平成26年6月定例会の質問内容を順次報告致します。 職員がやる気になる人事評価と
期末勤勉手当等への適正な反映を!
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※6月5日(木)の2番目です。9月中旬まで視聴できます!
民間企業の給料やボーナスは、当然実績と成果によって査定
され、昇給や昇格も連動するのが当たり前である。
しかし一般的に職員評価には、この民間では当たり前の理屈
が当てはまっていない。そこで以下の質問をしました。
◆1.人事評価は相対評価か、絶対評価か?
◆2.業績評価はしているか?
◆3.昇格滞留者の近年の傾向はどうか?
◆4.人事評価は昇給、昇格、期末手当、勤勉手当に
反映されているか?
答弁は━
1.人事評価は絶対評価、つまり900人超の職員がいても
一定の基準をクリアすればほとんどが評価される仕組みだ。
2.業績評価は、上司と本人が協議の上で評価している。
3.昇格滞留者の傾向は、所属長推薦での昇格率は50%つま
り50%は昇格滞留者となる。また論文提出による方法で昇格
にチャレンジする職員の割合はわずか10%に留まっている。
4.人事評価の反映については、職員団体との協議が整わず
反映されていない。つまり実績と成果は査定に連動しない。
質疑を通じて確認できた事は、成果に関係せず毎年4号給
づつ給料が上がり続け、減給や降格、リストラはまずなく
下位役職に滞留しても上位級の給与もありうる事実だ。
これでは市民に奉仕するという大きな使命感を持って仕事
に積極的に取り組む職員の、良質なモチベーションを自ら
下げることになっていないかと言うことだ。
役所の業務継続性の担保のため、質の高い安定した対応を
確保するためには、基本給の一定の絶対評価の側面は確か
に必要であろう。
しかし今後は多様な市民ニーズに応えるためにも専門性ある
人材、マネージメント力、リーダーシップ力のある人材育成が
必要であり、業績を適正に評価し、業績を上げた職員には
各種手当にインセンティブとして反映すべきである。
大阪市の職員基本条例には、「人事評価の結果は、給与に
適正に反映しなければならない」と規程されている。
あまりにも民間の感覚とかけ離れ、説明が難しい体系はなか
なか理解されない時代に入っている。
今後の小平市の、職員がやる気になる人事評価とその適正な
反映へ向かっての具体的動きを注視したい。
▼小平の夕景
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▲スタンドパイプは初期消火や災害時の給水に威力を発揮
小平消防署の皆様に取材のご協力を頂きました
本日25日、小平市議会平成26年6月定例会が終了しました。
あぶかわ浩の一般質問の内容を順次報告致します。
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※6月5日(木)の2番目です。9月中旬まで視聴できます! 火災予防のため、市ができることは何か!
小平市内には南北に短冊状の土地が形成され、消防車が
入れない狭あい道路や木密地域が数多く存在します。
この5年の市内の火災発生件数は、48件から68件で推移
しており、火災予防のため市ができることは何か、いくつかの
観点から質問しました。
まず震災時の火災対策として、家庭用の電源自動遮断装置
の助成ができないかです。震度5程度の地震が起きると糸で
つながったおもり玉が落下しブレーカーを切る仕組みです。
価格も安く、停電が復旧した時の電気コンロやドライヤーなど
による通電火災の予防に効果があります。答弁では国の中央防災会議により自動遮断装置の必要性
が提言されていることから、今後検討していくとのことです
更に、消防団支援法が成立したことから、消防団員の待遇
改善について取り上げ、小平市の消防団員の退職報奨金が
5万円引き上げられたことが確認できました。
続いて、消防車両の進入困難地域や木造密集地域などへの
対策としてスタンドパイプの設置を進めようとの提案です。
スタンドパイプは、給水に必要な器材一式が台車にセットされ
軽量で、女性や高齢者でも搬送が可能、消火栓にワンタッチで
接続でき、初期消火に極めて有効です。
また災害時、防災拠点での緊急給水にも役立つことから市内
各自治会や災害時避難所となる学校などへの設置の推進と
防災訓練での活用を訴えました。▼スタンドパイプセット
東京都では希望する自治体に無償貸与をスタートしており、
練馬区、日野市などでは積極的な活用が進んでいます。
答弁では、市内ではまだ自主防災組織が1カ所しか設置して
おらず、今後は補助事業の活用を研究していくとのことなので
今後の推移を注視したいと思います
小平消防署ではスタンドパイプを使用しての防火訓練も
積極的に行っているとのことです。(要予約です。)
署員の皆様、ご協力ありがとうございました
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平成26年3月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます! 感染症予防ワクチンの正しい理解と
がん検診受診率向上のために!
●第1点目として、これまでも何度となく取り上げて来た
感染症予防ワクチン及びがん検診の受診率向上のための
施策について聞きました。
厚生労働省は水痘(水ぼうそう)と成人用肺炎球菌ワク
チンを定期予防接種に加え、今年の10月から実施する事
を発表しました。
水痘は毎年100万人以上が感染し、かゆみを伴う発疹が
現れそのうち約4000人が入院し約20人が死亡しています。
ワクチンは2歳までに2回接種します。
肺炎球菌は高齢者が重症化しやすい肺炎の約3割を引き
起こすとされ、65歳以上で1回接種します。
水痘ワクチンは当市も含め今まで8000円から9000円程度
の自己負担がありましたが、定期接種となり地方交付税で
9割措置されるため多くの自治体で無料となる方向です。
また成人用肺炎球菌ワクチンも3割措置されますが小平
市は既に市独自の公費助成で約半額4000円の補助が出て
いるため今後のこの2つの自己負担額を聞いたのです。
答弁は期待に反し、財源の課題を精査し検討するという
消極的なものに留まりました。かつての感染症予防への
前向きな姿勢は感じられなくなってしまった印象です。
●第2点目として、子宮頸がん予防ワクチンについて、
定期接種でありながら積極的な接種勧奨が一時的に差し
控えられるという不自然な状況となっていることから、
市の現状を聞きました。
小平市で平成23年度に43.5%まで上がった初回接種率は、
昨年度25年度にはどうなったか。何と8.3%まで下がって
しまいました。
更に合計3回の接種が必要ですが、市内の高校1年相当の女
子が96人、中学3年生女子が77人、中学2年生女子が89人、
中学1年生女子が58人も途中で宙ぶらりんになっている事
が判明しました。
風評の影響を受けて予防ワクチン接種者が減っている現実
は、それだけ感染と発病のリスクにさらされる女性が増え
ている事になり年間10000人近くの女性が発症、3000人
近い方々が亡くなるという現実があるのです。
日本では医学的に因果関係が否定されても、なお風評や
否定的イメージが残り、予防ワクチンの接種率が上がらな
いということが、これまでも度々繰り返されて来ました。
そうであれば予防強化のためヒト・パビローマウィルス
検査の実施を進めるべきではないか。答弁は検査実施の
体制が整っていないため、国の動向を見守るとのこと。
それでは市は、リスクにさらされている市内の女性達に
対し市として特段の配慮をしていないということにはなら
ないのだろうか。
●第3点目として、がん検診の受診率向上のため、
コール・リコールによる効果的個別受診勧奨と再勧奨を
積極的に実施すべき事を問いました。特に電話による
個別勧奨は大きな効果を発揮します。
池田市では無料クーポンの配布で受診率が20%アップ、
クーポンの期限が切れる3か月前の再勧奨で10%、合計で
30%アップに成功しました。
個別勧奨については、国の予算もついている事もあり、
20歳の女性への子宮頸がん検診の無料クーポン配布、
40歳の女性への乳がん検診の無料クーポン配布を行う
そうです。
その他、過去にクーポンの配布を受けた人や来年度検診の
対象年齢となる人へのコール・リコールや、クーポンを受
け未受診の人への無料クーポンの再配布も検討との事。
平成26年度の各種がん検診の受診率の目標について市は
設定していないとのことでしたが、受診率向上を掲げる
のであれば具体的目標の設定は必要ではないのか。
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▲ツタヤと提携した、佐賀県の武雄市図書館
平成26年3月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます! 仲町図書館を中心としたまちづくりの
グランドデザインと展望について!
26年度中のオープンをめざし、仲町公民館・図書館の合築に
よる建設工事が進んでいるが、当初言われていた図書館を
中心とした新しい街づくりへの展望をどのように描いているか
また新時代の図書館として、地域のシンボルとしての機能を
どう発揮していこうとしているのかを質問しました。
▼完成目指し工事が進む仲町図書館
仲町図書館はCASBEE(キャスビー)と呼ばれる、環境や
持続可能性を重視する評価ではAランクの建物となる予定だ。
設計には世界的に著名な建築家を起用し、建物自体は立派
なものになるとしても、重要なことは一つには外観に負けな
い斬新で特徴のあるサービスをどう描くかであり、
二つには小平市のまちづくりやシティセールスとして
図書館をどう位置づけ、どう活用していくのかです。
質問に当たり、佐賀県の伊万里市民図書館と武雄市図
書館の先進の取り組みを視察して来ました
伊万里市民図書館は、自由で公平な資料と情報を提供する
生涯学習の拠点として設置設計段階から市民意見を反映し
て作られリファレンス機能の強化に力を注いでいます▼
武雄市図書館は、樋渡啓祐市長の強力なリーダーシップで
ツタヤと提携し、おしゃれなショッピングモールの様な空間に、
CD・DVDレンタル、スターバックス、雑誌販売コーナー等を
併設、Tポイントカードを活用して、連日3000人を超える来館
者を集めています▼
果たして仲町図書館は何を目指すのか?
提案として、武雄も伊万里も進んでいないデイジー図書等
障害のある方に対する、電子図書や音声コード、点字読み
上げ装置、音声・拡大読書器などの機器やソフトの整備
を進め、全国どこの図書館にもない全ての人に優しい
先進のバリアフリー図書館をめざしてはどうか?
さらにWeb図書館の具体的検討や図書館を中心として
仲町周辺のまちづくりのグランドデザインをどう描くの
か等、まだまだ具体性に欠けると言わざるを得ません。 唯一、学校図書館と連携した調べもの学習の中心
館という方向性は発表されていますが、今後の推移を
見守りたいと思います。
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▲2月の大雪 市庁舎からの小平の風景
平成26年3月定例会の一般質問の内容を順次報告します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます! 市の大雪対策について!
年に数回ですが、小平市でも大雪による市内交通の混乱や
アイスバーンによる歩行者の転倒事故等の他、除雪に関する
トラブルが多数発生する事から、始めに市の大雪対策につい
て質問しました。
先日の大雪の際には女性職員も含め、泊りがけで体制を組み
朝6時から雪かき対応をして頂き、市民の皆さんからは感謝の
声が上がりましたが、果たして大雪への市の事前準備は定め
られているかを問いました。
答弁としては、明確な定めはないものの、融雪剤の準備や、
都総合防災部の気象情報を各部に伝え、態勢を取っている
とのことでしたが、具体的準備の定めのないことに変わりは
ないので、次の大雪までの備えを求めました。
2月8日と14日の大雪による市内の実害としては、健康セン
ターと総合体育館のガラス屋根等が両日とも落雪により破損、
中央公民館の通路屋根が倒木により破損、その他農家のパイ
プハウスの被害やガレージの倒壊などがあったそうです。
▼喜平図書館の駐車場屋根も倒壊
▼直接には雪の被害とはいえ、根本が完全に錆びていました
老朽化設備の点検と安全対策も合わせて要望しました!
ちょうど1年前も雪で苦労しました
結びに、高齢者世帯等への緊急対応として、除雪支援や塩化
カルシウムなど融雪剤の頒布の検討を提案しましたが今後の
研究課題とのこと。ただ緊急対応として要望があれば、ある程
度の対応はしてくれるとのことでした
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平成25年12月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※11月28日の一番目です。来年2月中旬まで視聴できます! 民間の活用で戦略的な
駐車場経営と公用車シェアリングの実施を
民間事業者の持つ事業ノウハウには、行政が思いもよらない
発想や知恵、工夫がちりばめられています。
税収の伸び悩みが常態化し、歳出の抑制にも限界があり、
自治体経営のために自主財源をいかに確保できるかが問わ
れています。
身近な公有財産をPFIあるいはPPP的手法で活用する第一歩
として、市の駐車場と公用車を有効活用し、経費圧縮と自主
財源に結び付ける戦略的視点について聞きました。
小平市庁舎の駐車スペースは139台、年間の稼働日数は
293日、公用車の台数は102台、一日の平均使用時間は5時
間、1台の年間コストは約25万円でほとんどが買い取りです。
つまり年間2550万円かけて102台の車を所有し一日19時間
は使用せず無駄に駐車しているとも言えるわけです。
そこで所有しなくてすみ、15分単位で使った分だけ払えばよい
カーシェアリングと空駐車場の活用を具体的に提案しました。
(1)夜間休日の使われていない時間帯の駐車場の有効活用
(2)現在使われていないスペースでのカーシェアリング実施
(3)時間+スペースの有効活用と、駐車場管理の委託による
業務負担減と自主財源の確保
答弁としては、市は公用車の台数削減を優先しており、今後
他市の状況を見ながら研究していくとのこと‥
いつもながら何故に他市の動向ばかり気にするのかはナゾと
しても、公有財産の活用と自主財源の確保のため、今後の
積極的姿勢を望みたいと思います。
▼晦日の空に浮かんだ小平の富士遠景
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平成25年12月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※11月28日の一番目です。来年2月中旬まで視聴できます! 高齢者緊急通報システムの
利用者はなぜふえないのか
高齢者の見守りに大きな力を発揮すると期待された緊急通報
システムの利用数が伸びていかない。見守り機能を強化し、
孤独死、孤立死をなくすため何が必要かというテーマです。
小平市の65歳以上の人口は約4万人、うち一人暮らし8000人
要介護要支援6990人となっています。
緊急通報システムは、慢性疾患による発作など緊急時にペン
ダントのボタンをおすと東京消防庁または民間事業者の受信
センターに通報され、救助が入る仕組みです。
対象は65歳以上で身体上の慢性疾患があり、日常生活を
営む上で常時注意を要するひとりぐらし高齢者・高齢者のみ
の世帯夫婦ですが、小平市の利用者数はわずか60人です。
現実に昨年小平市内で孤独死の状態で亡くなった方の人数
は、生活保護世帯に限っても4名もいるのです。
現在東京都の包括補助を活用してこの事業は行われていま
すが、現実的には利用したいとご本人が希望しても制約が
とても厳しいため、実際にはなかなか利用できないのです。
提案として、湯沸しポットやホームネットワークカメラとネット
回線を連動して携帯に情報を送る見守りシステムなど民間の
システムに市の補助が出せないかということを聞きました。
私自身この6年半だけで、10人もの命の現場に立ち会って
来ました。急激に進むこの問題は、市をあげて取り組みを
加速すべきであると考えます。
市の職員の中には細やかに市内を歩き、高齢者や障がい者
の方に寄り添い職責を果たそうとしている人もたくさんいます。
先日も夫婦とも高齢者で認知も発症している家庭をこまめに
訪問、就寝中に発病し重篤な状態に陥っていた現場を発見
し、即救急車を要請、命を救うというお手柄もありました。
現場を歩くヒューマンセーフティーネットと共に、民間の見守り
システムへの補助も含め市の方針を決めるべきではないか。
残念ながら現在の市の回答は、民間システムの活用も補助も
考えていないということだ‥
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▲仲町第二公園の雨の市民まつり
平成25年12月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※11月28日の一番目です。来年2月中旬まで視聴できます!
今回も地域の皆さんからのご意見やご要望をお聞きしながら
緊急を要する課題や市の自主財源確保の提案など真剣に
取り組みました 市民要望の多い公共施設等の
音響設備や排水設備等の今後について
日頃から公共施設等の設備や管理については多くの要望が
寄せられます。急速な少子高齢化の進行で人と人との繋がり
が希薄化し、孤立化することで孤独死が発生する現実‥。
東日本大震災以降、地域のコミュニティー作りの重要性が
見直されていることから、そのコミュニティー作りに利用され
大きな貢献をしている公共施設等における音響設備や雨水
設備他の現状と今後について質問しました。
▼水はけの悪い、雨天時の大沼かすみ公園
本当に抱えきれないほどのご意見ご要望があるものですから
今回は以下の施設の改善について取り上げました。
◆福祉会館のプロジェクター、カラオケ設備、音響再生装置
◆地域センターのプロジェクター、カラオケ設備
◆ルネこだいらのプロジェクター
◆仲町第二公園の排水設備
◆福祉会館前市民広場の排水設備
◆大沼かすみ公園の排水設備
◆市庁舎一階への給水器の復活
◆大沼地域センター二階の図書室の復活
◆あじさい公園の雑草、雑木
中でもカラオケ設備については、地域のコミュニティー作り
に大きな貢献をしており、これまでも全地域センターへの
設置を推進してきました。
▼美園地域センターのレーザーディスク式のカラオケ設備
答弁ではDVD式カラオケ設備が全地域センターに設置が
されたとのことですが、今後はより利便性の高い通信式など
メーカーとタイアップした検討を申し入れました。
何事もお金がかかりますが地域コミュニティー作りのために
ぜひとも予算計上を望みたいと思います。
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▲秋田県小坂町の世界的製錬所 小坂製鉄株式会社
平成25年9月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
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※9月5日の一番目です。11月中旬まで視聴できます! 循環型社会の推進のため、小平市は使用済み
小型家電の回収を進めよ!
今年2013年4月「使用済み小型電子機器等再資源化促進法」
(小型家電リサイクル法)が施行され、循環型社会の推進は
全ての自治体が取り組むべき課題として位置付けられました。
小平市としても国の財政措置を活用して、小型家電リサイクル
を進めるべきとの観点から市の取り組みを聞きました。
この夏、秋田県大館市の小型家電回収リサイクル事業とお隣
の小坂町の世界屈指のリサイクル精錬所 小坂製錬株式会社
を視察しましたが、非鉄金属鉱山が栄えた歴史あるこの地方
は、秋田県北部エコタウン計画の成果として、市民の環境リサ
イクルへの理解度がとても高い地域です。
8月には公明党の山口代表も小坂製錬の視察に訪れるなど、
世界トップクラスの回収技術に注目が集まっています。
電子基板や小型家電から貴金属やレアメタルをリサイクル。
写真下真中は、取り出された金の塊▼です。
答弁で示されたように、小平市でも9月7日のこだいら環境フェ
スティバルから初めてのイベント回収が始まりました
今後は大館市のように、スーパーや公共施設に回収ボックス
を設置しての回収を積極的に進める事を訴えました。循環型
社会推進へ市の今後の取り組みを期待したいと思います。
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▲さんさおどり直前の盛岡市
平成25年9月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
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※9月5日の一番目です。11月中旬まで視聴できます!市の公有財産の維持管理にアセットマネジメント
の手法を取り入れよう!
▲7月末に視察した盛岡市の自治体経営
市の公有財産の建物や施設等を限られた財源で維持管理
するためには、ライフサイクルコストを把握し、補修や更新の
優先順位をつける必要があります。
ライフサイクルコストとは、建設費用だけではなく設計・施工・
維持管理・補修・解体・廃棄までに必要なトータルコストです。
対症療法的な補修や修繕では、全ての構造物やインフラに
十分な補修が行えない状況になるのは明らかで、安全で効率
的な管理のため、建物、道路・橋、公園、下水道などの状況
把握、分析、維持管理に必要な費用の予測を質しました。
答弁では、道路は4年間の短期計画、公園は費用予測して
おらず、下水道は長寿命化を検討中、学校はまた別という
具合でバラバラの対応という現状でした。
そこで提案として、アセットマネジメントを効果的に進めるため
縦割りの権限を一元化して、全体を客観的に俯瞰する、一定
の権限と予算を伴う部署を設置すべきことを訴えました。
この夏、会派で視察させて頂いた、岩手県盛岡市では、岩手
県立大学と共同で、「まちづくり研究所」を設置し、市の現状と
課題を徹底して分析し新たな政策策定に結果を出しています。
市はアセットマネジメントの必要性は認めながら、盛岡市の様
な官学連携の考えはないとの事でしたので、専門的知見や
民間シンクタンク等の活用も積極的にすべき事を求めました。
▼先進の盛岡市 財政部 川端事務局長、上森特別研究員
市はまず公共施設のデータ集を作成した後、公共施設白書の
改訂に進めるとの事でしたが、重要なことは総額420億円、
毎年21億円もかかると予想される費用をどうやって価値的に
圧縮していけるのかという事なのです。
データ取りは当然として、そのデータをどう分析し小平市独自
の公共施設マネジメントに結び付けられるかが問われます 。
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▲小平駅南側、西友さん裏の現場ちかく
平成25年9月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
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※9月5日の一番目です。11月中旬まで視聴できます!
今回も地域地域で発生した出来事やお住まいの皆さんからの
ご意見・ご要望を踏まえ取り組みました小平駅東自転車駐車場と多摩湖自転車道周辺の
安全対策について!
一つめのテーマは、8月上旬、小平駅南口東側の民間事業者
の駐車場から出庫しようとした車が運転操作を誤り、小平駅東
自転車駐車場の入口道路と多摩湖自転車道を突き抜けて、
たまたまベンチで休んでいた人に突っ込むという事故が発生し
てしまいました。
上の写真の様にこの場所の管理は、民間事業者、地権者、
小平市、東京都の四者にまたがり、小平市が単独で対策が
できないため、今後の安全化をどう進めるか問うたものです。
▼下の写真の様に、民間事業者の駐車場から車で出ようと
すると、市の自転車駐車場に入るための私道と自転車道に交
差することになります。今回の事故は、操作ミスで私道と自転
車道を突っ切り、奥のベンチに突っ込んでしまったものです。
ベンチの破損の状態を見ても衝撃の度合いがわかりますが、
せめて多摩湖自転車道の道路の両端に車止めのポールが
設置されていれば人身事故は防げたと考えられます。
市は注意看板の設置等検討するとの答弁でしたが、自転車道
の管理は東京都であるため、市当局には都に対する安全対策
の実施申し入れを強く要請しました。
思いもよらない事故とよく言いますが、小平駅東自転車駐車場
の利用数は800台を超え、近隣の皆さんのお話を聞くと、自転
車と歩行者、車と歩行者、自転車同士の接触など事故になら
ない小さな事故がこの場所周辺の日常であることが浮かび
上がってきます。
今年も街角市政報告は100カ所を超えましたが、「市会議員
は、もっと地域の隅々の声をきいて仕事をしてよ!」と年配の
お父さんから声を頂いた。
「小さな声を聴く力」の大事さがますます大きくなってきます。
今後もより丁寧に地域の声を受け止め、寄り添う努力を続け
たいと思います。
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※6月6日の一番目です。8月末まで視聴できます! 契約事務及びその管理運営について!
市内小・中学校の中継警備(放課後から夜にかけての警備)
において契約の締結後に新年度を引き継いだ事業者が現場
の人員の確保ができず、急きょ事業者が変更となり、忙しい
年度末を挟んで大きな混乱があったと聞いている。
質問ではまず、入札価格だけではなく事業者の業務の履行体
制や企業の信頼性や社会性などの公共性を評価して業者選
定する総合評価方式を参考に、その優れている点をその他
の業務委託契約にも取り入れられないかと言うことである。
総合評価方式は金額が9000万円以上と言う縛りがあるが、
「安かろう悪かろう」の防止のためにもそのエッセンスを応用す
べきことを訴えました。
市内小・中学校の中継警備は通常であれば3年間の長期継続
契約となるのだが、冒頭の理由により、変則的な1年間の特命
随意契約となっている。
その原因となったのは、いわゆる「居抜き」と呼ばれる、落札
業者が変わっても、現場の人員はそのまま変わらないという
一部業種に見られる変則的な運用がある。
市は働く個人の選択であり、市としてその実態は把握していな
いというが、現実に学校現場では大きな混乱が発生しており、
例え義務はなくてもしっかりと情報の管理はするべきである。
つまり、居抜きの問題を含め契約に定めた契約履行義務は
第一義的に事業者にあるとしても、その事業者資格のチェック
と契約後の検査責任は明らかに市にある。
したがって契約管財課は、特に変則的な形態の場合、新旧の
事業者の間に入り、一か月程度の引き継ぎ期間をとったうえで
確実に業務を引き継ぐべきである。
また学務課においては、中継警備の新事業者と学校との間に
入り、学校のカギ渡しや警備会社などセキュリティー上重要な
引き継ぎの確認に責任を持つべきである。
更には引き継ぎと業務継続が円滑に進むよう、各学校別に
「標準業務確認マニュアル」を作り活用する事を提案しました。
答弁としては、今回のことを教訓に今後このような事故がない
ように、中継警備業務委託仕様書の中に「契約終了時、
学校の立会いの下に引き継ぎを行う」という条項を追加する
ことになったこと、具体的な業務の実施手順など、学校により
異なる内容を追記する方法で、学校別にマニュアルを作成し
活用するとの回答が示されました。市の今後の適正な管理運営に期待したいと思います。
以上で6月定例会あぶかわ浩の一般質問報告を終わります。
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※6月6日の一番目です。8月末まで視聴できます! 風疹、新型インフルエンザ、
結核等への市の対応について !
◆現在風疹が大流行し、小平市も都議会公明党が推進した補
助制度を活用し、予防接種費用の約半額助成をスタートした。
市の助成を利用した男女別接種者数は4月末現在までで、
妊娠を希望または予定している女性が72人その夫等が34人
合計で106人とのことであった。
現在の流行の7割近くは20代から40代の男性であり、今年度
34歳~50歳となる男性は制度的に予防接種の機会がなかっ
た世代であり、25歳~33歳の男性も接種率が低いため、
質問では市内企業や大学と連携した周知、市ホームページや
市報でのPRを求めました。 6/14に早速更新された市の風しん情報はコチラ
続いて、感染症予防ワクチン特に現在は子宮頸がんワクチン
による重篤な副反応があるかのごとき漠然とした不安感や
不信感を煽る報道が吹聴されている。
予防接種は、もとより100%副反応がない前提ではないことは
当然だが、定期接種化が進もうとするたびに根拠のない否定
的な論調が繰り返される。
代表的なものとして、注射針を刺すことによりその刺激で体全
体に痛みを発症する、複合性局所疼痛症候群(CRPS)とい
う反応がある。杉並区の事例もこの症候群であるとの担当医
の診断が出ていることが3月19日の衆議院厚生労働委員会で
確認されている。
つまりワクチンの成分自体が副反応と関係する問題ではない
のにも関わらず、そのネガティブなイメージの側面が過大に
まき散らされていると言うことだ。
小平市議会でも国会で事実が確認されているにもかかわらず
既に医学的に否定されている杉並区等の事例を基にした批判
的な質問が2人の議員によりなされたことは残念だ。
最終的に予防接種を受けるかどうかは個人の選択であるが
接種を受けない場合は24時間365日、常に自分や家族が感
染のリスクに無防備に晒される自覚を持たなくてはならない。
市には前述のCRPSを含め、感情的ではない、客観的科学的
な根拠に基づく正確な情報発信を強く望むものである。
◆次に新型インフルエンザの業務継続計画について。言うま
でもなく業務継続計画(BCP)は想定される様々なリスクに対
し、事前に業務継続のための対策と人員と優先順位を定め
ておくものだ。
初動が最重要であり、なかんずく市庁舎機能の継続は市民の
命に直結すると私は考える故に策定を訴えてきた。
市は昨年24年3月の答弁で、H1N1型の想定では対応が難し
いため早々にH5N1型に対応する計画を検討すると約してい
たが、一向に改定されないまま、1年3か月以上が経過し、
現在は更にH7N9型の発生に至っている。
もしBCPはそれほど必要性がないというのなら約束すべきで
はなかろうし、必要ならば迅速に進めてもらいたい。
◆結びは市内の病院での結核の集団発生についてです。
なぜ病院内で集団発生したのか。所管は保健所だが、この
病院では平成22年5月~23年11月にかけてと、1年おいて
平成24年11月~現在までの2期に渡りそれぞれ5人づつの
院内での感染が発生した。
説明では症状があまり表れなかったことにより、感染が広がっ
てしまったとのことだが、問題は当初レントゲン検査により、
それぞれ感染者数は5人づつとされたのにもかかわらず、
念のため血液検査をしたところ何と合計で50人もの感染キャ
リアが見つかったことだ。
今後の更なる集団感染の可能性が否定できない。またレント
ゲン検査の限界も露呈したとも言え、市としても保険所や病院
に対し、定期的な血液検査と情報提供を要請すべきことを
訴えました。今後の経緯を見守りたいと思います。
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25年6月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
インターネット中継録画はコチラ
※6月6日の一番目です。8月末まで視聴できます! 七小東公園の危険箇所の改善と
バリアフリー化について!
都営大沼団地の敷地内にある七小東公園は、赤ちゃん連れのお母さんや子どもたちを始め、高齢世代の皆さんや障害を持つ方々にも愛され、団地のみならず周辺地域からも多くの利用者が訪れる市内でも人気の高い公園です。
利用者から寄せられた危険箇所の指摘や改善要望について市の見解と対策を尋ねました。
寄せられる意見は、公園からの砂ぼこりの件や公園内の危険な段差やバリアフリー化に関すること、鉄棒など遊具の設置希望など多岐に渡ります。
例えば下記写真ような2種類の遊具については一体どうやって遊ぶの?と言う質問が寄せられました。答弁では、ベンチ+黄色の鉄柱はレッグーオーバーと言いベンチに座って腹筋を鍛える健康遊具とのことでしたが、子どもたちには「謎の遊具」として跳び箱として使われる以外はほとんど利用されていません。
更に下記の青い3本のパイプ。これはホップオーバーと言って、どうやらジャンプして脚力を鍛えるための健康遊具とのことでしたが、これもまた地面が削られて足を引っ掛けるだけで、ほとんど使われていないよお!と言う声が多数聞こえていたのです。
遊具については好みもあり、世代別の要望の違いもあることから、ニーズ調査や希望聴取を是非やってと要望しました。
また危険箇所の改善と共に大事なのが、公園内のバリアフリー化です。公園の中央付近にある入口には、下の写真の様に車止めが設置されており、車イスで入ろうとすると左右の隙間にカーブして進む必要があります。
そうすると車イスの車輪が段差で脱輪することとなり、通行に大きな支障と危険が生じます。大沼団地内にはシルバーピアと呼ばれる障害を持つ方々が住む部屋もあることから、改善を求めました。
具体的には当事者のご意見をよく取材して頂くことと、実際に車イスを現場に持ち込んで検証することを申し入れました。答弁では改善を検討するとのことでしたので、今後の推移を見守りたいと思います
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25年6月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
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※6月6日の一番目です。8月末まで視聴できます! 第十四小学校の通学路及び周辺の安全対策について!
市民の皆さんからは日常的に地域の危険個所の改善要望が寄せられますが、十四小周辺地域でも通学路の危険調査が行われ「子どもの安全が第一である」「事故が起きてからでは遅い」との観点から通学路の変更が話し合われてきました。
それを受け、通学路及び周辺地域の、より一層の安全化対策について市の見解を聞きました。
▼10年間で5回も車が突っ込んだ変則交差点は最も危険な箇所ですが、更なる安全対策としてキララ舗装等の検討がされることになりました。
▼今回新たに通学路になった認定外道路は砂利まきの実施と目立つストップマークが設置されることとなりました。学校と保護者を通し児童への一時停止の徹底も重ねて要望しました。
▼もう一カ所、危険が指摘されている箇所が緑川通りとの交差点です。ここは南北方向には歩行者用信号機がついているのに、児童が毎日横断する東西方向には設置されていないため、歩行者用信号機の増設を強く要望しました。
信号機の設置はとても時間がかかる場合が多いので、まずはかすれた横断歩道の路面舗装とキララ舗装などを先行して要望、今後の改善が期待されます。
▼加えて小平高校通りを含めた周辺の安全対策、通学路のグリーンラインの敷設と下の写真にあるような、市の管理ではない私道に開いた、巨大で危険な穴ボコ対策を訴えたところ、さっそく私道の地権者と協議して対応が迅速に進むこととなりました。感謝!
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