9月24日(貸し施設利用は10月1日から)にオープンする新長田合同庁舎1Fの神戸生活創造センター。 オープンを前にシャッターに抽象画を描く、というワークショップが開催されました。
さまざまなアートプロジェクトで活躍されているアーティストの中島麦さんを講師に迎え、一回目は抽象画を理解するための導入として小さめの作品を制作、二回目は実際にシャッターに描くという工程で開催されました。
中島さんのレクチャーを受けた地元長田の中高生を中心とした参加者は前回練習をしていたせいか、 とまどう様子もなくブラシを使って作業にとりかかっていきます。今回のワークショップはブラシにつけた絵の具をシャッターに弾き、色を重ねていく手法をとっています。弾かれた絵の具は、弾くほうの意図とはまた違った形ともなり、それが重なり合うことで、不思議な調和を見せる作品となります。
しかし、ただ弾くというだけでなく、弾き方も計算に入れたり、どの色から始めるのか?など実際には繊細な技法でもあるようで、作業のあいだ中島さんから学生にアドバイスをする場面が多く見られました。それを受けて学生たちも一生懸命ブラシを弾いていました。
みんな頑張ったのですがこの日は途中までで終了。仕上げは中島さんたちが後日行うということで完成したシャッターは見れませんでしたが、きっと素敵な作品に仕上がっていることと思います!
このシャッターはセンターの休館日(毎月第三水曜日)をはじめシャッターが閉まっている時に限り合同庁舎の1Fでご覧いただけます。どんな作品に仕上がったか気になる方はぜひお越しください!
★前回のワークショップで作成したもの。圧倒的な迫力!