仕事で会った各国の演奏家たちの寸評。もちろん、独断と偏見、無知、拙速に満ちた印象記です。
●ドイツ人

地味で一見、暗く見える人が多い(言葉も暗いなぁ)。服装もビックリするくらい質素だったりする。が、初対面での握手はしっかりと握ってくる。話も、琴線に触れる話題となると、いつまでも話してくれる。いろんな意味でのライバル意識が強く、人の批判も好んでする。
英語が通じる人と通じない人がはっきり分かれ、通じる人は見るからに教育を受けた都会的な人が多い。ウィーンフィルには英語が通じる人が多い。
●フランス人
2タイプある。一見してラテンタイプの人は、初対面の挨拶では鼻をツンと上に上げた気取ったポーズをとる。ジョークをしょっちゅうかまし、我々にはそれが皮肉に聞こえたりして、ちょっと引いてしまう。身振りや顔の表情が非常に豊かだが、やはりこっちは引き気味になる。

もう一つのタイプは、寡黙で挨拶も静か、一見非常にクール。初対面の握手は手を差し出すだけの人が多い。こちらから積極的に話さないと話が引き出せず、非常に苦労したりする。どこか政治的な印象を受けたりもする。
●英国人

初対面では非常に好意的に見える。話は面白いし話しやすいのだが、クールさも漂う。ジョーク好きで皮肉屋が多い。活動的に見える人が多い。
●ロシア人

先入観もあるからか、やはり一見して暗め。初対面の握手は一番熱い(!)。話し好きな人が多い。ペレストロイカ以前のオケの楽屋(日本公演)は雰囲気が超暗く、タバコの煙が充満していた。
●スウェーデン人

服装が一番今風で、オケ奏者にはロックミュージシャンのような若い男の子が目立った(オカマもいた)。英語はよく通じる。
●中国人

人見知りする感じ。構えて見える人が多い。自分たちの話をするとよく喋る。
●外国人からみた日本人

挨拶は快調だが、すぐに話題が途切れる。ジョークや皮肉があまり通じない。バカ正直な一面があり、感激屋が多い。人の噂話を聞きたがる。とにかく奢ってくれる。みんなビックリするほど良い服装をしている。