別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン5 その7

2014-01-01 22:18:16 | シーズン5
第10話 死の天使

・今回は辛い…
・二回愉快エピが続くと、次は来るんだよな。
・でも始めは笑える。クロスロードに悪魔と契約に来る初老の紳士。
・現れたのは、初登場クラウリー。
・美人の女悪魔と話をしたのに、と困惑紳士。契約にはキスが必要なので、おっさんとしたくない。
・いいんですよ、経営破綻を申告なさればと言うクラウリー。紳士は大手銀行家。
・アラステアのようなあきらかな変態でも、ザックとウリ坊のような高ピー天使野郎でもない。一見低姿勢。だが慇懃無礼。
・たいへん胡散臭い。
・結局チューする紳士。それがディープ&ロング(^_^;) 嫌悪感もあらわなじいさま。お気の毒。
・それを物陰で見つめる男。キャス。兄貴に携帯で連絡。天使の力の多くが失われてるからって、やっぱ笑える。
・「実におぞましい…」「おぞましい?」兄。キャスったら、そんな嗜好の嫌悪感あったんかいな(笑) 悪魔のキスだからとは見えんよ(^^)
・天使に悪魔を見張れという人間。まかせろという天使。書くと簡単だがなにかが間違っている
・ジョーの手助けを得て、クラウリーの家に入る兄弟。セレブ生活をしているクラウリー。いかにも権力志向。
・よく考えると、上級な定住生活してる悪魔なんて今までいたか?
・まず、高価な絨毯の裏にデビルズトラップを描いたことを怒られる兄弟。
・金持ちこそセコい。いやそこじゃねえ。
・コルトをあっさり渡し、ルシファーを殺してほしいというクラウリー。人間の次は悪魔が彼に皆殺しにされるからだという。
・半信半疑な兄弟。いや、2信8疑くらい。
・口の上手い奴は信じんぞわしゃ! 二人も信じるな!
・貰ったコルトをあっさりクラウリーに向かって弾くサミ。さすがルビーで懲りてるか。おっさんにはためらいなしか。
・「ああ忘れてた、弾もいるね」 こんのしらばっくれ野郎。おれはますます不審感バリバリだぜ。
・ボビーの家。なぜかエレンと飲み比べしているキャス。矢継ぎ早にグラスをガンガン空け、「酔うってこんな気分なのか」
・二次創作不用。
・エレン&ジョー、腐女子ならずとも女のサガとしてこんな楽しい玩具をほおってはおけない。
・賑やかな彼らを尻目に、兄弟はいちゃいちゃ相談。
・多少の皮肉やら応酬あれど、イイ雰囲気じゃんv ビール瓶カチンはトリックスターワールドの時の再現か(笑)
・しかし翌日はルシファーと対峙する日。最後の夜になるかもと、ボビーは全員での写真を撮ります。これが…切ない。
・ボビーをお留守番に、5人はルシが来るという町に。キャスはインパラでなく、エレンとジョーの車に乗ってる。母娘に気に入られたか。
・降りてこないキャスにジョーが覗きこみ、「ドアレバ―って知ってる?」 「知っている」ジョーの隣に立ってるキャス。
・お前が近いのはディフォなのか。
・町は死神大集会状態。見えるのはキャスだけなので、様子を探りに行くキャス。しかしあっちゅうまにルシにとっ捕まる。
・緊迫感漂う中で、君は車に乗ってきたようだな どんな感じだとルシが質問。遅いし狭いと答えるキャス。
・やんごとなき生まれの変な世間知らずみたいな奴らだよ、天使どもたぁ。
・なにかとしぶとい女悪魔メグが人間組の前に。ルシのところに来い、来ないと酷い目に合わせるわと言う。
・兄「俺たちが酷い目以外の目にあったことがあるのかよ」 いやまったくごもっとも。
・みんなには見えないが、メグは地獄の番犬を連れてきた模様。「ヘルハウンド…」という兄のおびえた顔が…! 萌ゆる←
・ヘルハウンドに捕まったディーンを助けるために、ジョーが発砲。ああでも、ジョーが…!
・手近な店に飛び込んだ4人。ジョーは深手です。ああああ(T_T)
・無線でボビーに連絡するディーン。サムには気丈なことを言ってたが、弱音を吐く。ものすごく辛そうで見ていて…(涙)
・ジェンのこういう演技ってほんと上手いな。
・死神大集合は、死神親分4人の死の騎士をルシファーが呼びだすためだという。
・ジョーを運び出す相談をする兄弟。でもそれは限りなく無理に近い。現実的に考えてと言うジョー。
・材料はある。爆弾を作ってそこらじゅうに置いて。自分がスイッチを押すからみんなはその隙に脱出してと言うジョー。
・気丈に冷静に対処してたエレンが初めて涙を(大泣) ジョーの本名が「ジョアンナ・べス」というのもわかった。いい名前だよね。
・装置をセットして、スイッチを手に握らせるディーン。おでこに妹へのキス。そして唇に初めてのキス。
・最初で最後の。
・早く行ってというジョーに、エレンはおまえは動けないんだから、ドアを開けて犬どもを入れなきゃならないと。
・絶対に一人にはさせないと。もうここは涙…
・後ろ髪引かれながら抜けだす兄弟。残った母娘。虫の息のジョーにおまえは私の誇りというエレン。
・スイッチを入れる前に息絶えるジョー。もう自分も行くというのに、やはり泣くエレン。それが親子だよね…
・最後のエレンの笑みと「一匹残らず地獄に送り返してやる。覚悟しな!」の捨て台詞はむっちゃカッコ良かった。
・4人の死の騎士を呼び出す儀式の準備をしているルシ。やあサム、ちょっと待ってくれとか余裕のよっちゃん(古)
・コルトをぶっ放す兄。倒れるルシ。しかし何だぁこりゃとか言いつつ起き上がる…! 効かねえ!
・サムに半年以内にデトロイトでイエス(器になる)と言うとルシ。デトロイトって5年後の世界で言ってた場所だよね。
・お前の心臓をえぐりだしてやる! というサミ。怒れるサミに喜ぶルシ。怒りはルシとサムを引き寄せると。
・緊迫時になんですが、町中の女子供を殺し、男どもすべてに悪魔を憑依させてそれも全部4人の騎士に生贄に与えてるほどの、さすがのルシファー様のお力。が、穴は手掘りか! しかも一人地道作業。小指でちょちょいのちょいとできないのか。ルシはウィザードではないからそこは別か。それとも死の騎士たちは、ルシ様の手作り(?)穴じゃないと行かないわ!なのか。
・一方、天使封じの火の輪にとらえられたままのキャス。小細工してメグを手元に抱えるが、地獄戻しのパワーは失っている。
・「立たないくせにどうやっていかせるの」「いかせてやるさ」 聖なるオイルに燃えている火の輪にメグを突き倒すキャス。
・ややや。セリフ以上に、このキャスは今までで一番セクシーでしたぞ! 天然キャラのキャスだが、どうも鬼畜な時は色気が出るらしい。
・逃げ出したキャスに救い出される兄弟。ルシは気にも留めてない。ほんと毎度余裕のよっ(略)
・写真を燃やすボビー。見つめる兄弟。兄の何よりも雄弁な目。



原題は『Abandon All Hope』 ダンテの神曲にある“ Abandon all hope, ye who enter here”からの引用だそう。
“この門をくぐるものは、一切の希望を捨てよ”というあれですね。
またも絶望的な状況に(-_-;) 悪魔を殺せるコルトもルシファーには効かないことが分かり、古馴染の女性二人も逝った。
ジョーのことは妹みたいに思ってたディーンだけど、ずっとディーンを想っていたジョーには辛いかもしれないけれど、つまりはサムとボビーに次ぐ家族の一員のようにも感じていたわけで。
たまにしか会わなくとも、ディーンにとっては家族というものは何よりも大事なものだから、大きな存在だったと思うんですよ、ジョー。
弟と親父には散々悩まされてるディーン。マムの思い出は辛い別れに繋がっている。
肝っ玉母さんと向こう見ずだけど可愛い妹。実の家族には無い要素だけど、ディーンには大切だったはず。

なんでなあ。こう兄貴を苛めるかね、この話は(ーー゛) 
弟苛めも凄いんだが、サムの場合また試練は違うパターンだからさ。

ジョーは好きな女性キャラでした。小柄で勇ましい。ディーンへの報われない想いにいつまでも未練がましくすがってないで、自分の道を進んだ。それを結局受け入れたエレンともども、似たもの母娘。エレンも兄弟にとってはボビーに次ぐ大きな年長者だったのに。
皆殺しのクリプ鬼! ちきしょー。

しかし、母と娘の最後は残酷ながらも胸に染みました。二人の女優さんの表情が秀逸。素晴らしかったよ。
あの写真は燃やさないで、ネガがどこかにあるといいのに。すべてがすんだあとに見返せるように。

そしてこれから重要になってくるらしいクラウリー。S6のネタばれ読んじゃってるけどさ。男版ルビーのにほいプンプン(~_~;)


(2010.11.12)



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