さて松山駅に到着。
ここで先ほど台北駅で切符を買っておいた、EMU300の自強號に乗り換えます。
西部幹線（台北～高雄）の自強號はほとんどがkiyoPP車で、電車タイプのEMUの自強號は珍しい存在のようです。
「斗六」って一体何処じゃ？？というところですが、時刻表によれば彰化より40分ぐらい先の場所みたいですね。
3行目の「高雄 莒光號 10：24」は客車列車なので乗ってみたいところですが、残念ながら海線経由。苗栗には行かないのです。
改札内のコンビニで買物をしたりしていたら、時間ギリギリになってしまい結構焦ります
ホームに降りてすぐに、乗車する列車が到着。
前の人がドアを開けてくれたので続いて乗るとします。
席は7号車14番
値段は271元→800円弱ぐらい。
距離としては約120キロです。
かなり謎な座席の付番方法ですが、見ていたら
（↑高雄方・運転台側）
1・3 4・2
5・7 8・6
9・11 12・10
13・15 16・14
17・19 20・18
（以下略）
この車両は1.3の部分は欠番で座席なし。
のような感じになっている模様。
なので私の席は進行方向右側の窓側。
座席の様子。これもkiyoPP車と同じでテーブルなし。
なんでテーブルないのかな？
電車タイプといえども、走行音は静かで気になりません。
次の台北でどっと人が乗ってきて、周囲を見た感じ概ね満席近い様子。
私の隣の席には、食べ物と飲み物を持った若い女性が来たものの、すぐに後から来たおばさんが「そこは私の席じゃ」のようなことを言って交替してました。
私も何かお菓子とか食べ物を買っておけばよかった・・・朝食べたばかりだけど。
しかし、このJR東日本新幹線式（東北新幹線末端＋秋田新幹線）指定席制度というのもなんとも微妙なような・・。
満席でも乗れはするので「どうしてもこの列車に乗りたい」という時は良いと思うのですが。
板橋を発車して地上区間に出た辺りで睡魔がやってきてウトウトと・・・。
目が覚めたら桃園駅に停車中。
桃園で松山を6分前に出た区間車新竹行を追い越し。
平日の午前中の下りなのに、向こうは妙に混んでいて立っている人が結構いたのが驚き。
しか～し、気が付けばいつの間にか5分遅れ。
この先もそれなりに速度を出したかと思えば妙にゆっくり走ったり、どうも先がつかえているような雰囲気。
新竹の時点で10分遅れに。
特に放送もないので、なんで遅れているのかさっぱり分かりません。
放送があっても多分聞き取れないけど。
車窓を見ていたら蝦釣り場を発見して、「蝦釣りもやってみた～い。面白そう・・・」と思ったりします。
苗栗が近くなって、降りるついでに連結部分の運転席の写真でも撮っておくか・・・と運転室の方に向かったら、車掌さんが現われて
「降りるならこっちはドアが無いから向こうに行きなさい」
的なことを言われて阻止されてしまいました。
「分かってるからほっといてくれ～」という気分ですが、こういう時しゃべれないのはなんとも・・・。
真面目に勉強してこなかった私が悪いとはいえどもですね・・・・
なんとか撮影に成功した運転室
結構狭そうですね。
苗栗では私が乗っていた7号車の人は殆ど下車。
改札が近かったので、もしかしたら苗栗下車の人は7号車にまとめられていたのかも？？
発車風景
側面はスマートな感じ。さすがイタリア生まれ？？
ちなみに私が乗った車両の車番は 50EMC303
前面は結構いかつい感じの顔ですね。
ということで約8分遅れの12時12分頃に苗栗に到着です。
遅れは小田急で慣れているので想定の範囲内
松山から1時間40分でしたが、快適だったのと景色が日本と似ているようで違ったりして新鮮で楽しくて、あっという間ですね。
反対ホームに停車中の客車列車の莒光號
色々写真撮っていたら、若い男性の駅員さんに微笑まれてしまいました。
香港の時みたいに怒られなくて良かった
ホームとしては駅舎側に1面1線（南下用？）と反対側に1面2線（北上用？）の国鉄型2面3線駅風の配置。
自動改札を通らずに有人改札で、例のごとく切符に印を押すジェスチャーを・・・。
自分で証明印を押して切符は持ち帰るとします。
苗栗駅の駅舎
白色でお洒落な感じがいいですね。
日本ならば高原の避暑地（軽井沢とか）にあいそうな雰囲気です。
＜次回に続く＞
10/10/9 18：16
