道徳 点字メニューにちょうせん

4年生の道徳「点字メニューにちょうせん」の授業を行いました。

内容項目は「勤労」

「進んでみんなのために働こうとする態度を育てる」ことをねらいとします。

4年生に勤労は…と思いますね。

でも､まわりの役に立つ活動はしています。

学校では､当番や係活動､家では､お手伝いです。ここにもっていくために､授業構成を考えます。

教材内容

主人公の「のり子」の家は食堂です。ある日､目の不自由なお客さんに､のり子は､お店のメニューを読み､お客さんの手助けをします。その夜､のり子は､学校で学んだ点字を思い出し､点字メニューを作ることを思いつきます。お父さん､お母さんも賛成です。しかしお父さんお母さんはお店の仕事で手一杯です。そこでのり子は､自分だけでやってみることに。お店のお客さんで点訳の仕事をしている小林さんに指導してもらいながら、点字メニューを作り上げる。

というものです。

のり子がまわりの役に立ったことを確認します。

それらが誰・何の役に立ったか考えます。

目の不自由なお客さん､父､母、お店…などが出てきました。

では､次に身の回りで暮らしやすい､助かっている「もの・こと・人」について考えます。

考えやすくするため例をあげると、

各クラスともいろいろ出てきました。

その後､「では､自分がまわりの役に立っていることは、どんなこと?」と問い､考えてもらいます。

思った以上に多岐にわたり出てきました。

その子ならではの発言が出たことがよかったです。

係活動やお手伝いが出ただけでなく、

話を聴く､まわりを笑顔にする､友達を励ます､助けるなどの精神的に役に立っていることも出てきて､大収穫でした。

振り返りでは､

・自分はまわりの役に立っていることがわかった。

・もっとまわりの役に立ちたい。

・のり子さんのように学んだことを使ってまわりの役に立ちたい。

などがありました。

4年生の発達段階に合った授業だったように思います。

参考にしてみてください😊