1週間程、私の実家に戻り
梅干し作りを教えてもらいました。
実家の梅漬は青森地方一部で作られている
八助梅という直径10センチ程のアンズ梅で毎年作ります。
食感は少々堅めの桃や杏のよう、味はその家によって違います。
砂糖で漬け込むトコロもあるそうですが
実家は塩と焼酎のみ。
この八助、1年で1週間、ほんの一部の場所でしか買う事ができないそうです。
実家では毎年八助を作っている農家さんに交渉して買っているようです。
いつもは出来上がった梅漬けを当たり前のように実家から送ってもらい食べていましたが
今年は母の手伝いを兼ねて梅漬け作りに挑戦。
日照時間の少ない東北の一部、梅干し作り⇒梅漬けと言います。
梅の出盛りの時期と梅を干す時期の土用干しの時期がかち合い、
お盆が過ぎると日差しが弱まるため
梅は干さずに塩分強めで漬け込むようです(私の地元だけ?)
洗って拭いて漬けこむという繰り返しですが
この八助、実が堅いうちに漬けこむことがポイントで朝、農園から
もいだ八助も昼過ぎには熟して柔らかくなるため
買った瞬間から急げ急げの作業になります。
20キロの八助を次々と手際よく洗い拭き漬け込む母。
たっぷりの塩を振りふたをのせ重石をのせる前の状態です。
次の日にはもう水分がたっぷり上がってきています。
今年はココまでの手伝いでしたが梅漬けの工程としてはまだまだ続きます。
実家ではこの次の工程で焼酎を振りカビ防止を兼ねるそうですが・・・
これから先の工程はまた来年教えてもらおうと思います。
さて1週間ぶりに自宅へ戻ると
おかえり~
おいらのおみやげありましかねぇ~
アンズの親戚? ワタシなら砂糖漬けにする!
デザートによさそうやもん!
個人的味覚やけど 梅干しは干したのでなく漬けた
だけの柔らかいのが好き♡ ギン地方では 梅の
砂糖煮というのがあるけど その作り方は門外不出みたいです(母が尋ねても教えてくれんかったそう)
ははさんの留守中、とらくんおりこうに 留守番できた?すねてなかった?(笑)
ところで 雨はひどかったんじゃない?だいじょうぶ?
ケンミンショーで見るまで八助だと知らずに毎年この梅で漬けていたのですがTVの影響力は大きくて
今年は八助が品薄。
甘梅と言う名で八助の砂糖漬が売られていますが
杏のシロップ漬けとはかけ離れまったくの別モノでした。
デザートの杏は私も大好き!!あまずっぱくて
駄菓子屋さんの味がします。
留守中は散歩も時折ストライキを起こしたようですが
フードもしっかり、たいらげて元気だったようで
私としてはちょっと物足りないかも・・・
雨は山形方面は大変だったようですが
私が秋田に入った直ぐ後だったのでなんとかセーフ。
帰りも大丈夫でした。
初めて見ました!こんな大きい梅があるんですね~!
ブログの写真見てたら口の中が酸っぱくなってきましたー(笑)
でもこれを当たり前だと思って食べて育った私は、
スーパーで売られている梅に疑問をもったこともありました。
この酸っぱしょっぱい梅で握られたおにぎりは
サイコーです。
んでもって追熟も土用干しもしないんですね。どんなかんじなんだろう・・・不思議~☆
梅干は蜂蜜梅やかつお梅が好きで、自分で漬けたのは小梅のみ・・・本格的な梅干ってやったことないんですよね。興味津々です!
この八助梅、他の家庭で漬ける時はどうするのかわかりませんが
私の実家では土用干しと塩漬の時期が重なるため
できないんです。
お盆が過ぎると急に日差しが弱くなったりお天気に恵まれない日が増えるため干さないのだと聞きました。
干さない分みずみずしいというか果肉を感じる梅に仕上がります。
興味をもって読んでいただけてうれしかったです。