別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

SUPERNATURAL 2005-2020 FIFTEEN SEASONS

2021-12-10 23:11:44 | スパナチュ雑感

 

買ったぜ

 


いやあ、年末にかけて色々物入りな上に、壊れるものが続出。
掃除機(10数年選手)、電気ケトル(使用頻度高い)など、仕方がないものもあるんですが、出費がかさむ時にかぶるという(あるある)

そんな折、値段もロクに見ずに無条件に注文してたブツが密林から到着しました。
¥7,700! カード決済時が怖い!
ページを開くと、冒頭総指揮ロバート・シンガー氏の前書きがありますが、あとはほとんどすべてフォトです。
私は元々文字派なので、インタビューとか記事など文章を読む方が好きです。なので、しまった、このお値段で失敗(私的に)したかな…と思ったんですが。

見ていくうちに、セコい算段は消え去ったわ。
すごいボリューム。800点以上の写真とありますが、ページ数がふってないので何ページあるかわかりませんが、2.5㎝以上の分厚さです。ものすごい見応え。

セットがメインなので、兄弟が泊まった数々のモーテルの内装、怪物を退治した廃屋、お馴染み沢山のバー。美術スタッフの総力を結集した力作のオンパレード。
兄弟他、キャストももちろん映っていますが、時系列はアトランダム。超若い兄弟から徐々にややオジ兄弟に移っていくわけではない(笑) ゲストキャラも脇役が結構出ていましたが、ほとんどわかったわ。何シーズン何話まではわからんが、どういうエピソードのキャラか覚えてるのに自分で驚いた(笑) リピートして見てる以上に、この感想を書くために見ちゃ止め、見ちゃ止めする見方をしてるからかもしれん。

私自身、あまり背景に気が向く方ではないし、セットなどをちゃんと見てはいないんですよ。
けれどこのフォトの数々を見ると、いかに凝ってこだわり抜いて作られてたのかがわかるし、ストーリーや俳優だけを追って見逃してしまうのはもったいないと思いました。
バンカーや地獄や天国のシーンもあるけれど、ここら結構地味だからね(笑) モーテルやバーやダイナーの方が圧倒的に見応えあります。アメリカのモーテルやダイナーの内装、ほんとにこんなに個性的で面白いのか。日本は画一化されてんのに。

まずはどんどんめくって眺めただけですが、胸が一杯になった。すごく、すごく懐かしく、楽しくて寂しくて、思い出が溢れてくる。
買って良かった。本当に。

海外雑誌や日本でムービースターさんが出してくれた増刊号など、インタビューを読みふけってフォトはザっと見の私が、この膨大なフォト数の写真集は、きっと折に触れて見返すでしょう。
スパナチュがくれた、沢山の思い出と懐かしさを反芻するために。
J2はじめ、キャストや制作陣の記事はいつでも読みごたえがあるけれど、表には出てこない沢山のスタッフの仕事がドラマを輝かせてくれてたことに、今更ながらに気がつけた。

2ページ目には生みの親、エリック・クリプキ氏の寄稿があります。一人の人間の頭に浮かんだ脚本の案が、どう形を取り、やがて沢山の力が結集して作られていく作品になるのか。どれだけ多くの人々の才能と努力が関わっているのか、簡潔に語ってくれた文に、思いもよらず感動した。
その過程を、この本は見せてくれている。SPERNATURALの15年の想いが詰まっています。

SPNに深い思い入れのあるファンには宝物となる一冊だと思います!
自分へのクリスマスプレゼント。じっくり堪能しますよ

 

 


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