さて、プロの手により完璧なメイクを施されて気分がよい。というか気持ちが大きくなった私はここでMRTの駅構内を色々と撮影することに。
丁度いい事に人が少なくガラガラ。
(この写真は朝撮影)
吹き抜けの奥側の通路は改札内
この写真を撮っている吹き抜け手前側の通路は改札外
改札口は両端
大阪地下鉄の初期開業区間をイメージするような構造ですね。
私はこういう開放感のある構造は好きです。
この設計は板南線(淡水線系統も?)の駅の基本設計なのか、他でもよく見かけました。
車両の前面は結構ゴツい印象を受けますね。
前面に行先表示機がないのは意外な気も?
ちなみに右側通行運転で第3軌条方式です。
ドア閉め時の様子
ワンマン運転の模様で運転士がホームに降りてモニターを確認してドア扱いをしていました。
この写真を撮っていたら、運転士が突然「ピッピッ」と笛を吹きだして
「やばい私か!」
と前に香港で駅構内で派手に撮影していたら係員に注意された経験が脳裏に浮かびましたが、黄色線の外側を歩いている人への注意でした。
乗降駅可能が指定されているようですが、自転車持ち込みも可能な模様
これがそのモニター画面
ホーム上には「夜間婦女候車区」というエリアが設けられています。
このエリアはTVカメラで常時監視されているそうです。
「婦女」という名称ですが「女性専用」ということではなく、男性も利用できる模様。
ニューヨークの地下鉄での類似の制度を参考にしたとか。
集中管理無人駅が増えている日本の鉄道でも見習うべきシステムですが、
日本の鉄道事業者は乗客の安全よりも「無賃乗車されたらどうしょう」とか「改札機壊されたらどうしよう」の方に関心があると思われるので、実現性は低いかもしれませんね。
ホームの照明の明るさは東京メトロ等の地下駅と同じぐらい?
特に違和感は感じませんでした。
ホーム上の様子
携帯電話の利用マナーを呼びかけるポスター。
小さな声で/手短に/メールも使いましょう
といったところ??
基本的に地下線の駅間も電波が届いていて、普通に携帯電話が使えるようです。
また、列車内には「博愛座」なる優先席のようなものもあり、見た感じでは日本以上に徹底されている様子でした。
運営事業者の英語名称としては「metro Taipei」のようで、案内掲示や路線図などでこの表記を見かけました。
ちなみに駅構内・列車内での飲食は禁止されています。
どこからを駅構内とするかは明確に定義されているようで、改札の手前に線が引いてありました。
案内表示など全体的な感触としては、開業年度が新しい(1996年)だけあって、東京などの地下鉄よりも利用しやすく進んでる感じがしますね。
明確な終日の時刻表が掲出されていない。という点は除きますが・・。
<次回に続く>
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