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2010年9月台湾の旅(その21・小碧潭支線に寄り道)

前回から続く

さて新店駅からMRTに乗っていよいよ目的地の淡水に・・と行きたいところですが、寄り道ついでに2つ先の七張駅で降ります。
この機会なので、七張から出ている一駅のみの支線・小碧潭支線にも乗ってみることに。
話によると車両基地への出入庫線を客扱いしたもので、千代田線の北綾瀬支線のようなイメージでしょうか?



七張駅の様子
分岐駅ですがホームは2面2線の単なる中間駅のような構造。
小碧潭行が発車する反対側の新店方面のホームに移動します。



案内掲示
「新店行と小碧潭行が来るので行先表示に注意してね」のような意の文章が書いてあります。



小碧潭線は3両編成でホームの新店寄りに寄せて停車。
知らずに後の方から走ってくる人が多数・・・。

始発駅ですが停車時間は短くあっという間に発車



車内の様子
これは運転台直後の部分
香港MTRと同じく前面展望は全く不可。
中央の扉は非常口となっていて、非常時の開け方が掲出されています。

営団6000・7000・8000系は正面に開けばそのまま階段になる非常口が設置されていますが、それ以上に幅が広い
日本の地下線乗り入れ車両の前面非常口より明らかに幅が広いです。

地下線走行時の安全基準に関する法規制が、日本よりも厳しいのでしょうか?気になるところです。

のんびり目に走り、車庫への出入庫せんと分かれて高架線に出て程なくして小碧潭に到着。
所要3~4分といったところ。



小碧潭駅にて。
幅が広~い、1面1線ホームです。

七張と同じく停車時間は短くあっという間に折り返して発車。
折り返し駅とは思えない停車時間の短さです。
運転士は前後両側に乗っている様子です。



柱の上に花びらのような飾りがついていて、デザインを考えている風ですね。
観葉植物のようなのがいくつも置いてあって和やかな雰囲気です。



なんと時刻表を発見
左が平日・右が土休日
10分に1本程度の小南門線でも時刻表が見当たりませんでしたが、さすがにこの本数になると時刻表が掲出されるのでしょうか?

平日は朝が11~12分間隔。で日中は16分間隔・土休日は日中14~16分間隔といったところ。
七張駅でホームを共用している新店線のダイヤがどうなっているのか気になりますね。

せっかく来たので・・・と次の電車まで15分近くあって暇なので、改札を出て外に出てみるとします。
高架駅でしたが外に出ると人工地盤のようになっています。



地図としては車両基地の隣のはずですが、建設中のマンションなどが見えるだけで、車両基地の姿はなし。
次の列車で戻るとします。

七張駅に到着する直前に車内の照明が減光されて薄暗くなります。

到着してホームに降りるとすぐに発車。終点駅とは思えない停車時間の短さです。
ドアが閉まると車内の照明がまた点きました。
どうやら「当駅どまりで乗れない」ことをアピールする為に照明を減光した模様。

発車すると台北方面に引き上げて行きました。
配線図としては上下線間に両Y線型の引上げ線があるので、そこで折り返していると思われます。

七張からは同じホームで淡水行に乗換え。
地上区間を考えるとクロス席の部分に座りたいですが、残念ながら既に埋まっているので車端の3人掛けロング席に座ります。
この辺りは未乗区間ですが1駅過ぎた辺りでうとうとと寝てしまい、次に起きたら「中正紀念堂」でした。
中心部近くになって立ち客も増えてきました。台北車站ではやはり入れ替わりが多い・・

地下線内でも携帯電話の電波が通じる上に、日本と違い車内での通話も禁止されていないので車内で電話している人も結構います。
隣の人が「喂~」(もしもしの意)と電話に出ているのが、なんか寝起きの声みたいで可愛いような

ポスター等の掲示では「通話は小さな声で手短に」ということになっているようですが、つい日本の感覚で口を手で押さえて話すと、かえって妙に思われるような感が・・。

民権西路駅を出て高架線に。
士林から先に乗るのは初めて
高架区間の駅は基本的にどこも設計が似ているようで、1面2線の島式ホーム。
割とカーブが多いのと駅間距離が短い感じで、あまり速度を出していないようです。
雰囲気としては三田線や東山線の高架区間と似ているかな?という感じ。
沿線は中層のビルや集合住宅が多い様子。

淡水方面の路線はかっては台湾鉄道のローカル線だったのを廃止してMRTに置き換えたそうですが、地上区間が長いことを除けば、それらしき面影はあまり感じられません。

奇岩駅を出て、左側の台北車站方面行の線路が上を乗り越えて、気がつけば北投駅の一番左側のホームに到着。

ここで下車。またまた寄り道をするとしてます。


次回に続く

2010/11/10 10:00
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