(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

09年1月長野方面と名古屋の旅(その14・続トランパスで名古屋大回り乗車)

前回から続く

名古屋を出て約70分で犬山まで来ました。
ここで小牧線に乗り換えです。



小牧線用300系の平安通行の電車
小牧線にはこの300系(8編成)の他、ほぼ同じ仕様の名古屋市営地下鉄車の7000形も2編成いるんだとか。
7000系の方は数が少なくあまり走っていないので、なかなか乗れない希少車と聞きます。

小牧原駅の先でピーチライナーの高架線を発見したぐらいで、なんとも単調な小牧線。

終点の一つ手前の上飯田駅で下車します。



上飯田駅には地下鉄仕様と名鉄仕様の2種類の駅名板がありました。

昨日は「飯田駅」に寄って今日は似て非なる「上飯田駅」にいるといのも面白いような・・。
何気に絢香な駅を2つめゲット
しかし大回り中なので改札から外には出れません。

次の平安通までの1駅は「地下鉄上飯田線」ですが、地下鉄といえども15分間隔。
ここから地下鉄方面に乗る人は結構いる感じですが、列車が出てしまうとホームの人影も消え閑散とします。地下鉄の駅とは思えないような静けさ・・・。



終点の平安通駅で名城線右回り(大曽根・本山方面)に乗り換えです。
名古屋地下鉄独特の、このドア横に路線名のシールが貼ってあるのが好きですね。

「(途中止まりなので)大曽根行が来たら嫌だな~」と思っていたら、環状列車が来てラッキー

名古屋地下鉄は、地下鉄といえども10分間隔だったりするので憂鬱です。
田舎者な私は「ホームで長く電車を待ってる」というのが苦手で、10分待ちとかになると「長い」と感じて嫌です。

八事で鶴舞線に乗り換え。
丁度私の乗る赤池方面行の列車は行ったばかり・・・ですが、次の電車は豊田市行でラッキー。

平日日中は1本おきに途中駅の赤池行と豊田市行が交互なので、豊田市行まで行く電車は15分間隔。豊田市行を逃すとロスが大きいのですが、今回は乗り継ぎのタイミングが良くてラッキーです。

ちなみに車両は昨夜に引き続き名鉄100系
しかも今度は「123番」と、夏暑いけど冬は暖かそうな初期車。
でも実際に乗るとそんなに暖かい感じはしないですね・・気休め程度なのか。

赤池駅を出て、地下鉄鶴舞線から名鉄豊田線になると地上に。
ちなみに豊田線に乗るのは万博の際に2Lモリゾー・キッコロと一緒に「三好ヶ丘→黒笹」「豊田市→三好ヶ丘」を乗って以来。
それ以外の「赤池~黒笹間」というか、「鶴舞線の植田~赤池間」も含め乗るのは初めてです。



地上に出るとすぐ高架線で地下鉄の車庫の上を横切ります。
まるで田園都市線の長津田のような感じ。

桜通線の車両がいないか探してしまいますが、見当たらず・・・。



米野木駅を出てしばらくすると広大な愛知池を渡ります。
近くを走る東名高速から見ると池を渡る橋に「名鉄豊田線」と書いてあるのが印象的な場所でもあります。

これだけの自然が残っているのもまた「時間が止まった・・・」だからなのだろうか?と思うと複雑な気分もあります。

さて東名高速を越えると次の黒笹駅に。
黒笹は万博当時、シャトルバス発着地の一つでしたが本数も少なく「知る人ぞ知る」ようなアクセスルートでした。
黒笹から会場は名駅から会場よりも近いので、黒笹シャトルをもっと増便して更にピーク時は赤池止の電車も黒笹まで臨時延長すれば、名駅ルートの混雑緩和に一役買ったんじゃないか?という感も。


豊田線は地下鉄を更に郊外に延長したニュータウン新線であり、名古屋都心と三河の大都市・豊田を結ぶ路線といえると思います。
雰囲気を例えれば「名古屋の田園都市線」というところかもしれません。

しかし、途中の高架駅の狭いホーム。開発途上な造成中の風景。
田園都市線が4両や6両だった時代から「時間が止まった田園都市線」という雰囲気です。

豊田線の駅の中では乗降客数3位を誇り(wikipediaによる)ニュータウン風の駅前風景を擁する三好ヶ丘でさえ、駅に乗客を集積するバス路線は貧弱で「生活路線」という表示が誇らしげでもあり哀愁をも感じるコミュバスだけ。
また多くの駅名が「不動産を売る為の駅名」ではないのが、やはり「田園都市線ではない」ことを実感します。

ちなみに豊田線内には無人駅や時間無人駅もあり、トランパス導入前は車掌が降車客から集札していた。という話も驚きです。
鶴舞線の新型車(3050系)にも、車掌が中間車両でドア開閉が出来るようにドアスイッチや電鈴ボタンが設置されていますが、単に名鉄車両と仕様をあわせるため。ではなく実際に活躍していたというのがなんとも・・・。

さてようやく豊田市に到着。ここで13時15分頃。
名古屋駅から3時間強かかった計算です。
遅くても金山に13時には着けるんじゃないか?なんて思っていた私には大誤算。

次に乗る三河線知立行はすぐの発車です。
しかし車両は6000系
「もしかしたら7700系が来るかも?」と1本待ってみることに。

次の電車まで15分待ちですが、何しろ改札から出れないので待ち時間が暇です。
ホームから駅周辺のビルを見ていると「HOTEL TOYOTA CASTEL」という文字が踊るビルを発見。
「トヨタの城」とは随分でかく出た名前だ・・・と



なんとラッキーなことに、次の電車は7700系
パノラマカーが定期運用から退いた今、7100系とともにパノラマカーの面影を色濃く残す貴重な車両です。



車内の様子。ドア横の座席が1列撤去されて空きスペースになっていました。
それにしても、「名鉄はこういう座席配置好きだなぁ~・・・」と先ほどの6800系に引き続き思います。

今回は前面展望は楽しめませんが「気分だけパノラマカー」という事で運転台直後の2人がけ席に座ります。

知立駅辺りの高架工事が気になるところですが、なんとその前「東海環状道路」と交差する辺りの若林~三河八橋の辺りの高架工事が進行中。
既に高架橋が立っているところや、穴を掘ってその中に高架橋の基礎を作っていたりと工事が進んでいます。
「ここが高架になる時は複線になるのかな?」
というか、不景気に負けず複線で出来て欲しいものです。



三河知立駅の本線の豊橋方面とを結ぶ連絡線跡。

ここの駅は小鉄道を次々合併した名鉄の歴史を感じるような駅でもあります。
しかしあるはず「0キロポスト」は見ることが出来ず。何処だったかな?

ちなみに、知立駅で完成予想のイラスト入り看板を見た以外、全く高架工事の気配もありませんでした。

という事でようやく知立に到着。下車駅金山まではあと一息です。

***
次回に続く

09/2/24 0:15UP
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