<前回から続く>
windowsタブレットPCのQ584の話の続きです。
Windows10にアップデートしたのでこれから買う人の参考として、また備忘録として状況や手順などを書いておきます。
Q584の最大の特徴の高解像とタッチペンですが、まぁ絵心のない私には今一つ活用できないですね。マウスで書くよりは書きやすいです。
絵を描く用に最初から入っているアプリは「ペイント」だけ。自分でアプリを入れるにしてもストレージ容量が少ないので軽量なものを厳選しないといけない。という中途半端さが気になります。
さてwindows8.1のままではどうも使いづらいのでwindows10にします。
まず最初に念のためにバックアップディスクを作っておきます。
また富士通サイトにWindows10アップグレードの注意事項が載っています
https://www.fmworld.net/biz/fmv/windows10/info/8/tablet/q584h.html
ポータブル用の外付けUSB-DVDプレイヤーを接続します(もちろん別売り)
バックアップディスクを作るにはDVD-Rが合計4枚必要。
トラブル解決ナビ→ドライバディスク→リカバリデータ1→リカバリデータ2の順に作成していたら4枚目のリカバリデータ2を作っている際に原因不明のエラーになり失敗。念のために再起動して作り直しました。
リカバリデータ1・2が作れるのは1回のみだそうです。
失敗を考慮しなければDVD-Rの書き込み8倍速のドライブで約1時間程度
Windows10インストールはクリーンインストールでやりたいので、まず他のパソコン(Thinkpad)でUSBメモリーにWindows10のインストールメディアを作っておきます。インストールメディアの作成は回線速度によると思いますが、かなり時間がかかるので要注意。
本当なのかどうか分かりませんが「16GB以上のUSBメモリを使うと相性問題でインストールが上手くいかない可能性がある」というのを見て、Q584を買った日についでに秋葉原で8GBのUSBメモリを330円(税込)で買っておいたのでそれを使いました。
なおQ584の方の準備として「音量マイナスボタン」と「電源ボタン」を同時に押すとBIOS画面で起動するので、起動順序の1位をUSBHDDにしておきます。
ちなみにBIOSは購入時V1.2でしたが「BIOS書換データ」が提供されていて、2018/3/7版で最新のV1.33が出ているのでこちらもアップデートしておきます。
準備が出来たら、Windows10のインストールメディアのUSBメモリーを挿して、Q584の電源を入れます。windows10インストールの画面になるので、32bit・Windows10pro・カスタム(クリーンインストール)を選択して先に進みます。
ちなみに64bitも試してみましたが、やはりエラーが出て無理でした。
この「windowsのインストール場所を選んでください」の画面で「インストール用に選択されたディスクのパーティションが推奨される順序になっていません」のエラーになってクリーンインストール不可。
色々検索するとパーティションをすべて削除したり「フォーマット」を選択して、一度フォーマットすると良いみたいですが、詳細が不明なのでとりあえず今回はクリーンインストールは諦めてアップグレードでWindows10にすることに方針変更。
windows10インストールメディアを作る時と同じように「MediaCreationTool」を使い今度は「この PC を Windows 10 にアップグレードする」の手順でアップグレード。
windows10の種類は”windows10pro”を選択
例のごとく非常に時間がかかりますが、問題なくアップデート完了。ドライバは適当に再起動していると当たります。
クリーンインストールの際は、オーディオドライバなど別途自分でインストールする必要があるそうですが、その必要はありませんでした。
windows10でも相変わらず使用可能なRAMは2.89GB
残りの約1.11GBは何かの役に立っているのでしょうか??
設計段階では64bitの予定だったのが何らかの理由で断念したのでしょうか
ストレージの空き容量は14.8GB
”Libreoffice””chromeブラウザ""J-trim"込み
空き容量に余裕がないですが、データ類はクラウドを活用して、極力データを置かない、もしくはmicroSDカードに保存する形にしてCドライブは使わない方針です。
とりあえずこの状態で使って、また気が向いたらクリーンインストールに挑戦しようと思います。
<次回に続く>
2019/12/19 22:54(JST)