爺の独り言+

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骨伝導イヤホンとベートーベンへの思い込み

2022-05-23 10:42:52 | ときど記
⚫ときど記(昨日)

昨日、宅急便で骨伝導イヤホンが届いてきました。

先日届いたBluetooth送信機と組み合わせて、テレビの音を骨伝導イヤホンで聞こうという目的だったので、早速設定して使ってみました。

今回はそのレビューをまとめます。


最初に...
骨伝導イヤホンってなぁ〜に?
という方がいらっしゃると思いますので、簡単に説明しますね。

一般的なイヤホンは、イヤホンから音が出ていて、耳に入れると鼓膜を振動させて、その振動を蝸牛という器官が受けて音を聞く機械です。

そんなの知ってる?
ごもっともですが、これを基本に骨伝導イヤホンを説明します。

骨伝導イヤホンからは音が出ているわけではありません。

だから、骨伝導イヤホンを手にぶら下げてもシャカシャカ音は聞こえません。
というか、何の音もしません。
そんな骨伝導イヤホンを耳のそばにかけてあげると...
イヤホンの振動が直接耳のそばの骨(頭蓋骨)を振動させてくれて、その振動が蝸牛に届いて音が聞こえるというイヤホンです。

ネットでは、骨伝導イヤホンを使うと難聴になるという情報がたくさん流れていますが、これは真っ赤なウソ!
ネットの情報をそのまま鵜呑みにしないで下さいね。
また、頭蓋骨を揺らすから良くないという噂も嘘です。
本当に、ネットに書かれていることは100%真実と思わないようにして下さい。

普通のイヤホンは耳に入れて大きな音を出すので、ヘッドホン難聴になることがありますが、骨伝導イヤホンは外耳の前に振動する部分がくっつくだけで、耳を一切ふさぎません。
高い骨伝導イヤホンだと耳たぶに付けるタイプもありますが、耳を一切ふさがないので、ヘッドホン難聴になりようがないのです。

爺が使うシチュエーションで、音の聞こえ方を考えてみましょう。

イヤホンを使う前は...

妻が眠っている中で、最低限の音量でテレビを見ようとすると...
「うるさい!」
と叱られることがよくありました。

数日前に、Bluetooth送信機が届いて、普通のBluetooth対応イヤホン(約1万円くらいの機種)とつないでテレビを見ましたが...

爺はそんなに音量を上げていませんでしたが、耳をふさいでしまうので、妻のイビキは全く聞こえなくなり、クリアなテレビの音が聞こえました。

しかし...
途中で目を覚ました妻が何かを言ったのですが...
全く聞こえませんでした。
また、長時間使用したら、耳が痛くなって来ました。

そして昨日届いた骨伝導イヤホン(5000円くらい)は...
耳をふさがないので、妻のイビキは普通の音量で聞こえますが、同じ音量でテレビの音が聞こえます。
妻が目を覚まして話しかけられても、全く問題ありません。
音質は...
低音が少し弱いかも知れませんが、高音はかなりクリアに聞こえます。
普通にテレビ番組を見る分には全く問題ありませんが、音楽好きの方は若干不満がありそうです。
もっとも、骨伝導イヤホンは1万円以下の価格帯と2万5千円くらいの価格帯があるので、高い方を買うと違いが出るかも知れません。

使い勝手の問題に気づいてしまったのですが...
骨伝導イヤホンは、耳の近くの骨を震わせて音を聞く仕組みなので、耳の近くに振動部を付ける必要がありますが...
そのために、耳かけ式じゃないタイプは、耳の上〜首の後ろをプラスチックの部品が通っています。
座ったり、起きて歩いたり走ったりする分には何の問題もないのですが、ゴロリと寝転んで首を動かすと、振動部も一緒に動いてしまうので、左右の振動部の位置が動いて聞こえ方に少し違和感がありました。

振動部を手に握ると、手の骨を振動させるので音が聞こえますが、耳から5〜10cmくらいで全く聞こえなくなるので、シャカシャカ音はなく、妻も音で目を覚ますことはありませんでした。

長時間使用も問題を感じません。
耳の疲れも普通のイヤホンとは雲泥の差でした。

横になっても外れないのが、普通のイヤホンより優秀なのと、爺は耳垢が柔らかいので、耳にイヤホンを入れると汚れるという悲しい問題が無くなったということ、妻に叱られなくなったことが素晴らしいです。

遠い将来、高い価格帯の骨伝導イヤホンも買ってみて、試してみたいと思いましたが何年先になるのやら...


一つだけ豆知識を書きたいと思います。

それは、作曲家のベートーベンの話です。
彼は中途で耳が聞こえなくなるという障がいを持ちました。
その後も数々の名曲を生み出したことで有名ですよね?
耳の聞こえない作曲家だと思っていた方...残念ながら間違いです。
今日で、その恥ずかしいお話は最後にしましょうね。

ベートーベンは、障がいを持ってからも、音を聞きながら作曲を続けたことを知っている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

もちろん、日常生活で音を聞くことは出来ませんでした。

しかし彼は、骨伝導イヤホンと同じ仕組みで、音を聴きながら作曲していたのです。

やり方は簡単です。
タクトをくわえて、タクトの先端をピアノに当てただけです。

ピアノの振動を、タクト→歯→蝸牛と伝えて、骨伝導で音を聴きながら作曲をしていたのです。

最終的には、タクトを加工して、ピアノと顎の骨をつないで曲を聞くまでになったそうです。

豆知識でしたm(_ _)m




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