横浜港の遊覧船と言えば、山下公園から出る遊覧船が有名ですが、今回乗船したのは「京浜フェリーボート」という新規参入の会社がやっている遊覧船の方に乗ることに。
ワールドポーターズの前の発着場などでPRしていて前から気になっていたのですが、グルーポンでチケットを売っているのを発見。丁度いい機会なのでチケットを買ってみました。
日本大通り駅構内にあった広告看板
「京浜フェリーボート」という会社は元々は通船などをやっている会社の模様。
Webサイトによれば最近では、工場夜景見学遊覧船や羽田空港見学遊覧船、貸切運航などもやっているようです。
みなとみらい線の日本大通駅から海の方に向かって歩き、10分弱ほどで発着場所の「ピア象の鼻」に到着です。
ピア象の鼻の案内看板
平日（月曜休航）と土休日でダイヤが変り、平日4回・土休日5回運航の模様
大人1人1000円ですがグルーポンチケットで1人500円
A4の用紙に印刷したグルーポンチケットを渡して、代りに小さい紙片のチケットを受け取ります。
こちらが今回乗船する遊覧船「ドラゴンボート海龍」
屋根に龍が乗った中華風な船です。
遅い時間の便だと夜景も見れるようですが、今回は日中の14時45分発の便に乗船することに。
平日なのでガラガラかと思いきや出港時間近くになって乗ってくる人がそこそこいて、10～15人ぐらいに。
別の日に撮影した航行中の姿
乗船したところで小さい紙片のチケットを船員の方に渡します。
船員は操舵担当のおじさんと案内係のおばちゃんの2人でなんともアットホームな雰囲気の船です。
船内の写真は撮り忘れてしまいましたが・・・
座席はカフェのような窓に向かうカウンター席＋ソファー席＋外のデッキという構成
遊覧船といえども総トン数19トンの意外に小さい船です。
後方に列車や高速バスのような感じでお手洗いも用意されていました。
さてさて早速出港です。
ピア象の鼻は大桟橋の根元近くにあるので、まずはぐるっと大桟橋を回りこみ山下公園の方に。
氷川丸と山下公園
横浜の旧市街地の辺りは高いビルが少ないので、景色が開けていて綺麗ですね。
ベイブリッジを目指して進みます。
途中で他の船の波跡を横切る際に大きく揺れる箇所が。
波跡といっても、この船よりも小さそうな船だったのにかなり揺れて驚きな・・・。
私達が座った席は操舵室の近くでしたが、見てると船の運転？も面白そうですね。
知人で（旧）4級小型船舶免許を持っている人が何人かいて聞いてみたら、
「車の免許を取るよりもずっと簡単」という話なのでちょっと興味はあるのですが
実技試験もあるらしいのと、お金かかりそうで
さて、ベイブリッジの下をくぐるのかと思いきゃ、くぐらずに引き返します。
横浜最古の灯台という赤灯台の前を通り、横浜駅東口方向に・・。
瑞穂埠頭の巨大風車
瑞穂岸壁は米軍が接収していて、米軍の艦船らしき船の姿も・・・。
みなとみらい地区を海から眺めます。
ぷかり桟橋の鼻先を通過するものの接岸はせず・・・
この時点で15時20分過ぎ
このまま出発時の象の鼻ピアに戻るのかと思いきや
なんとパシフィコ横浜と新港地区を結ぶ国際橋の下をくぐります。
ここは高さがギリギリなので水位が高い時は通れないそうで・・・。
無理やり通って屋根の上の龍の像を折ってしまったこともあったとか
15時25分頃にワールドポーターズの前の「ピア運河パーク」に到着。ここで10分弱ほど停船。
同じ会社で遊覧船の他に、運河パーク～日本丸～象の鼻の水上バス運行も行っているそうで、
ここからは水上バス運行も兼ねるという驚きの運用。
ここで下船する事も出来るそうですが・・・折角なので終点まで乗っていくことにします。
次にランドマークタワーの横の「ピア日本丸」に。
その後、さきほどの国際橋の下を再びくぐり、新港埠頭や赤れんが倉庫を回ります。
新港埠頭の海上保安庁の基地に停泊中の巡視船を眺めつつ、
16時頃に出発地のピア象の鼻に到着して終点です。
なんと1時間15分もの遊覧船の旅？でした。
45分ぐらいだと思っていたので思った異常に長くて乗り手がありました。
これだったら定価の1000円で乗ってもいいかも？と思うぐらいですね。
ちなみにワールドポーターズ前からの水上バス運行で乗ると500円。
遊覧船はホームページから100円引きクーポンが印刷できるので900円になるので、遊覧船で乗った方がお得かも。
ということで横浜港の遊覧船の小旅行？でした。
普段なかなか船に乗る機会がないので、海からの景色を見るのも変化があって楽しいですね。
また乗りたいものです。
2012/3/30 8：34（JST）
＊＊＊
参考サイト・京浜フェリーボート
http://www.keihinferry.co.jp/index.html
