烏の隠れ家・秋葉原本部

呟き放置所。前途多難でも何とかなるさ。

辿り着く唄

2007-05-31 23:55:58 | 過去の日記
 大切な者に―― 辿り着く詩[うた]
 君よ 大切なモノに辿り着く途を見付けたら
 もう二度と迷うことなかれ

 大切な物に―― 辿り着く詩[うた]
 たとえ茨の道であろうとも
 唄を口ずさめば それもまた楽し

 大切な人に―― 辿り着く詩[うた]

 歌えない人生になど 意味は無いのだから

(by ルーナ=バラッド 『辿りつく詩』)



 …ちょっと嘘です。正確には「Sound Horizon」の『辿りつく詩』ですから。でもやっぱりルーナの名を冠してみましたよ!

 先日、大学でビートルズを題材にした講義がありました。
 ビートルズの基礎知識と簡単な年表、彼らが世界に及ぼした影響、そして先生が如何にビートルズが好きかを聞いた1時間ちょっとでしたが…やっぱり唄っていいです。本当に。
 最近何かとバタバタしていて、あまり唄も聞けませんでした。SHもあんまり歌ってないよなー、疲れるし(※SH曲は「長い」「音程ムズい」「歌詞難解」「セリフ付き」と、やたらとカロリーを消費するのです)………と思っていたら。
 何かの拍子に出て来てしまった1曲が。

『オンリーロンリーグローリー』

 はい、ばっちり「ロンリーオンリー~」とタイトルを覚えていたバンプの曲。長々と私の日記に付き合って下さってる方は分かるはず。
 この曲の先に待つのは―――そう、NKS

(解説しよう!
 NKSの企画が始まって間も無くの頃、傷影はWhileより1枚のCDを手渡される。
 それがBUMP OF CHICKENの「ユグドラシル」であり、『オンリー~』はそのオープニングナンバー。
 それを聞いた直後、「これだ!!」と直感した傷影は、勝手にNKSのオープニングテーマとして決定。
 同アルバムの別ナンバーからも数々のインスピレーションを引っ張り出し、「NKSで詰まった時はユグドラ聞くと文が出て来る」「つーか執筆中はほぼユグドラかかりっぱ」「他の曲も大好きだ! SHと同じぐらい好きだ! 『バトルクライ』こそ私の唄!!」と壊れまくった思い出の曲…というか発火剤というか何というか、なのだ!)

 While未だ(ネットへ)帰還せず。もち連絡不通。夕凪は準備出来てるようだが、おい綾瀬、結局私が知りたいことは何一つ答えが無いぞ!
 そんなどたばたな状況で、しかもサークルの作業もあるのに、書きたくなるこの衝動…! うぉぉ後先考えず突っ走りたい! 書きたいこと書きたい! でもそれをやると、確実に崩壊しそう…!(特にここから先は)
 既に第一部で溜まりに溜まってしまったツケ(解消出来なかったシナリオ上のたわみやら歪みやら)を修正しないことには、どうにもならない気がしないでもない。確かにスタートは出来るんだけど、きっとゴール出来ない。

 だもんでまずは、「今ある分の修正」と、「そこまで重要でない短編」でも書こうかと。息抜きに。
 本文ページのHTMLのテンプレートは出来たので(Web演習の時間中に作業した/だって目の前でCSS教えてくれてるんだもん、有効利用しなきゃ…!/笑)、後は内容…改めて見るとエラい文字量で、ちょっと足が竦んでます。どこから手を付けていいのやら…
 その合間に短編も。書きたい話を書こうじゃないか、うん。「バーベキューってね、カレーの次に素敵な料理だと思うんだ! だからそんなに忙しくしてないで、君も食べにおいでよ」みたいな話です。目指せ癒し系。(ぇー/癒されたいのはきっと作者)

 …ちなみに現在のBGMはビートルズ。プレゼントの中に27曲入ってました。消さないで良かった~…
 英語の曲は小説書く時の邪魔にならないのでいいですね(日本語の場合、歌詞が聞こえて邪魔な時がある)。…つーかこれで英語の勉強しろって感じですか。了解です、気が向いたらやりましょう!(駄目)
「I, Robot」の謎は先生に訊いて無事解決。インパクトを与える表現なんですってよ! だから「私はロボット」じゃなくて「われはロボット」なんですね! 翻訳家さん凄いっ!

 やっぱり歌ってないとやってけません。何事も。
 逆に言えば、好きな唄を歌いながらなら、どこまでだって行けるかと。
 ルーナのように。たとえ途中で倒れたとしても。何かを失っても。
 歌うように、描くように、書きながら、ゆっくりとでも。
 どれほど弱くても、大切な人が想ってくれているだけで、大切な人からの一言だけで、前に進める気がするのです。
 都合の良い性格な、だけかもしれませんが(笑)。

 せめて、少しずつでも。
 そう思いながら、曇り空に手を伸ばしてます。


 ………………ぬぁっ、なんてこった、「ミスター・ポストマン」無いじゃんっっ!! あれ好きなのに!

われはロボット

2007-05-27 00:56:55 | 過去の日記
 アシモフは好きな作家さんの1人ではありますが、顔を思い出そうとするとどうしてもアッカンベーしてるアインシュタインが出て来てしまうのです。
 名前の所為な気もしますが、同じアイザックのニュートンは出て来ない不思議。ニュートンも顔を見たことあるはずなのですが。科学者としてアルバートの方が好きですけど。
 どっちにしろアシモフは、もみあげが素敵なおじさまでした。家の書棚の一角が彼の文庫本で埋まっており、近影にて確認。…これはこれで忘れなさそうだ。

 で、「I, Robot」の話。
 実はこれ、高1(多分)の時にニュージーランドに行った際、見たことある映画だったりします。
 しかし当時は、当然前編フル英語。字幕無し。分かった単語は固有名詞と一部挨拶ぐらい。映像のみでどうにか流れを汲み取るも、細かい部分は全く分からずじまいでした。
 そしてようやく見れました…が。クリエイターの眼で見なきゃ駄目なんだよね、うん!

 あらすじは長いので省略、とりあえず気になったことだけ。
 なんで主人公はあんなにおばあちゃん子で超甘党なんだってこと。
 主人公はウィル・スミス演じる、ロボットに反感を持つ警官なのですが…おばあちゃんのポテトパイを皿ごと食うわ、コーヒーに砂糖をだばだば入れるわ、ついでに高所恐怖症という、微妙に強そうじゃない男。(実際は“不運なことに”色々事件に巻き込まれては生き残ってるし、殺しに来たロボットを返り討ちにするほど強いのですが)
 そういうギャップは好きなので別に構わんのですが、理由付けがあると良かったなー、と思ってみたり。過去に起こった事件のことは語られるのですが、両親については言及皆無だし(母も父も祖父も出て来ず、ただ祖母だけが出て来る)、砂糖も「シュガー」な会話はあるだけ。
 そこで何かあったら良かったのに、と自分のフィーリングシナリオを棚に上げて思ってみたりしてました。…砂糖が“左腕”の養分とかね!(NKSの彼は、ここからインスピレーションされたのかもな…)

 実は原作の「われはロボット」は真ん中辺までしか読んでおらず、他のアシモフ作品もそろそろ忘却の彼方なのでよく分からないのですが。
 私がアシモフ好きな理由は、「出て来るロボットが愛おしいから」、である…と、前にも書いた気がします。
 例えば今回もサニーというロボットがかなり大きく物語に絡む(つーか主人公・ヒロインに次ぐ位置)のですが、その他に出る旧型のロボット(SN-4…だったかな?)がとっても可愛いんです。愛おしくて堪らないんです。
 3原則を無視する新型ロボットに対して「人間に危害が加えられようとしています」って言いながら阻止しようとしたり(その後あえなく撃退される)。主人公を襲うかと思いきや、「逃げて」と言い残して破壊されたり。
 ロビイもどっかの話で出てた刑事なロボットも、みんなみんな大好き。あの「ウィーン」とか「キシュ」って動作音も大好き。感情なんて要らない、「お助けすることはありますか?」って事務的に訊いてくれるだけで充分さ!

 ちなみにラストは、大体予想出来そうなものです。アクションやCGも、今となっては「こんなものかな?」ぐらいです(それでも充分大変だと分かっておりますが…)。サニーの表情はフェイシャルモーションキャプチャーかと。
 強いて言えばロボットの皆さんは恐らくCGかと思われるので、役者の皆さん大変だなー、と思います。ロボットvsロボットはいいとしても、ロボットvs人間って難しそうですよね。別のアクターさんが相手してるのかな。
 ロボットと言えど完全な人型に近いので、アクションシーンが「…忍者?」と微妙に思ってしまう点も。演出家は格闘技も学ばないとですね…!

 どうでもいいのですが、猫可愛いですよ猫。瓦礫まみれになったりずぶ濡れになったりと、短いシーンで色々大変な目に遭うのですが、その後のふてぶてしさがまた堪りません。グレーの白足袋ちゃん。
 それを含めて、「おー、英語チックだ」と思わせるカッチョイイ言い回しや、ヘンゼルとグレーテルにかけた流れもまた素敵でした。(強いて言うと「パンくず」だけじゃなく、もう1つ…お菓子の家と魔女の見立てとか入れたらなお良かったなー、とか)
 んん、それなりに見た甲斐ある映画でした。…さ、次は海賊かな。浪人生は放っておいて映画館行こうぜ!(笑/酷すぎる友人)

 …ま、その前に仕事ですけどね。

PS・このタイトルなのですが。
 なんで「I'm Robot」じゃなく、「I, Robot」なのでしょう。
「,」の前後はイコールで結ばれた関係、で「われはロボット」なのかと思いますが…アイムでも同じ意味のはず。
 ニュアンスの違いなのでしょうが、どう違うのかよく分からないです。アイの方がフランクな言い方っぽい、かな…? でもロボットだから丁寧なはずだよな、うーん、うーん…
 ………週明けに英語の先生に突撃です。覚えていたら。

PS2・ジョナサンは無事復帰しました。
 明日にはようやくRomanのDVDが見れそうです。待ってて国王様…!

ありがとうって呟いた~♪

2007-05-20 23:55:30 | 過去の日記
 高校の卒業アルバムが届きました。
 タイトルは某友人からの続きです(笑)
 や、呟くべきなんだろうけど、呟いてないよっ?!

 私は「駄目ですっ、撮ったら魂が抜けますっ!」と阻止しまくったので、絶対撮らなきゃいけない場所以外は、ざっと見た感じでは出ていないようですね。
 つーかもち、出すぎだ。白いから目立つんだ。それでなくともでっかくソロで写ってるし。休んでるはずなのにねぇ。
 夕凪も、学園祭の時の文芸部の受付のでばっちり出てたねー。あれは絶対「受付嬢」にカメラマンさんが惹かれたんだよ(笑)

 そして謎の「創」………あれは確か、「何か書こうぜ」「何て書く?」「創る?」「1文字だけ?」「いいんじゃない、それで」「色々創ってるしな」みたいな経緯があったような、気がしないでもない。
 もちの亡霊に取り憑かれていたのははりぃか。うむ、実にいい位置だな本当に。

 ………サイトのリニューアル、全く進んでません。
 早くネット繋がれよー。早くデータよこせよー。作業する暇無いけどさー。

 おまけにジョナサンは、ディスクドライブの不調で入院。仕方無いのでリンダにフォトショやらイラレやら積み込んで課題を仕上げ、フラッシュメモリにシナリオ入れて…うう、キーボード変わると打ち辛い。
 重いのでまず学校に持って行けません。古い機種(一応XP入り/でもビジネスモデルのジョナサンより安定しているという謎)なので…
 明日はまだいいんですが、水曜日どうしようかなぁ。事務所で借りるか…?
 1週間から10日かかるそうで。早く帰って来てー!!

ママンの日…過ぎてるけど。

2007-05-14 02:30:18 | 過去の日記
 私の母は、私が小さい頃から働いていました。

 両親共働きってやつでしたが、父親はあまり仕事が無く比較的家にいた時間が長かった為、寧ろ母親の方と会わない子供でした。
 幼少期の多くの記憶は、父方の祖父と祖母と共にあります。若しくは父親と。母親との記憶と言えば、保育園に行くのを嫌がる私と、毎日格闘していたことでしょうか。
 けれどもお母さんがいなくて嫌だな、と思ったことは無かったように思います。

 仕事はしていましたが、子煩悩な母でした。
 連絡帳を毎日書き、必要な物は怠り無く準備し、参観日の出席率ほぼ100%、運動会も仕事を休んで来ていました。
 中高の頃は毎日お弁当を作ってくれましたし、「働く女性」というテーマのレポートではインタビューに付き合ってもらい、何より学費はほとんど母が出していたのではないかと思います。

 勿論、喧嘩はしょっちゅうです。
 と言うか、私が一方的に怒られます。何をしていない、部屋を片付けろ、掃除しろetc。やってあるのに確認せず怒鳴り散らし、間違ったと分かっても謝ろうともしない、感情的な怒り方をする意地っ張りな人です。毎日欠かさず怒鳴るので、もう私の耳は母の怒鳴り声を捉えなくなりました。
 ですがそれがストレス発散なのだということも、分かっています。なので最近は、明らかに不条理なこと以外は反論もしません。ひとしきり怒鳴り散らして、暫くするとけろっと穏やかに戻るのですから。

 こんなことを言っていますが、私は母に感謝しています。
 母がいなかったら、とっくに私は路頭に迷っていたでしょう。私立の学校になど行けず、食べる為に必死で働いていたはずです。
 私が今、心置きなく創作していられるのも、母のお陰。私が今、幸せを感じられるのも、母のお陰。
 今年は1個300円のショートケーキと、1本100円のカーネーションを贈りました。そして「ありがとう」の言葉を。そして抱擁を。重要なのは、そこに込めた心。
 ………親離れするよりも、子離れする方が大変なようです。

 いつも家にいなくても、最近まともに顔を合わせていなくとも、秘密と嘘ばっかりでも。
 でも親に対して素直でいられること、これもまた幸せなことなのだと思います。
「大好きだよ」と言いたいのに、最愛の人と永遠に別れてしまった人もいます。「大丈夫」なフリをして、見えない所で泣いている人もいます。
 私に出来ることは、ただ感謝することだけです。今の幸せに。そしてそれを与えてくれた人に、ただ、ありがとう、と。


 お母さん、ありがとう。
 私の大好きな人達、ありがとう。
 私の大好きな人達を生んでくれたお母さん達、ありがとう。
 そのお母さん達を生んでくれたお母さん達、ありがとう。
 お父さん達も、勿論ありがとう。

 こうやって、最初に生まれた1人から今生まれた1人まで、ありがとうが続いてゆくこと。
 それもまたRomanなんじゃないかなぁ、と、思います。


 私の死んでゆく夜、最期に紡ぐ言の葉もまた―――「ありがとう」でありますように。

見つけてしまったからには。

2007-05-10 14:39:45 | 過去の日記
 友人のブログ等で妙な占いとかあると、間違いなくやってしまいます。
 そしてその多くが、「もっと面白くならないかな」と、色々な思いつくブツを入力しだします。

 今回の餌食↓
私立聖海胆幸有学園高校
(※小説賞に送ろうと思ってフリーズしてる作品)
 …大学進学率高ぇーと思っても、よく見るとほとんど短大。

 もういっちょ↓
儚幻籠市
 ちょっと貧乏で下水道普及率は少なくて狭くて、プリンはいつも右寄りだけど。
 平和でいい街、のはず! たとえ1日で店が変化しようとも!

 ………キャラクター案出してきます…