ko2sionのコツコツ日記(アラシック気味)

現在、嵐に夢中の社会人1年生です。

『在宅死』60%読んで

2005-10-03 21:20:01 | Weblog
価値観の違いは当然人それぞれなのは当たり前ですが、それが時に家族ですれ違うのはつらいと思います。
野口さんの場合もそうですが、娘さんは「延命」を望んでいて、でも野口さんは「このままで」と望んでいて...。
私は、そのひとが満足に生きれるのならば、延命だけが幸せではないと思います。
そして、病院の粗雑とも取れる対応には腹が立ちます。手術のために入院したのに、痴呆を抱えての退院...。
「風を拗らせたから、手術は出来ない」で済む問題では内容に思います。
そして、家族が看取るまでの葛藤は計り知れません。

「人生の楽しさは、その時その時の刹那の中にある。」
私は、刹那主義ではありませんが、もし自分の命の時間を知ったら「今、生きてるときを大切にする」でしょう。
いや、時間を知らなくても、この時を大切にしなければいけないのかもしれません...。
そして命尽きるときまで、自分を見つめ続けたいですね。木元さんは、病気でも恋人とドライブに出かけ、お洒落をして...。
確かに、最後のときまでやりたいことをして亡くなった方の内容を読みましたが、自分が死んだときの着物まで決められて、すごいの一言でした。
そして、いつか別れが来ると知っていても、最後のときまで支え愛し続けた恋人の方は、どんな気持ちでいままで見守っていたのでしょうか...。

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