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2017年9月香港の旅(その29・スターフェリーに乗る)9/25

前回から続く

5日目・平成29年9月25日月曜日
さて旅行5日目の今日は9月25日。愛・地球博閉幕から12年目の記念すべき日ですが、今回の香港滞在も今日が最終日の帰国日です。しか~し、今回はJALの特典航空券予約で香港→羽田便が取れなかったお陰でロスタイムが長い



さて8時頃に起きて9時過ぎに出発。12時のチェックアウト前に一仕事します



まずは適当に見つけた登打士茶餐店で朝食を・・例のごとくマカロニスープのセットを注文。27HKドル(約400円)
このお店はスープの量が多くてマカロニがよく見えないですね
今回の旅行での朝食4回のうち3回がマカロニスープ。沢山食べられて満足です。いやもっと食べたいかな

例のごとく最初に案内された席から席移動を頼まれて移動して、おっちゃんサラリーマンと相席にどうせならイケメン男性か美女と相席にしてほしいところですが、そういうことを言ってると追加料金を取られそうですね。

料理が運ばれてきたものの箸やスプーンがない・・
店の人に聞いたら広東語で言わて「??」になっていたら、周りのお客さんが「テーブルの下の引き出しに入ってるよ!」と教えてくれました。香港の人は一見怖そうだけど結構親切です

さて食べ終わってから、彌敦道(ネイザンロード)に出てバスに乗って尖沙咀嗎頭を目指します。




とまぁ折角なのでここでまたま動画で紹介。
2階の最前席から撮影した前面展望動画です
特に彌敦道の2階建てバスの頭上すれすれに道路上にはみ出す大きな看板は香港を象徴する風景の一つですが、以前に較べると随分と減った感がして物足りなさが・・・。小耳情報では数年前に老朽化した看板が路上に落下する事故があって長時間道路が不通になって以来、規制が厳しくなったという話もあるようで。

香港のバスは日本よりも運転が荒いというか激しく感じますが、そう感じる理由の一つに停車直前に急ブレーキを踏んで一気にガッと止めるから。というのがありますね。
電車のように停車直前でブレーキを緩めていく止め方が理想的だとよく言われますが香港式は逆。それで前車とギリギリまで車間距離を詰めて止めてますね。乗り心地は悪いですが、この方が渋滞は減るし道路効率はいいと考えると、狭い香港ならではかも。



私も車を運転する時は香港式でいこうかなそれで止まり切れなくて衝突したら意味ないので、車間はちゃんと保たないと



ということで尖沙咀嗎頭のバスターミナルに到着。
このバスターミナルは廃止されて公園になる予定だったそうですが、反対運動で中止になったとか・・。
香港島と九龍半島を結ぶフェリーターミナルにバスターミナルが併設されている、地下鉄や海底トンネル開通前の香港の交通体系を今に残しています。

ちなみにこの時計塔は、中国広州を結ぶ九広鉄道(現MTR東鉄線)の旧九龍駅舎のもの。
1975年に区間短縮されてターミナル駅は紅磡に移転しています。
こういして意識してみると、香港島へ連絡するフェリー。九龍地区のバスターミナル・長距離鉄道のターミナルが集まる尖沙咀とそこから伸びる主要道路である彌敦道と香港の都市発展に思いを馳せます。



私もここからスターフェリーに乗って中環に向かいます
このターミナル内に香港観光協会のカウンターがあってパンフレット配布などもしているので、香港に慣れてない人は立ち寄るといいかもです。



香港通はスターフェリーは1階(2等)に乗る。と言われていますが、今回は2階(頭等)に乗ります
ちなみに運賃は平日の1等で2.5HKドル(約33円)
安いのはありがたいですがこの運賃でやっていけるのか??

1等と2等に分かれているのはイギリス時代の階級社会の名残なんでしょうね。今となっては不必要にも見えますが、一つの観光資源として往時の姿を今に伝えているのかも??
ちなみに香港島トラムも昔は等級制だったそうです。

2等は2HKドルなので僅か7円の差・・・。

香港島と九龍半島を結ぶフェリーは今でも数航路残っているものの、運航時間帯が長く3~15分間隔と本数も多く時刻表を気にせずに乗れるのはこのスターフェリーだけですね。
3航路残っている北角嗎頭は30分に1本で19時台最終とかなので・・



隣には派手な塗装のスターフェリーの船が。100HKドルで1時間のドリンク付きクルーズもあるそうで・・
色々やって生き残っているのでしょうね。今回の旅行でこれか香港島トラムかどちらかのツアーに乗るつもりだったんだけど、ちょっと無理そう



こちらが2階席(頭等の船内)。1階は2等席です。
座席はいわゆる転換クロスシート。双方向船ならでは

2階は大体50人ぐらいの客数。完全に分離されているので1階の客数はわからないですが、この1運航での収入はせいぜい200~250HKドル(3500~4200円)程度。と考えるとかなり厳しいんじゃないかと・・。
それこそ観光資源の為に維持していると思えてくるような・・・まぁ本当に観光資源としてなら20分に1本とかの本数でしょうけど・・。



セーラー服姿のおっちゃん船員がもやい綱を処理している姿をみると、香港的秘密の本だったかで見た、日本でブルセラブームが話題になった頃に香港の新聞に書かれたという「日本の男は想像を絶する変態である。なにしろ船乗りの服を見ると興奮するぐらいだ」という話を思い出します。
まぁ今のJKブームのようにカジュアルに未成年者への性的興味や興奮を表明出来る日本社会を見るからに、まぁ当たらずしも遠からずの話ではありますね。



埋立てが進展して・・とか色々あるとはいえ、このスターフェリーからの景色は是非みなさんにお勧めしたいですね。香港に行くことがあった時は是非スターフェリーに乗ってみてください。



中央の海に飛び出している建物が香港返還式典が行われた湾仔の会議展覧中心

この近くにあるらしい金紫荊広場なる中国返還記念碑的なオブジェが中国人観光客に人気らしくagodaサイトを見ると「金紫荊広場まですぐ近く」(結構遠くても)みたいな宿泊施設の売り文句が出てきます。
中国から来た人はこういうところに行って写真撮ったりしておかないと、帰ってから色々立場的に問題があったりするのかのう??と思ってしまいますが・・。



これから訪れる香港海事博物館を見ながら香港島側の中環嗎頭に入港。
後述しますが沖合展開で移転したこの新・中環嗎頭がまたなんとも・・・

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次回に続く

2018/1/27 00:55(JST)
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