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2017年9月香港の旅(その30・香港海事博物館を見学)

香港・シンガポール（旅行）関連の話(hongkong/singapore)

2018年01月31日 01時47分45秒

＜前回から続く＞

さてスターフェリーで中環に到着。

スターフェリー桟橋の隣にある香港海事博物館を見学するとします。入館料は30HKドル(450円)
張保仔という香港では有名な伝説的海賊の企画展を開催中。

例のごとく駆け足での見学ですが、展示構成としては、中国沿岸～アジアの海上交易の歴史、香港の港湾開発の歴史、現代の海事に関する展示といった構成

かっての紅磡～黄埔周辺の模型。かっては黄埔船廠なる造船所があったのが、再開発で現在のようなニュータウン住宅地になったようで・・。

スターフェリーとファーストフェリーの高速船の模型

葵涌コンテナターミナルの模型。左下の方に前半戦で泊まったホテルがありますね

もっと高い階の部屋ならコンテナターミナルビューだったのに・・

90年代からの急激な埋立て進展に対してビクトリア湾の保護運動が発生。
97年には議員が保護法案の提出。香港市民は埋め立ての行き過ぎを感じているようで・・・

現代の大型船のブリッジの再現。
シミュレーターになっていて週末などは別料金で操船体験が出来るよう・・・

博物館自体が港に突き出した桟橋上にあるので眺めは抜群

船の写真を撮るにも良さそうな場所ですね

なかなか本格的な海事博物館で見学時間が45分ぐらいしか取れなかったのが残念で・・・。
歴史から現代まで展示が充実していて船や海事が好きな人には是非お勧めしたいところですね
2～3時間いても大丈夫そうな・・せめてあと30分ぐらいスタートが早ければ

海事博物館のチケット売場でも目録など販売されていましたが、外にミュージアムショップを発見

船関係の他に2階建てトラムのおもちゃや屋台の模型など香港好きな人には一見の価値がありそうな品揃えです。ここは博物館の外で入館しなくても入れるので、スターフェリーで中環に来たついでとかにお勧めかも。

この時は観覧車は経営権の問題で運休中。現在(18年1月)は大幅に値下げされて運転再開されているよう

さて博物館を見学し終わって中央郵便局に向かうとします。
橋上の連絡通路を陸地の方に向かって進むわけですが、延々と歩かされてよくもまぁここまで埋め立てたな・・と。
中環側のスターフェリーふ頭は以前は皇后像広場のすぐ近く。香港島トラムにもすぐ乗換えられて便利だったのですが、埋め立ての進展で2006年11月に現在の新しい埋め立て地に移転したそう。

現在の新しい埠頭も先に移転した離島航路の桟橋や香港駅に行くならそれなりに便利なのかもですが・・、こう不便な場所だとますます厳しいんじゃないかと・・
香港島トラムの活性化も兼ねて、中環埠頭の辺りの新しい埋めて地～スターフェリーターミナルの辺りを単線の片方向ループででも延伸できればいいのに・・と思います。

以前はスターフェリー乗り場の隣だった郵政総局(中央郵便局)。確か屯門行きのホバークラフト乗場もこの辺りだったような気がするんだけど・・・。中環埠頭の辺りや郵政総局は98年に初めて香港に来た時の印象深い場所なので、こう埋立てが進展して様変わりした今の姿を見るとなんとも・・、まぁ20年近く経てばそりゃ変化しても当たり前といえばそうなんですが・・

郵便局では段ボール箱なども各種売っているのでお土産買いすぎて日本に送りたい時も大丈夫

郵便局に来たのは一昨日に書いた絵葉書を出す為で・・・日本に持って帰っても意味がないので今日中に出さないと

窓口に絵葉書を見せて切手を買います。日本までは3.7HKドル(約55円)。日本国内のハガキ送料よりも安いぞ

このポストに出せば風景印を押します。みたいなポストに入れたので風景印になったかな？？絵葉書を出した友人からの連絡によれば25日月曜に出して日本への到着は30日土曜頃だったよう

中央郵便局にはグッズショップもあってポスト型貯金箱や郵便カーのミニカーなどのグッズを売っているので、変わったお土産を探している方にはお勧めですね。