明けましておめでとうございます。当ブログをご愛読していただいている皆様の益々のご繁栄とご多幸を願うとともに、本年も内藤環境管理株式会社をよろしくお願いいたします。
昨年末発表された各省庁などの報道発表資料・新着情報で気になる情報をお届けします。
環境省
・「非特定汚染源対策の推進に係るガイドライン(第二版)」の公表について(お知らせ)
・平成25年度公共用水域水質測定結果について (お知らせ)
・「平成25年度化学物質環境実態調査結果(概要)」について(お知らせ)
・地下水汚染未然防止のための構造と点検・管理に関する講習会の東京会場の追加開催について(お知らせ)
・(お知らせ)低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について
・「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について(水銀廃棄物対策及び大気排出対策に係るものを除く)(報告書案)」に関する意見募集(パブリックコメント)の結果及び環境大臣への答申について(お知らせ)
環境省は昨年末の12月25日、「非特定汚染源対策の推進に関わるガイドライン(第二版)」を公表しました。
公表されたガイドラインは、湖沼等の水質保全のために、非特定汚染源(汚染物質の発生源のうち、排出源の特定が困難な市街地や農地、森林等からの流出水)の対策を全国に推進することを目的として改定されました。今回の改定では非特定汚染源負荷調査の作業例や汚染源負荷の状況を概略的に把握するための調査手法の考え方などが加筆されています。
ガイドライン中で対象とする非特定汚染源負荷に係る水質項目は、化学的酸素要求量(COD)、全窒素、全りんなどで、各水質項目の測定方法は、「原則として環境省告示等に示された方法に準ずる」となっています。当社では、水質汚濁防止法や下水道法により設けられた分析項目をJISや環境省告示に示された方法等に基づいて分析を行っています。排出水の分析に関して当社HPでまとめていますので、ご参考にして頂ければと思います。