遠くにパンパスグラスも見えます。


酔芙蓉のアップ

美術館のコレクションが素晴らしかったです。
日本に直筆の作品があること自体が驚きのレンブラント作品

レンブラント・ファン・レイン 「広つば帽を被った男》」1635年 油彩

印象派やそのあとの20世紀の作品もありました。
そしてこの作品がこの美術館のコレクションだったのかと驚いたのが

マックス・エルンスト 「入る、出る」 1923


ジョゼフ・コーネル「無題(ラ・ベラ[パルミジャニーノ])」 1950-1956年頃


ジョゼフ・コーネル 「鳥たちの天空航法」 1961年頃

他にも世界で4か所だけあるロスコの作品のみを飾った部屋「ロスコルーム」があり、フランク・ステラのキャンパスからはみ出た形が壮観な作品群がありました。
そして日本の尾形光琳や長谷川等伯などの屏風絵もあり、コレクション規模と範囲の大きさに驚きました。
コレクションだけを見てもかなり満足です。いつかコレクションだけで感想を書きたい!



そのコレクションが展示されてた先に「五木田智央 TOMOO GOKITA THE GREAT CIRCUS展」が開催されてました。

写真撮影がOKでしたので何枚か写真に収めてきました。


「ニュー・サッド」2014年
一見するとモノクロの写真のように見える色調で優雅なカクテルドレスの女性が顔だけぼかしを入れられたように見えます。
まるでテレビの報道に個人情報保護のため顔を隠しているよう。
もしくは個性を無視された女性の肖像にも思える。


「軽蔑」2011年


「雑多な情動」2008年
女性の半身像の顔がえぐられたようになったりつぶされたような絵は、とても不安になり、女性の尊厳を暴力的に踏みにじられたように感じます。



「空中ブランコ」
イギリスのフランシス・ベーコンの絵を思い起こしました。


「最後の対決」2012年

アクリル絵の具を主に使用しているそうですが、描き味が鋭く白と黒の諧調が美しい。単色なのに色彩の美しさを感じました。
作品にピーンと弧を貼ったような緊張感を受けます。






またブルー(ウルトラマリンかな)を使った作品も色の構成の美しさを感じました。

・・・すみません(汗)写真のなかにタイトルを入れたのであとで拡大して読もうと思ったら読み取れず、作品名も制作年も書けないでいます。

そして、面白いので気に入った作品は小さな絵を集めて全体でインスタレーション(会場で作り上げる作品)にしたものです。数点ありましたが、大きい方を載せます。

「無題」2008~14年
少しずつ書き溜めたスケッチを集めて額に入れたのでしょうね。
よーく見ると

ちょっとわからないけど、多分ヒーロー


「元気ですか!!」←説明いらないですね


何かのマンガかな?
遊び心が詰まっていて見てて飽きなかったです♪

他にもポップアートのようなポスター風の作品がありました。

じつはここまで来てカメラのバッテリーが殆どなくなり(前もって充電すればよかった)あまり写真が取れなくなりました。

最期の展示室は美しい水彩画が並んでました。


「カイロ ♯1~♯20」2013年
 




現代アートは立体作品の印象が強いのですが、五木田氏の作品はほとんどがキャンパスもしくは四角い画面の作品でした。
絵は時に幻想的だったり、暴力的だったり、時にユーモアのある作品もありました。
思った以上の作品数です。


12月24日まで開催されてます。





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