別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン14  そぞろ感想11

2021-02-09 23:54:37 | シーズン14

第11話 壊れた器

悪魔女を捕まえて拷問してるニック。ハンターでもない人間なのに、たやすく捕まえてるよ…。妻子を殺した悪魔アブラクサスの行方を追っている。悪魔は教えたのに、眼を突き刺す…。 

ディーンは色々な道具や資料を詰めて外出の支度。サムは相変わらず文献を漁ってる。
お袋に一人で会いに行きたいというディーンを、いぶかしみながらも送り出すサム。
「無理すんなよ」 ギャー、兄からのバックハグ! 
いつもの兄以上の密接具合に、サムはただちにメアリーにTEL。 

メアリーとボビーはドナの小屋(別荘?)で休養中。ボビーは外出中。サムはメアリーと話しながら、倉庫の本が抜かれていることに気づく。
兄貴、抜いたところ隠しとかなきゃ。弟は司書同然だぜ。
ディーンはドナと会い、バーガー食ってる。
ドナはジョディ家と狩りもしてるが、ダグと別れて少し寂し気。ダグは今警備員かー。
ディーンとミカエルのことは、サムの回覧板により筒抜け。
心配するドナに、ディーンは話したくないといいながら自分からハグ。お別れしにきたみたい😢
到着すると裏庭から銃声が。銃を構えて近づくと、メアリー母さんカボチャを撃ちまくり。
サムも呼びましょうかというメアリーに、二人で過ごしたい、母さんの料理が食べたいと。うおん、ますますお別れの予感。
ウィンチェスター・サプライズ。メアリー唯一の得意料理。
マムを買い出しに行かせ、ディーンは作業小屋で何かを作り始める。DIY兄萌えv
だが頭の中ではミカエルが暴れまくり。 

マーケットで沢山買い物をしたメアリー。店のにいちゃんが手伝ってくれながら、「いつもカボチャとウィスキーとクロスワードだけなのに」
普段何食ってる(^^; ボビーは何か食いに出たのでは(笑)
ニックがやってきて、にいちゃんにメアリーのことを聞くが、話さない。ドナに連絡。ドナ、あらかじめメアリーたちのことを頼んでいたんだな。
ドナの追跡で、ニックは拘束されて尋問。何人も殺した指名手配犯人と気づいたが、ニックは先手を打ってドナを昏倒。
メアリーが帰宅すると、ディーンはきちんとテーブルセッティングして待ってた…。兄貴がテーブルセッティングなんて、リサの家にいたときくらいじゃない? 弟に料理作っても、さすがにテーブル整えない。
メアリーも心配になり、サムに℡。さすが弟、すでに出発してた。 

食事しながら、思い出話。サムが持ってきたボローニャソーセージとチーズをホットプレートで焼いて煙だらけになり、親父激怒の思い出。
その場にいてやれなかったメアリーは悲しいよね。でも兄は、生き返っていてくれるだけでいいって( ;∀;)
やはり何も話さないディーン。寝静まったのをうかがい、メアリーは小屋へ。そこにあったのは作りかけの鉄枠。本を見て、何を作ろうとしてるか知って愕然とする。 

気がついたドナ。殺されなくて良かった…。メアリーに電話するが、ニックが現れ彼女を捕まえていた。
電話を取った兄、駆け付けたサム、ドナと共にニックを追う。
ニックが彼女を捕まえたのは、アプラクサスを箱に閉じ込めたのがメアリーだったから。
そんな大物、いつ一人で捕まえてたんだよ。殺したり地獄に戻すこともできないとは、高位の悪魔だろうに。
箱を隠した倉庫に行く二人。足元のトラップにもかからないニック。さらにスキルがあがっとる。
ロッカー、やばそうなもので一杯…。
アプラクサスと話したがるニックだが、それには器がいる。ニック本人じゃ話が聞けないし、メアリーは悪魔よけのタトゥーが入ってる。倉庫の管理人を連れてくるニック。箱開かないので物理でドリル穴あけする。
アプラクサス、メアリーを見て「やあ、ブロンドちゃん」
妻子を殺した理由を詰問するニックに、メアリーを殺したら話してやると言う悪魔。
ニックがあわや…の際に、兄弟とドナが駆けつける。
アプラクサスはルシファーの命令でニックの家族を殺していた。

アプラクサスを解き放ち、保身を図ろうとするニック。しばしてんやわんやになるが、結局殺したのもニック。えー…。
ドナがニックの足を撃ち、メアリーがぶん殴る。強いぞ女性陣。
兄弟の出番は無し(^^;
サムとニックの会話。君は悪くない、オレは救われたいなんて思っちゃいなかったと。
君に殺された人々が夢に出てきて、うなされろ。苦しむといいとサム。
メアリーはディーンに見たことを話し、サムにも話せと諭す。
小屋での兄弟。箱もう完成してるじゃん! 綺麗な模様も掘ったの?!
マラクの箱。自分をミカエルごと生きたまま埋葬する。そして太平洋にボチャン。永遠に。
ミカエルをもう閉じ込めておけない、ビリーとの件も話す兄。
サム「僕に何も言わずに、僕に!」
おまえは引き留めようとするから。引き留めないでくれ、頼むからとディーン。

 

兄貴をいじめるパターン、来ました

苦悩するディーンはみんなの好物。だがいい加減にしてやれと思うのも兄担。
永遠に海の中で一人、脳内のミカエルとだけ過ごす。そんなことできようか。
どんな強靭な人間でも狂うが、狂ったり死ぬこともミカエルが腹いせに阻止するんだろう。
ただやはりこのパターン、サムがルシファーと(ミカエルはついで)地獄の檻に永遠に閉じ込められる選択しかなかったシーズン5の、焼き直しとは言わんが対なんだよね。
ぜっっったいサムがさせるわけない。自分の時とは逆の立場というだけでなく、あれから時は過ぎ、諦めの悪さも増しているw
「止めないか、手伝うかだ」という兄に、「わかった」と良い弟のお返事してましたが。兄貴の心はわかったという意味で、従いますじゃないよ(弁護士的詭弁)
初見の時は、ず~んと重い気持ちになったんだが、見直すとそんなこと実現させるわけないぜという想いしかない。
サムの「僕に言わなかった、ぼ・く・に!」がね。兄の一番である特権行使のサム節が出たぞ。世界の終わりには兄貴がハグしてくれる。でもバックハグなんて初めて! ただ事ではない! 嬉しいやら心配やら! マムと二人はずるい! でもバックハグしてくれたから行かせてあげよう!
と忙しい弟心理が垣間見れました。え、私の心理か?

サムがニックの器に入ってたルシファーを受け入れたのとは違い、ディーンは自分の頭の中にミカエルを入れている。ガドリエルの憑依とも違う。そこが新しい点。
キャス、ジャック、メアリー、ロウィーナ、異次元隊やジョディ、ドナたち。彼らを総動員しても厳しい状況ではある。

ディーンも、弟がすぐに兄貴の言動の追求するのは想定済みなんだよね。どうせバレるんだから、先に箱を作っちまってから話すという、毎度のまずやっちまえパターン。
抱え込んでいるものは重いんだけど、隠しおおせないこともわかってる。

マラクの箱とビリー。ビリーが本気でディーンをそんな目に合わせたいのか、それしか方法がないと死にカタログに出てるからと言って、今までどんでん返ししまくってきたウィンチェスター兄弟がその通りにならないことを、彼女もわかってる気もするんだけど。
ビリー、毎度場当たり的に兄弟を助けたり、突き放したりしてるけど、最終シーズン見てないから意図は読めない。

ニックはもう行きつくとこまで行ってるので、本人が言う通り救いはない。人間だから殺すわけにいかないのが厄介。魔王の力がない今の方が、すべてのスキルが上がってるしな。兄弟たちから逃れるためにアプラクサスのサークルを消し、アプがさあみんな殺したる~となった時、簡単にぶち殺す。どんだけよ。さらってんじゃん。
でもペリさんは、やはりこっちの方が本領を発揮してると思う。こういうルシファーなら怖かったんだがな…。

倉庫の管理人さんは、アプラクサスが入ってからの演技が映えた。やーな感じで(^^;
クラウリー統治の頃には消えていた悪魔らしい悪魔がまた湧いて出た。気になるのはメアリーがいつこいつを閉じ込めたかですよね。これも初見では若い頃の仕事かと思っちゃったんだが、ニックにルシファーが入った後のこと。メアリーその頃死んでたし、蘇ってからの仕事になる。
つまりシーズン4以降、シーズン12までの8年も、こいついたわけだよ、どっかに。
メアリーがケッチと組んでた頃の仕事だろうねえ。からくり箱、明らかにUKしか用意できないだろう。

メアリーも久しぶりで、まがりなりにも異次元で母変わりしてたジャックが死んで蘇ったのに、戻ってこなかったのはなんじゃらほい。ぶっちゃけサマンサはこのシーズンはさして出ないから(^^; マムの声が聴きたいと兄が電話したものの、詳細は話さなかったということで流すしかない。
さすがに長男がとんでもない選択をするという際に出さないわけにはいかない。今回の白眉はウィンチェスター・サプライズの件。
「あんなもの、よくあなたたちに食べさせてた。あんな脂っこいもの」と言ってたが、この前紹介したオフィシャルクックブックにちゃんと出てます。
材料はバターミルクビスケット、玉ねぎ大、牛肉と豚肉デカいの、ウスターソース、ケチャップ、マスタードどっさり、ピクルス刻んだの、チーズかなり、コーンチップス。
作り方は、だいたいが切ったり細かくして重ねて焼くだけ。簡単にして、高脂肪高カロリー、加え塩分過多。
でも海兵隊上がりの自動車修理工、まだ若かったジョンと、お外で遊びまくってたディーン坊やならチョロかったのでは。むろん4歳児には危険だし、多量にはあげなかっただろう。まだアメリカが超ヘルシー志向になる前、それもNY他ホワイトカラーの地ではない、カンザスの食事だ。
今はメアリーも30過ぎたし、現代の情報も知ってる。そして次男のヘルシー志向もかなり伝授されてるはず。ベーコン好きでも、サラダも食べた方がいいよとか言われたに違いない。
ボビーと暮らしても大して料理してないけど。 

サムは乳幼児だったから食べてないんだよね。サムがソーセージとチーズを持ってきたというのは、きっと少ないおこずかいを貯めて買ってきたんだろう。兄貴のようにちょろまかせない。
兄や父がたまに話す母の手料理。それを食べてみたかったんだね…。
さすがに子供のディーンは作り方知らず、直焼き大惨事。ジョンが怒りまくったって、わかってやれよ子供心(その当時は無理)

 

近年会ってなかった友人と、数年ぶりに電話で話した。別に喧嘩してない。おばさんになるとよくあること。
彼女はアニメオタク。『鬼〇の刃』見なよと言われたが、「スパナチュで大体間に合う」と言ったら納得してくれた(笑) 彼女もシーズン5までは見ている。
しかし、「ん? 前も同じような会話しなかった?」と言うので答えた。「ハガレンだよ(〇の錬金術師)」
異形のものになった弟(妹)守る兄。世界を救うために戦う兄弟(妹)長男は大変で下の子は苦しい。世界はその物語を求めてる(メタトロン風に)


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