さて淡水に行く途中ですが、台北MRT随一？の規模を誇る北投駅に。
ここでまたまた途中下車して撮影と見物をするとします。
ここは噂には聞いていた。というか前に配線図を見た時から気になっていて、是非来たいと思っていたのです。
駅名標のようなもの。
「淡水→」と書いてありますが次駅名ではなく行先。
北投駅のホームは新習志野型3面4線と壮大な構造
淡水に向かって左から
1月台（1番線） 淡水行
2月台（2番線） 北投～南勢角系統の折り返し
3月台（3番線） 新店行
4月台（4番線） 新北投支線用
という構成。
台北車站方面は同一平面のホームから発車ですが、北投行で着いてしまうと淡水方面に行くには階段を使って乗換えになります。
出入庫列車の運転系統がどうなっているのか気になるところですが・・・。
配線が分かる業務用の掲示を発見。
線が薄くて見づらい場所がありますが・
右のR25の駅が奇岩。中央のR26が北投、左上R27が新北投。左下が車両基地だと思います。
こういう写真を派手に撮ってると香港の時みたいに怒られそうな悪寒がするので、1人だとはいえちょっとドキドキですね。
ホーム間の連絡通路？
ちょっと面白い構造ですね。
1番線～4番線の移動には、ちょっと降りてちょっと上がってX2の繰り返しですが・・・。
ここに限らず台北MRTでは行先駅で乗場などを案内していることが多いので、自分の乗りたい路線・方面の行先駅を把握しておいた方が乗換などの際に迷わないで済むと思います。
2月台（２番線）に停車中の南勢角系統の列車。
ここでなら編成写真風に取れますね。
書物によればC301とかC371とかいくつか形式があるらしいのですが、よく分かりません。
ちなみに先頭車の車番は1307
こちらは新北投線用の車両。3両編成
前面の窓以外完全にラッピングされています。
新北投線車両と言えば、以前にWebサイトや雑誌の写真で見た、６両編成を真ん中でぶった切って運転台を付けて、前面に「新北投列車」と大書きしている113系3800番台もビックリな車両の印象が強く是非見てみたかったものです。
残念ながら車両が置き換わってしまったようですね。
どうしょうか迷いましたが、寄り道ついでと折角の機会なので新北投支線にも乗ってみるとします。
北投駅の新北投行の時刻表
平日朝夕は7分間隔・それ以外は概ね10分間隔の模様
ちなみに新北投駅にも時刻表がありました。
車内もラッピングが凄い
森のような雰囲気になっているモリ。
座席の代わりにモニター画面が設置されていて、イメージ映像のようなものが放映されています。
北投駅を出てずっと徐行で高架線を走行。
複線区間ですが片側（新北投に向かって右側）の線路のみを使っている模様。
徐行でゆっくりゆっくり走って次駅が終点の新北投。
一駅の支線という点では小碧潭線と同じですが、こちらはMRTになる前の鉄道線だった時代からあるそうです。
新北投駅ではまたまたあっという間に折り返し。
折り返し時間を極限まで削って、なんとか1編成で10分間隔で走らせている様子。
それにしても小碧潭と同じく、折り返し駅とは思えない停車時間の短さ。
新宿や小田原でも発車時間になって、折り返しの電車が到着することに時々遭遇しますが・・。
もう片方の線路はレールが錆びていて使っているような形跡がないですが、7分間隔の時はどうしているのか気になります。
運転速度を上げているのかな？
新北投駅の入口付近。
ホームは6両対応ぽい感じの1面2線と本線と変らない様子でしたが、改札付近は静かな雰囲気です。
新北投支線は騒音が問題になっていて、対策としてリニモ導入の話があったようです。
万博直後の頃に日本の新聞報道にも出ましたが、その後の話は残念ながら聞きません。
一方で他のMRTの新線でリニモが採用される。という噂話もあるようですが詳細は全く不明です。
それにしてもリニモ第9編成は何処にいったのでしょうね？
台湾にいるという噂も聞くのですが・・。
駅前の案内板
新北投駅周辺は北投温泉という台湾でも有名な温泉地の一つらしいです。
「地熱谷」ってちょっと気になりますね。大涌谷みたいに下から蒸気がモクモクしているような場所？？
既に14時過ぎなので早々に折り返して先を急ぐことに。
北投駅に戻り再び淡水行に乗換えるとします。
＜次回に続く＞
2010/11/11 23：40
