黄金色の日々(書庫)

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道後温泉 千と山吹の足湯行脚 2

2013-07-18 00:01:25 | 雑記、他
例によってグルメ旅じゃなく散策メイン(^^ゞ。

宿泊は朝食付きで夕食は無しを選ぶのが常。夜はテキトーに済ませる。
でも温泉郷は旅館での食事が稼ぎのメインだから、あまり夜食べる処ないんだよね。



唯一遅くまでやっていた古民家風の洒落たカフェで食べた、地元名物“ジャコ天”を挟んだバーガー。食べなれないものや変わった物をチョイスする性質です。ちりめんジャコがたんと入った練り物揚げ。美味いです。バーガーにしてもイケたよ。
隣は翌日昼に食べた、鯛めし。かろうじて名物を網羅(笑)


早朝、散歩に出て近くの神社へ。
お参り女子ではないですが、行った先で神社には参拝する。御挨拶のようなもの。
しかしここの神社。

 135段あった 下からと上からの図


心臓破り。早朝の涼しい時だからそれでも良かったけど、この気温の中で午後はやめよう(^_^;)


みなさん御利益を求めて叶う叶わない言うけど、そもそも神社のカミサマは個人の願望のためにいらさるわけじゃないよ。
太古の昔から、人は願い詣でるけれど。基本はその土地の守りですからね。
大きなものほど広範囲に、小さい神社はその地元を守る。
いつもわしらを守うて下さりありがとう。ところで神さん、ウチの息子の嫁になかなか子ができんのですがね…。
的に感謝と共にお願いする。よそ者が一度だけ手を合わせて『かなった』『かなわない』ってのはおこがましい。お伊勢参りとか出雲詣ではまた別の意義があるが。
それでもお参りは、パワーチャージと言う意味では有効だと思いますけどね。
その土地の良い地場のところに建てられてるわけで、それが昔の人は自然にわかった。スピ系とかじゃなくても(笑)
そのエネルギーを貰いに行く。そして自分をチャージして、自力で願望をかなえる力を蓄えるわけですよ。

折しも強烈な猛暑の日。いやあ東京の方が大変でしたろう。道後はこじんまりしてる郷ですが、風が通るので割と楽でしたよ。
それでも日差しは強烈。帽子と腕カバー、グラサンはしてきましたが、到底おっつかないので1050円ショップで日傘を買った。
しかししょせん1050円。UV加工なんぞロクにしてないので、さしててもこう、紫外線がジワーッと浸透するような。
SPF効果なぞ望むべくもなく。私、SPFがなんなのか最近まで知らんかったんですがね。私にとってのSPFはショーン・パトリック・フラナリーでしかない(笑)

日傘の下でも照り返しで日射病になりそうだった。とにかく熱中症には注意で、20m置きに茶店やらペットボトルやらで水分補給。そして予想外のお役立ちだったのが。


足湯


現代人がパワーチャージするのには、温泉は有効。
地、火(熱)、水と三位一体のパワーがあるので、頭ばっかり使って足腰使わない生活をしている人にはもってこい。いわゆるグランディングー地に足をつける効果が高い。我が家のようにマンションの上に階に住んでる人にも有効です。。
温泉はいい。しかし今回もっとお手軽に大地のパワーを頂ける足湯を堪能してきました。
行くまでは知らなかったんですよ。よく温泉郷には無料の足湯場がある。山梨に行った時も、駅前に広めのがありました。
道後のはそういうのではないです。主な旅館やホテルの玄関横などに、ほんの小さなスペースで庭飾り的に設置してある。
たぶん観光的特色を出そうと、連携して作った物でしょう。別にそこに湧いて出てるわけじゃなく。
でも、温泉であってタダなら十分役立ちです。

  


左のは駅前にあるので、結構地元のおじさんおばさん、ジョギング途中の男性など、利用する人多し。中と右のは三人掛け位の椅子。
ほんとに玄関エントランス横なので、人や車も来るしドアマンが近くにいたりする。でも素知らぬ顔です(笑)
こういう時、一人で恥ずかしいとか遠慮とかしない性質なんで、浸かりましたとも。

気持ちいいんだわこれが。

暑い時に足だけ暖かいお湯に浸ける。冷たい水も良いけど、さっぱりします。


  顔がコワイ

ここのは結構立派。しかしベンチの横に足ツボ表が置いてあったのがヒントだった。
入ったら、下に敷き詰めた白石が足裏を直撃する仕組み…。
ギャー!!と思わず叫び、よろめいてジーパンの裾をざぶんと漬けてしまったよ。幸いこの時は誰も見てなかったけど。
そしてジーパンはその後15分ほど歩いたら乾いちまった…(^_^;)


 

左のは庭の水場っぽい(笑) タオルを使ってくださいとあるのがポイントアップ。右は老舗旅館。なかなか立派だが、直射日光が当たる時間帯で断念。


 こんなのも

手湯…? 別に手を浸せるように溜まってないんですが(笑) 単に洗うだけっつうか。でも暑い中手を洗うのもサッパリはしますな。


ベスト2はこちら。




老舗高級旅館の裏手に、四方角で四つの足湯。旅館の喫茶室と隣接していて、飲み物やアイスやあんみつなども頼めるという優れシステム。
ひさしがありプチ屋内。ヒノキ造りで、これはもうミニ温泉足湯部門です。曜日や時間帯によっては沢山の利用者が。


 

唯一、玄関前にも裏手にもない。敷居の高そうな旅館の玄関先で、足湯マークが出てたので(あるところには看板が出てる)、恐る恐る「あのお、足湯って利用できますか?」と聞くと、感じのいいお姉さんが、こちらでございますと案内してくれた。
ロビーを突っ切って、何と庭園の中にある。庭自体が立派で川が流れてるよ…!
せせらぎの横にあずま屋があり、円状の丸席の足湯。こりゃあつめれば10人は座れる。そして、外の暑さが嘘のような森林浴状態。
せせらぎの音を聞きながら、風が通る。とんでもなく贅沢空間。
シーズン本番前のウィークデイ、しかも炎天下真っ昼間とあり、私ひとりがこの場を貸切。
無料貸しタオルもありました。旅館の規模といい、こりゃ老舗の中の老舗だな。
と思ったら、夜にリフレクソロジーをしてもらったんですが、地元民の施術師のおば様が、「あそこは皇族もお泊りになるんですよ」
やはりそうか。貴賓的足湯。いや皇族は足湯はしないだろうが。


そうして、一日足湯三昧し、夜は泊まったホテルの大浴場に入り浸りました。堪能。
その代わり夕食食ってない。外に出るのもう面倒で。

翌朝のちゃんとした朝食。



その他の日は和洋折衷のバイキングで、ごたまぜてんこ盛り皿を映してもしょうがないので(笑)
ここは珍しく、和と洋のどちらかチョイス。



暑かったけど、骨休めになりました。しかし気も体も緩んだか、帰ってから風邪をひく羽目になる…(^_^;)
とにかく一番暑い数日に東京から脱出できてたのは幸運だったかも。我が運はどうも天候関係に集約されている…。




道後温泉本館の白鷺伝説。白鷺が傷ついた羽を休めた伝説から、彫刻の鳥たちが周りに留まっています。かわいい。











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